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四章 因縁の者達

Ⅵ 和解

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 翌朝、ジェイクは馬車に乗りガデアへ向かった。馭者はシャールが務めている。
 ふと空を見上げて異変に気づいた。
「なあ、この辺って結界の外だから青空じゃなかった筈だよな」
 空は見渡す限り青空と、冬独特の灰色寄りの雲が点在している。気温も冷ややかで、馬車に乗る前に渡された防寒着が有り難い。
「ガデア着いたら色々話があるから、そんときに詳しく話すが、今言えることはバルブライン王国の魔力壁が消し飛んだ」
「はぁ!? 結構な異変だな。大丈夫なのかよ」
「今のところ大きな危険はない。むしろパルドが減って少しだけ安全になった。魔獣も増えたが雑魚ばかりだ。色々情報集まってるから頭痛めんなよ」
 これから復興に躍起になるのは分かる。しかし今のジェイクの心情では身の振りに迷いもある。
「ちょいと寄り道するぞ」
 馬車が左に曲がり、異変が解消しきれていない荒野へと辿り着いた。
 そこにはミゼルが岩に腰掛けて待っていた。
「ちゃんと謝れよ。色々面倒かけたんだからな」
 言うだけで馬車から降りようとしない。”ここからは一人でどうにかしろ”と言っているようだ。


 憤っていたジェイクは無我夢中でミゼルに斬りかかっていたのを思いだし、かなり気まずい。
 何度か殴られることは覚悟した。
 ジェイクに気づきミゼルも立ち上がった。
 ある程度近づいたところでジェイクは動揺するも、ミゼルは真剣な顔のままである。

「あー、よう。……なんかすまなかった。色々面倒ばかりかけて」
 返事はなく表情も変わらない。
「全面的に俺が悪いと思ってる。だから、お前の気の済むまで俺を殴れ!」
 ベルメアとラドーリオは静かに現われ、二人から距離を置いた。
 覚悟した表情でジェイクが構えると、ミゼルは傍に置いてある木の棒を一本投げた。
 意図が分からずジェイクが掴むと、ミゼルは別の木の棒を持ち、勢いよく攻めてきた。

「――おわぁ!?」咄嗟にミゼルの攻撃を受け止めた。
 力が強いのに棒は折れない。おそらく特殊な素材か力が施されているのだと直感で察した。
「何しやがる!」
「問答無用!」
 再びミゼルは斬りかかるも、ジェイクは受け止めてあしらい、避けて距離をとる防戦一方であった。
 一撃一撃が重く、力強く、身体に受けるとかなりの傷を負う。おそらくだが骨折は免れないと読める。
「おい、洒落になんねぇぞ!」
 何度か斬り合いが続き、互いに少し呼吸を乱して距離をとる。

「おい、これがお前の仕返しかぁ!」
 ジェイクが再び構え、今度は相手の木の棒を折る意味で魔力を纏わせる。
 ジッと見ていたミゼルは、途端に構えを解き、木の棒を余所へ捨てた。
「見事。ここまで極端に変化するとは驚いた」
 いつもの暢気な様子からジェイクの緊張が解けた。
「……へ?」
「いや、すまん。お前の容態を知るにはこれが一番と思ってね」
 試された事でモヤモヤした気持ちが消し飛び、苛立って木の棒を遠くに投げた。
「悪ふざけも大概にしろ!」
「私とて剣術に励んで身の上だ、相手の力量を測り加減するぐらいはできるさ。それよりもお前は気づいているのか?」
「何を」
「受肉した状態で私と対峙出来るまでになっている」
「そりゃ、お前の読み通りだろ」
「しかも烙印無しで、だ」

 驚き黙るも、間もなくミゼルの意図に気づいた。
 烙印を備えた状態で今まではようやく戦えたが、今はそのままの状態・・・・・・・で戦えて疲労も弱い。

「私の読みではベルメア様が目覚めるとお前の力は戻ると言った。烙印は私が全て壊したから、今は正真正銘お前本来の実力だ。受肉体で始めて烙印を使った時は以前のお前以上の力を発揮していたな」
「じゃあ、これで烙印を使えば」
「さらに強くなるだろう」
 特別加護もある。
 受肉体で強くもなってる。
 烙印を使えばさらに強く。

