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幕間 マガツヒ
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「俺は、止めねえからな」
白山菊理が刑事に連れられて教室から出ていったあと、上良栄治が開口一番に言い放った言葉がそれだった。
一旦は抑えていた殺意を再び露にすると、クラスの全員へ鋭い視線を投げかけていく。
特に、宮苗瑠璃の友人であったはずの中水美衣奈と崎代沙綾のふたりを念入りにねめつけたのだった。
「か、上良君、今すぐに席に戻りなさい」
「あぁ?」
下園先生に咎められたというのにも関わらず、上良栄治はなお凄んでみせる。
想い人を親友に殺され、その親友すら殺されて――殺してしまった。
彼にとって、犯人に激情の全てをぶつけることだけが正義であり歩むべき道なのだろう。
だから、先生に言われた程度では納得しないし止まれない。止まらない。止まるつもりがない。
「んなことするわけねぇだろうがよぉっ!」
なんとか悲鳴だけはかみ殺せたことを褒めるべきかもしれない。
下園先生は、もともと荒事には向いていない気質の人間なのだ。
それなのに殺人事件が起きて、その犯人と思しき生徒は失踪と、とんでもない重責が彼の肩にのしかかっている。
そんな状態で噛みつかれてしまっては、もう先生としての威厳などどこかに消えてしまっていた。
「言ったよな!? 俺は――」
「あー、うっせえ」
上良栄治の言動が、ぴたりと止まる。
「お前それ本気なのかよ」
「あ゛?」
ゆらりと立ち上がったのは、中肉中背でやたら尖った印象を受ける男子生徒。
目は細く、顔は面長で、体に肉はついておらず、針金細工みたいである。
頭を丸刈りにして筋肉質な上良栄治とはちょうど真逆に位置するような体つきをしていた。
「なんか文句あんのか、稲次ぃ」
「たりめえだろ」
彼の名前は稲次浩太。
その実、先ほど上良栄治に対して「ちげえだろ」とせせら笑ったのは彼であった。
「なんで仲間割れ論に乗っかってんだよ、無理くせぇのに」
「は?」
確かに、湯川大陽が逃走した可能性だってある。
もちろん仲間割れを起こして殺された可能性もある。
それは分からない話だ。
何故なら、別の可能性だってある。
「俺からすれば、宮苗を湯川が殺したことに、お前がキレて湯川を殺したって方が信じられるね」
「はぁっ!?」
その可能性は大いに存在するだろう。
なぜなら上良栄治は宮苗瑠璃に惚れていたからだ。
想い人を殺されれば、怒るに決まっている。
そしてその怒りは犯人に向かうだろう。
もし、なんらかの証拠を何者かによって見せられたとしたら、はたして上良栄治は踏みとどまることが出来るだろうか。
「そのキレ芸もよ、自分のやったことを隠すためのブラフじゃねえの?」
「……上等だ。喧嘩なら買ってやんよっ!」
上良栄治が教壇を蹴りつけると、教壇は倒れながら学習机とぶつかり、派手な物音を立てる。
巻き込んだ学習机と椅子に挟まれ、幾人かの生徒が苦しそうにうめき声をあげるが上良栄治は気にも留めない。
そのまま教壇や学習机を踏みつけて、教室中央で挑発的な笑みと共に立ち尽くしている稲次浩太のところへと歩いて行った。
「ぶっ殺す!」
もはや話し合いの余地すらないと、上良栄治は勢いよく右こぶしを振りかぶる。
それに対して稲次浩太もただ黙ってみているはずがなかった。
両の手を軽く握り、顔面を守るように腕をあげる。
「やっぱてめえが殺ったんじゃねえかっ!」
「うるせぇっ!」
殴り殴られ、肉と肉、骨と骨をぶつけ合い、荒々しい息と憎悪の籠った言葉が飛び交う。
女子生徒は悲鳴をあげてふたりから遠ざかり、男子生徒も我先にと逃げ出す。
机は倒れ、荷物は床に散乱する。
暴れまわるふたりは今の状況も、周りの様子も顧みることは無い。
お互いに相手を殺してしまいそうな勢いでいがみ合い、衝突してしまっていた。
「やめなさいっ! ふたりとも離れなさいっ!!」
下園先生が大声を張り上げて止めようとするものの、一向に収まる気配はなかった。
「やめっ……」
何度目かの静止の言葉を言いかけたところで言葉では通じるはずなどないとようやく気付いたのか、下園先生は口惜し気に歯噛みする。
そして何度か短いため息をつき、頭をふってから、悲壮な顔を周りの生徒へと向けた。
「男子はふたりを捕まえるんだっ。女子は誰でもいいからひとりずつ、図書室と美術室に行きなさいっ」
「あ、あの、他のせんせ――」
「私もふたりを止めるに決まっているだろうっ」
もはやひとの意見を聞く余裕すらないのだろう。
勘違いか、はたまた手が空いている先生など居ないからか、おずおずといった様子で申し出てきてくれた女子生徒の意見すら切って捨てる。
下園先生はもう、精神的にギリギリになるまで追い詰められているのかもしれなかった。
「はやくしなさいっ」
いくら急かそうとも誰一人として下園先生の指示に従う生徒は居ない。
みんな凍り付いた様にその場にとどまり取っ組み合いの喧嘩を眺めていた。
「聞きなさいっ」
二度目の命令で、ようやく一部の生徒たちが動き始める。
とはいっても、どうすればいいのか他の人の動きを確認するため、首を左右に振る程度だった。
そんな中、ようやく「行きますっ」と声を張り上げたひとりの女子生徒が、もうひとりの女子生徒を引きずるようにして後方のドアへと向かい始める。
