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二章 人間の魔女
Ⅱ 意外な協力者
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【作戦会議所】と名札が張られた家屋の中へ入ると、そこには広間と個室が二つあるだけの簡単な作りであった。尚、個室はほぼ物置だ。
部屋の中央に長机を四つ合わせて”田の字”に。術に関する模様や紋章が描かれた書類や、長文の書類が合計十枚並べられ、壁には八枚の紙が鋲で留められている。
「来たな。適当に座ってくれ」
シャールの指示に従い、ノーマとジェイクは空いている席に腰掛けた。
どこか、いつものシャールより気が張っている印象をジェイクは感じた。
部屋には既にバーレミシアとマッド、それ以外に男性三名、女性二名がいる。
今回の招集会議の議題は、”町を護る結界の問題”と、”禁術についての新情報”と、”情報主からの要望”である。
「結界についてだが、俺よりノーマに説明してもらう。そのほうが分かりやすくて早い」
言われると、ノーマがシャールの横へ向かった。
会議を仕切る様子から、さっきまでの印象が杞憂であったとジェイクは感じた。
代表者九名の畏まった場での説明だが、ノーマに緊張感はない。いつも通り平然としている。
結界は既に消耗が激しく、二十日保てば良いところと説明される。
張り直しには、一度完全に解消し、五日放置して再び張り直さなければならない。しかし結界を解けば、これ見よがしに人形の化け物や魔獣に襲われ、丸一日堪えることさえ困難となる。
「解いてすぐに張り直すのは無理なのか?」
ジェイクが手を挙げて意見する。
「この結界はその土地の魔力と神性、つまり根付いてる信仰の力を利用してるからね。いうなれば、土地に浸透してる魔力を消費し続けてるってことだ。”結界が切れる”ってのは、水瓶に入った水を飲み干したと考えれば分かりやすいだろ。それで、土地の魔力貯まるまで早くて三日。万全な結界にするには五日は欲しい。欲を言えば十日だが、そうも言ってられないからねぇ」
二十日保った前提でジェイクは考える。それまでに身体を鍛え抜き、人形の化け物を退治出来る状態にしておかなければならない。しかし事はもっと複雑である。ジェイクが万全でも戦える人間が足りなさすぎるのが問題であった。
「けどどうするんだ? 結界を張り直すってことは、ノーマさんはそれにつきっきりだろうし、他の術師もそうなる。見回りを増やすにしても、魔獣一匹で手一杯の連中ばかりだぞ」
真っ当な住民の意見に答える形でシャールがノーマと代わる。
「解決の糸口、になるかは分からんが、重要な話がある。バルブライン王国全体ってのは無理だが、今俺達が居るこの土地に掛かる禁術を緩和できる可能性が出てきた」
住民代表達はざわついた。
既に訊いているのだろう、バーレミシアとマッドは微塵たりとも表情に変化がなかった。
「それで、どうすればいいのですか?」
「町の東にある【リシャの泉】。あそこが禁術に必要な楔の一端を担ってるって話だ。その原因を解消すると均衡の一部が崩れ、この辺一帯は泉の神性が増すって訳だ。分かってると思うが、これは結界の外に出ないとならん。既にバレとマッドには伝えてる。危険な遠征だし生きて帰れる保証も無い。皆にはもしもの時を考えて貰いたい」
つまり、遠征が失敗に至った場合、居住に危機が生じる。
住民代表達が辛辣な表情になる中、またもジェイクが手を上げた。
「まるで降って湧いたような情報だな。土地勘あって、ノーマがいるなら、そういった情報は前もって分かってたんじゃねぇのか? どうして今更」
ジェイクが受肉する前なら役に立てると思い、妙に歯がゆくある。
答えたのはシャールだった。
「俺もそうだがノーマも知らなかった。というより、禁術に関する情報ってのがなさすぎてな」
ノーマが代わって補足する。
「禁術の情報は殆どが王族か、代々王に仕えた信頼の厚い貴族とかが握っている。そして表に出ないように管理するって決まりらしい。まあ、こうやって公になってるから、その取り決め自体、真偽は定かじゃないんだけどな。つまりは、だ。バーデラにいる誰であれ、禁術の情報をこれっぽっちも知らないのさ。危険な術って事で、命を失うだろうって憶測程度ぐらいだ」
「じゃあ、尚更なんで情報が入った?」
シャールが再び説明する。