 嬉しくもあり、同時に恐ろしい。

「……俺、烙印を使っていいのか?」
「それはお前の好きにしろ。ただ、戦いから抜ける事は私が許さんよ。なにより出来んがな」
「え?」
「ここへ来た時、私への後ろめたさと、おそらくはこのまま戦いに身を投じようか迷っている様子だった」
「そんな事まで読めるのかよ」
「まさか。前もってベルメア様に聞いたのだよ」

 二柱の守護神はソローッとジェイクから離れる。
 ベルメアが目覚めたのは昨日。ミゼルと会うなら「飛び回りたい」と言った時に報告されていた。
 展開を読んだジェイクはベルメアへ目を向けると、目を逸らされた。

「お前の不安は昨日聞いたが、ベルメア様の異変以降の話を聞いたのはお前が眠っている時だ」
「はぁ!? そんな前から目覚めてたのか」
 つまり、ジェイクがベルメアと話をしたとき、演技でベルメアは寝ていた事になる。
「だ、だって、あんた寝てたし、どうしようか迷ってる時はミゼルに聞いた方が的確じゃない。あんたが目覚めてあたしが「おはよう」とか言える雰囲気でもなかったし。けっこう落ち込んだ人に合わせるとか大変なんだからね!」
 気を遣わせた為の行動。ジェイクは何も言い返せなかった。
「ジェイク、傷心で憂鬱な所悪いが、お前に安息はないよ」
「なんで言い切れる」
「端的に言うなら世界の状況が変わった。魔獣やパルド程度ならどうにか皆で徒党を組んでやり過ごせるだろうが、それだけでは済まんだろうな。各地で様々な争いが起きているのだよ」

 ガーディアンの争奪戦が頭に浮かんだ。

「戦争か? 俺等の取り合いとか」
「いや、その話は聞かないな。だが何もしなければ戦争になる可能性は大いにある。しかも後にはゾアの災禍が待ち構えている。今よりもっと酷くなるだろう。そんなときに平凡な暮らしを過ごせると思うか? 死ではない戦線離脱の転生者に待ち構えていることなど、力があるのに何も出来ないもどかしさに打ちひしがれる悲劇しかないのだよ」
 極論のように聞こえるが、素直に納得する。
「私に対して申し訳ない気持ちがあれば、これからも協力して頂きたい。それでチャラにしてやろう」
 悩むことすら馬鹿馬鹿しくなった。
 モヤモヤした気持ちが払拭され、十分な休息を得た後のように爽快な気分となった。
「ケッ。どうせこれからも面白おかしく立ち回るであろう奴に、んな事思うか!」
 強がり、表情も態度も戻った。いつものジェイクに。
「残念。しおらしいジェイク殿が消えてしまった。もう少し共に過ごしたかったのだが」
「やかましい! 敬称付けんな」ミゼルを指さす。「それとお前、とっくの昔に受肉してただろ」

 嬉しくなったのか、ミゼルの口元が緩む。

「おっとぉ! 唐突な。な、何を根拠にぃぃ」
 わざとらしい驚きの反応。演技だと分かる。
「昨日今日で色々聞いてな。そん中でどうも腑に落ちんことがあった。いくらお前が強かろうが六星騎士殺しの転生者には敵わんだろ。前に一戦交えた俺が見ても、今のお前とは明らかな実力差だ。奴と張り合えるってぇ事は、お前は特別加護で凌いだってことだからな」
「まいった。受肉して推察力が増したのではないか?」
 ジェイクがいつから受肉したかを聞くも、惚けて教えようとしないが、ラドーリオが”最初の査定の時”と答える。
 あまりにも序盤で受肉した事に驚くも、ステータスボードで見られた時の事はどう説明するかを求めた。
 ラドーリオの説明では、共振の応用でステータスボードに嘘情報を記したとされる。
 何もかもが秘密ばかりであったが、これで最初に情報を読まれた時に同じ世界の住人同士でないと判明する。
「お前、秘密ばっかだな! 他に隠してる事あったらさっさと吐け!」
「おいおい、無理やり秘密を聞くのはけしからんぞ。うら若き乙女をむさぼろうとする野蛮人のようではないか」
「気持ち悪い表現止めろ! 気でも狂ってんのか!」
「ははは、冗談はさておき。これは本心だが、私の秘密には事情があるのだ。開示出来ない理由があると察してくれ。だがこれだけは話しておこう、まだ憶測の域を出ないが」
「なんだ?」
「この世界の烙印は、業魔の烙印とは似て非なるものだ」