「バーデラ同様に、北西の街で結界を張っている避難街、ガデアってとこがあってな。そこに少しだが禁術の情報を知る人物が居る。つい先日、伝令役の人物がバーデラ近くの廃村に居て、そこで話を聞いた。正直、その情報も嘘か本当かは分からないが、ガデアの代表者が提示する条件と、代表者の書状とかを見せて貰った。ついでに伝令役がどういった存在かを、つーか、これが決め手だったな。嘘ではないだろうって事で受け入れた」
ノーマは個室の扉まで向かった。
「ガデアの代表代理を紹介するよ」
戸をノックすると、部屋から出てきた男性を見てジェイクは驚いた。
「お前、ミゼル!」
ジェイクに反し、ミゼルの驚きようは浅い。
「おや? これはこれは奇遇じゃないか騎士団長殿」
「二人は知り合いで?」住民の男性が訊く。
「とある港町に現われた化け物退治の際に。熾烈極まる戦場を、共に背を預け生き抜いた信頼し合う仲間だよ」
「そこまで仲良くねぇ! 信頼ってのも」
バーレミシアが手を叩いた。
「それで充分。言いたいことは分かった。シャル兄、こっちの積もる話は後にして先を進めねぇか?」
「そうだな。ガーディアン同士の語らいは後で」
ジェイクが言い返そうにも、住民達はミゼルがガーディアンと知るや、期待の言葉を漏らしてざわつく。
「紹介が遅れた。ミゼル=ウォード殿。見た目は風変わりな異国の衣装だが、ガーディアンでやり手の剣士だ。リシャの泉の件も協力してくれる」
住民代表達は歓喜して拍手する。
「初めまして。紹介にあずかった通り、そこのジェイク殿同様、私もガーディアンだ。旅のさながら」
ジェイクは訊きたいことがあり、手を挙げる。
「失礼。どうせ私個人に対する事だろうが、それは後にしてくれると有り難い。説明が山積みでね」
住民代表達の目線に気圧され、ジェイクは黙って手を下ろした。
「続けよう。ガデアに立ち寄った私は、”ある御仁”から禁術に関する情報を賜り、”この町に六星騎士殿がいるので協力を要請したい”と頼まれたのだ。一部の禁術に関する情報を手土産としてこの地に訪れたら、なにやら結界が寿命らしく、早速禁術の情報が役にたった次第なのだよ」
バーレミシアが手を挙げた。
「そっちの見返りはなんだい? シャル兄達が信用するってんだから、それなりのもんだとは思うけど」
「条件は三つ。一つ目は結界の張り替え後、ガデアと協力関係を結び、結界の範囲を広げ繋げて欲しい」
ガデアまではかなりの距離を有しており、大人の足でも一日はかかる。
「二つ目は食料が尽きそうなので分けて欲しいとの事」
しかし、町の保存食も少ない。
「三つ目、バーデラの戦力を此方も利用したい。だ」
それは、今居る町の存続危機にも匹敵する条件でもあり、住民代表達は不安の面持ちでざわつきだした。
ジェイクは力強い目つきで手を挙げると、誰かが何かを言う前に「その条件についての大事な意見だ」と念押しした。
「なんだね? 我が戦友よ」
「やかましい!」
仕切り直しとばかりに咳払いする。
「聞いてりゃ、体の良い領土拡張と戦力吸収だ。禁術の情報を知ってるってことはそれなりに良いとこの奴で、自分を護ってくれ、ってのが本心だろ。腹が見え透いてやがるぞ」
「見事な推察だ。ではなぜシャール殿は受け入れてくれたと思う?」
「背に腹はかえられないって所か? こっちはすぐに手を打たなきゃならん立場だ。そっちも食糧危機と、周りの敵が強くなったんで”戦力強化を最優先に”って所だろ。話が進めばバーデラの住民を全員ガデアへ引っ越しさせるって考えられる」
ジェイクの推察を素直に信じる者は多く、賛同の声が上がる。
「全く同じ意見をシャール殿とそちらのマッド殿から聞いたよ」
つまり、その推察が核心では無く、ジェイクは少し恥ずかしくなる。
「確かに食料調達は必須だ。いや、生産力を上げたいというのが腹なのだろうな。言ったはずだよ、”この町とガデアを結界で繋げたい”と。つまり、必要なのは人材、土地、そして『神性』だ。少々欲張りで大掛かりな行動だが、それでガデアの結界が日持ちすればそれでいい。その間、禁術の力を解消する作業に移れるというものだ」
バーレミシアが手を挙げた。
「ジェイクの肩もつ形になるけど、神性と人材目当てに禁術解消が最優先だから協力しようって。聞こえ良すぎだろ。その"ある方"ってのは、王族か? 良い顔してこっちが寄ったら手のひら返しで奴隷扱いとか勘弁願いたいんだけど」
「いや、彼はそういった人じゃないだろうね。酷く前国王を憎んでいるし、なにより名誉を傷つけられているからね。誰よりも禁術解消を願う御仁だ」
「誰? 禁術解消は誰でも願ってるだろうし、前国王を酷く憎むなんてザラにいすぎるよ」
ミゼルは一呼吸分、間を置いて告げた。
「アードラ=クリュード。ディルシア=オー=バルブラインの弟であり、禁術を発動させたと汚名を着せられた人物だよ」
一同、絶句した。
部屋の中央に長机を四つ合わせて”田の字”に。術に関する模様や紋章が描かれた書類や、長文の書類が合計十枚並べられ、壁には八枚の紙が鋲で留められている。
「来たな。適当に座ってくれ」
シャールの指示に従い、ノーマとジェイクは空いている席に腰掛けた。
どこか、いつものシャールより気が張っている印象をジェイクは感じた。
部屋には既にバーレミシアとマッド、それ以外に男性三名、女性二名がいる。
今回の招集会議の議題は、”町を護る結界の問題”と、”禁術についての新情報”と、”情報主からの要望”である。
「結界についてだが、俺よりノーマに説明してもらう。そのほうが分かりやすくて早い」
言われると、ノーマがシャールの横へ向かった。
会議を仕切る様子から、さっきまでの印象が杞憂であったとジェイクは感じた。
代表者九名の畏まった場での説明だが、ノーマに緊張感はない。いつも通り平然としている。
結界は既に消耗が激しく、二十日保てば良いところと説明される。
張り直しには、一度完全に解消し、五日放置して再び張り直さなければならない。しかし結界を解けば、これ見よがしに人形の化け物や魔獣に襲われ、丸一日堪えることさえ困難となる。
「解いてすぐに張り直すのは無理なのか?」
ジェイクが手を挙げて意見する。
「この結界はその土地の魔力と神性、つまり根付いてる信仰の力を利用してるからね。いうなれば、土地に浸透してる魔力を消費し続けてるってことだ。”結界が切れる”ってのは、水瓶に入った水を飲み干したと考えれば分かりやすいだろ。それで、土地の魔力貯まるまで早くて三日。万全な結界にするには五日は欲しい。欲を言えば十日だが、そうも言ってられないからねぇ」
二十日保った前提でジェイクは考える。それまでに身体を鍛え抜き、人形の化け物を退治出来る状態にしておかなければならない。しかし事はもっと複雑である。ジェイクが万全でも戦える人間が足りなさすぎるのが問題であった。
「けどどうするんだ? 結界を張り直すってことは、ノーマさんはそれにつきっきりだろうし、他の術師もそうなる。見回りを増やすにしても、魔獣一匹で手一杯の連中ばかりだぞ」
真っ当な住民の意見に答える形でシャールがノーマと代わる。
「解決の糸口、になるかは分からんが、重要な話がある。バルブライン王国全体ってのは無理だが、今俺達が居るこの土地に掛かる禁術を緩和できる可能性が出てきた」
住民代表達はざわついた。
既に訊いているのだろう、バーレミシアとマッドは微塵たりとも表情に変化がなかった。
「それで、どうすればいいのですか?」
「町の東にある【リシャの泉】。あそこが禁術に必要な楔の一端を担ってるって話だ。その原因を解消すると均衡の一部が崩れ、この辺一帯は泉の神性が増すって訳だ。分かってると思うが、これは結界の外に出ないとならん。既にバレとマッドには伝えてる。危険な遠征だし生きて帰れる保証も無い。皆にはもしもの時を考えて貰いたい」
つまり、遠征が失敗に至った場合、居住に危機が生じる。
住民代表達が辛辣な表情になる中、またもジェイクが手を上げた。
「まるで降って湧いたような情報だな。土地勘あって、ノーマがいるなら、そういった情報は前もって分かってたんじゃねぇのか? どうして今更」
ジェイクが受肉する前なら役に立てると思い、妙に歯がゆくある。
答えたのはシャールだった。
「俺もそうだがノーマも知らなかった。というより、禁術に関する情報ってのがなさすぎてな」
ノーマが代わって補足する。
「禁術の情報は殆どが王族か、代々王に仕えた信頼の厚い貴族とかが握っている。そして表に出ないように管理するって決まりらしい。まあ、こうやって公になってるから、その取り決め自体、真偽は定かじゃないんだけどな。つまりは、だ。バーデラにいる誰であれ、禁術の情報をこれっぽっちも知らないのさ。危険な術って事で、命を失うだろうって憶測程度ぐらいだ」
「じゃあ、尚更なんで情報が入った?」
シャールが再び説明する。
「バーデラ同様に、北西の街で結界を張っている避難街、ガデアってとこがあってな。そこに少しだが禁術の情報を知る人物が居る。つい先日、伝令役の人物がバーデラ近くの廃村に居て、そこで話を聞いた。正直、その情報も嘘か本当かは分からないが、ガデアの代表者が提示する条件と、代表者の書状とかを見せて貰った。ついでに伝令役がどういった存在かを、つーか、これが決め手だったな。嘘ではないだろうって事で受け入れた」