 冗談でも嘘でもない。表情から判断出来る。

「一緒じゃねぇって言い切れる理由はなんだ?」
「業魔の烙印は生物の命を素材にした力だ。しかしこの世界では野獣でも人間でもパルドでもない。なぜか魔獣限定なのだ。これは業魔の烙印を作る際の法則を完全に無視している」
「お前、この世界の人間を殺して調べたのか」
「以前錯乱した奴に襲われ、やむなく殺した人間だ。死に瀕したまともな人間を見ても烙印の気配はなかった。安心しろ、この世界で私は研究のために人を殺さんよ」
 安堵したところで話は続いた。
「烙印もそうだが、転生者としての諸々の決まり事もそうだ。レベル、ステータスボード、制限がかかり数値化された身体、そして無理は出来るし受肉すれば概念は取り払われる決まり。呼び名にしても守護神からは転生者、この世界の住人からはガーディアン。あらゆる面で杜撰さが目立ち過ぎる」
「なんか意味でもあるのか?」

 ベルメアとラドーリオは知らない態度をとる。

「おそらく我々の想像を絶する大きな力が働いているのだろう。私はこの条件が何か、そう思わせたいという意図があるように思えてならないのだ」
「誰にだ?」
「皆目見当もつかんよ。ただ、”混乱させる”というのも試練の一環なのかもしれん。と、まあ、私の秘密などこういった、どうしようもなく途方もないものばかりだ。あまり深く追求など考えない方がお前の頭のためだ」
 確かに、すでにジェイクは頭が痛い。
「わーったよ。小難しいのはおまえに任せる」
「任せてくれ。ああそれと、この機会にお前の悩みを一つ解消してやろう」
「なんだよ」
「私はお前を裏切らない。言っただろ、私は私の願いを成就する為に戦うと。どうしてもお前の協力は必要不可欠だ。戦力にしろ、加護にしろ、お前を失えばこの試練は乗り越えることが出来ん」
「は、力だけかよ」
 やや力ない返答に、ミゼルは怪訝な表情となり半歩下がる。
「すまん。お前とはそういった、恋仲のような関係には……」
「俺は男好きじゃねぇ! 気色悪いから二度と言うな!」
「ははは。これからも私は私の行動を優先させてもらうよ」

 冗談交じりで話すも、どうしてもミゼルの願望が気になってしまう。
「……ミゼル、俺には全く理解できねぇが、本当にあれがお前の願いなのか?」
 真剣な顔で返される。
「ああ。私はそれ以外に変える気はないよ。たとえお前の叶えたい願いが多くの人を救いたいとあっても、願望成就の権利が私の手の中にあるなら諦めて頂こう」
「なら、俺も俺の願いを叶える為にお前を利用するぞ。この先、お前と争う事になってもだ」
「いいだろう。で、お前の願いは何なのだ? 私は打ち明けたのだから教えてくれてもいいだろ」

 話の流れで口にしようとするも黙ってしまう。
 今にして気づいた。何一つ考えていなかったと。
「まさか、何も考えて」
「いや違う! 元々あったぞ。バッシュと戦って勝つとか」
「しかしこの世界にいる時点、お前の頑張り次第で叶うだろ」
「そ、そうだ。けど、多分、考えれば……」
 二人が雑談で無駄な時間を食っていると読んで痺れを切らせたシャールが叫ぶ。
「おーい! 終わったんならさっさと行くぞぉ!」
「戻ろう」と告げてミゼルは歩いた。
「時間はまだある。しっかり考えるといい」
 忠告しながら横を通り過ぎた。
「言われるまでも」
「ああ、それと、だ」
 突然ミゼルが立ち止まった。
「一つ言い忘れた」
「ああ?」
 振り向かずにミゼルは「昨日はすまなかった」と告げて再び歩く。
 ジェイクは気恥ずかしくなるも、「おう」と返し、後に続いた。
 心に燻る不快な気持ちが晴れ、ジェイクはガーディアンとしての試練に立ち向かう。

 だが彼らはまだ知るよしもない。バルブライン王国にて起きた異変は、これから起きる壮大な変化の序章にすぎないことを。
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