ノーマは個室の扉まで向かった。
「ガデアの代表代理を紹介するよ」
戸をノックすると、部屋から出てきた男性を見てジェイクは驚いた。
「お前、ミゼル!」
ジェイクに反し、ミゼルの驚きようは浅い。
「おや? これはこれは奇遇じゃないか騎士団長殿」
「二人は知り合いで?」住民の男性が訊く。
「とある港町に現われた化け物退治の際に。熾烈極まる戦場を、共に背を預け生き抜いた信頼し合う仲間だよ」
「そこまで仲良くねぇ! 信頼ってのも」
バーレミシアが手を叩いた。
「それで充分。言いたいことは分かった。シャル兄、こっちの積もる話は後にして先を進めねぇか?」
「そうだな。ガーディアン同士の語らいは後で」
ジェイクが言い返そうにも、住民達はミゼルがガーディアンと知るや、期待の言葉を漏らしてざわつく。
「紹介が遅れた。ミゼル=ウォード殿。見た目は風変わりな異国の衣装だが、ガーディアンでやり手の剣士だ。リシャの泉の件も協力してくれる」
住民代表達は歓喜して拍手する。
「初めまして。紹介にあずかった通り、そこのジェイク殿同様、私もガーディアンだ。旅のさながら」
ジェイクは訊きたいことがあり、手を挙げる。
「失礼。どうせ私個人に対する事だろうが、それは後にしてくれると有り難い。説明が山積みでね」
住民代表達の目線に気圧され、ジェイクは黙って手を下ろした。
「続けよう。ガデアに立ち寄った私は、”ある御仁”から禁術に関する情報を賜り、”この町に六星騎士殿がいるので協力を要請したい”と頼まれたのだ。一部の禁術に関する情報を手土産としてこの地に訪れたら、なにやら結界が寿命らしく、早速禁術の情報が役にたった次第なのだよ」
バーレミシアが手を挙げた。
「そっちの見返りはなんだい? シャル兄達が信用するってんだから、それなりのもんだとは思うけど」
「条件は三つ。一つ目は結界の張り替え後、ガデアと協力関係を結び、結界の範囲を広げ繋げて欲しい」
ガデアまではかなりの距離を有しており、大人の足でも一日はかかる。
「二つ目は食料が尽きそうなので分けて欲しいとの事」
しかし、町の保存食も少ない。
「三つ目、バーデラの戦力を此方も利用したい。だ」
それは、今居る町の存続危機にも匹敵する条件でもあり、住民代表達は不安の面持ちでざわつきだした。
ジェイクは力強い目つきで手を挙げると、誰かが何かを言う前に「その条件についての大事な意見だ」と念押しした。
「なんだね? 我が戦友よ」
「やかましい!」
仕切り直しとばかりに咳払いする。
「聞いてりゃ、体の良い領土拡張と戦力吸収だ。禁術の情報を知ってるってことはそれなりに良いとこの奴で、自分を護ってくれ、ってのが本心だろ。腹が見え透いてやがるぞ」
「見事な推察だ。ではなぜシャール殿は受け入れてくれたと思う?」
「背に腹はかえられないって所か? こっちはすぐに手を打たなきゃならん立場だ。そっちも食糧危機と、周りの敵が強くなったんで”戦力強化を最優先に”って所だろ。話が進めばバーデラの住民を全員ガデアへ引っ越しさせるって考えられる」
ジェイクの推察を素直に信じる者は多く、賛同の声が上がる。
「全く同じ意見をシャール殿とそちらのマッド殿から聞いたよ」
つまり、その推察が核心では無く、ジェイクは少し恥ずかしくなる。
「確かに食料調達は必須だ。いや、生産力を上げたいというのが腹なのだろうな。言ったはずだよ、”この町とガデアを結界で繋げたい”と。つまり、必要なのは人材、土地、そして『神性』だ。少々欲張りで大掛かりな行動だが、それでガデアの結界が日持ちすればそれでいい。その間、禁術の力を解消する作業に移れるというものだ」
バーレミシアが手を挙げた。
「ジェイクの肩もつ形になるけど、神性と人材目当てに禁術解消が最優先だから協力しようって。聞こえ良すぎだろ。その"ある方"ってのは、王族か? 良い顔してこっちが寄ったら手のひら返しで奴隷扱いとか勘弁願いたいんだけど」
「いや、彼はそういった人じゃないだろうね。酷く前国王を憎んでいるし、なにより名誉を傷つけられているからね。誰よりも禁術解消を願う御仁だ」
「誰? 禁術解消は誰でも願ってるだろうし、前国王を酷く憎むなんてザラにいすぎるよ」
ミゼルは一呼吸分、間を置いて告げた。
「アードラ=クリュード。ディルシア=オー=バルブラインの弟であり、禁術を発動させたと汚名を着せられた人物だよ」
一同、絶句した。
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