下園先生は忙せわしなく何度も頷きながら、相手を殺してしまいそうなほどの勢いで殴り合っている上良栄治と稲次浩太へと視線を向ける。
「みんな、いいか? 注意して引き離すんだぞっ」
号令に従う気になったのか、何人かの男子生徒が腰を落とす。
少しずつだが自体は沈静化を目指して進んでいるように見えたのだった。
□□□□□
教室後方の扉を出てすぐに東階段があり、ほんの少し曲がるだけで教室からは見えなくなってしまう。
「ねえ、ちょっといい?」
ふたりの女子生徒のうち、無理やり教室の外へと引っ張り出したのは、先ほど白山菊理へと詰め寄った女子生徒、中水美衣奈であった。
中水美衣奈は血走った目で、引き出された女子生徒である崎代沙綾を睨みつける。
彼女の声には有無を言わせぬ迫力があり、崎代沙綾はそれに負けて喉を鳴らす。
「私は何もしてない」
崎代沙綾は何も言ってはいない。
誰が犯人だと追及することもしてはいなかった。
崎代沙綾は自分がなにもしていないことをしっかりと自信を持って確信していたし、友人である中水美衣奈のことも犯人ではないと信用していたからだ。
「私は瑠璃を殺してなんかないの。太陽だってきっとそう。そうに決まってるのっ」
しかし、今の中水美衣奈の動揺を見ると……少しだけ、揺らぎが生じ始める。
「わ、分かってるってば」
なぜ、中水美衣奈はこんなにも焦っているのか、と。
「そうよね、そうでしょ。私じゃない。私じゃないのっ」
「い、痛いからっ。そんなに掴まないでっ」
中水美衣奈は、崎代沙綾の両肩に指が深く食い込むほど強く掴んでいた。
「沙綾なら信じてくれるよね、ねっ」
「痛いっ!」
それなのにそれでもまだ足りないとばかりに力を入れ、とうとう崎代沙綾の制服からビッと布が裂ける鋭い音が聞こえて来た。
「お願い、やめてっ!」
たまりかねたか、崎代沙綾は体を揺すり、中水美衣奈を突き飛ばす。
突き飛ばされた少女は数歩後ろに下がったかと思うと、突然顔から一切の表情を消してしまう。
そのままじっと無機質な瞳で相手の事を眺め続けた。
「み、美衣奈……。わ、私は味方だし?」
崎代沙綾は震える声でそれだけ絞り出すと、じりじりと後退り始める。
当然、そんな行動をしておいて、中水美衣奈が信用するはずは無かった。
「ねえ、沙綾」
「な、なに?」
中水美衣奈が一歩、前に歩を進める。
その一歩以上に、ふたりの顔の距離は近づく。
「…………本当に? 本当に私の味方なの?」
崎代沙綾はゆっくりと首を縦に振る。
振るしかない。
だが、中水美衣奈は更に距離を詰めてきて――。
「嘘、つかないでよ」
彼女の瞳には、悪意の光が宿った。
白山菊理が刑事に連れられて教室から出ていったあと、上良栄治が開口一番に言い放った言葉がそれだった。
一旦は抑えていた殺意を再び露にすると、クラスの全員へ鋭い視線を投げかけていく。
特に、宮苗瑠璃の友人であったはずの中水美衣奈と崎代沙綾のふたりを念入りにねめつけたのだった。
「か、上良君、今すぐに席に戻りなさい」
「あぁ?」
下園先生に咎められたというのにも関わらず、上良栄治はなお凄んでみせる。
想い人を親友に殺され、その親友すら殺されて――殺してしまった。
彼にとって、犯人に激情の全てをぶつけることだけが正義であり歩むべき道なのだろう。
だから、先生に言われた程度では納得しないし止まれない。止まらない。止まるつもりがない。
「んなことするわけねぇだろうがよぉっ!」
なんとか悲鳴だけはかみ殺せたことを褒めるべきかもしれない。
下園先生は、もともと荒事には向いていない気質の人間なのだ。
それなのに殺人事件が起きて、その犯人と思しき生徒は失踪と、とんでもない重責が彼の肩にのしかかっている。
そんな状態で噛みつかれてしまっては、もう先生としての威厳などどこかに消えてしまっていた。
「言ったよな!? 俺は――」
「あー、うっせえ」
上良栄治の言動が、ぴたりと止まる。
「お前それ本気なのかよ」
「あ゛?」
ゆらりと立ち上がったのは、中肉中背でやたら尖った印象を受ける男子生徒。
目は細く、顔は面長で、体に肉はついておらず、針金細工みたいである。
頭を丸刈りにして筋肉質な上良栄治とはちょうど真逆に位置するような体つきをしていた。
「なんか文句あんのか、稲次ぃ」
「たりめえだろ」
彼の名前は稲次浩太。
その実、先ほど上良栄治に対して「ちげえだろ」とせせら笑ったのは彼であった。
「なんで仲間割れ論に乗っかってんだよ、無理くせぇのに」
「は?」
確かに、湯川大陽が逃走した可能性だってある。
もちろん仲間割れを起こして殺された可能性もある。
それは分からない話だ。
何故なら、別の可能性だってある。
「俺からすれば、宮苗を湯川が殺したことに、お前がキレて湯川を殺したって方が信じられるね」
「はぁっ!?」
その可能性は大いに存在するだろう。
なぜなら上良栄治は宮苗瑠璃に惚れていたからだ。
想い人を殺されれば、怒るに決まっている。
そしてその怒りは犯人に向かうだろう。
もし、なんらかの証拠を何者かによって見せられたとしたら、はたして上良栄治は踏みとどまることが出来るだろうか。
「そのキレ芸もよ、自分のやったことを隠すためのブラフじゃねえの?」
「……上等だ。喧嘩なら買ってやんよっ!」
上良栄治が教壇を蹴りつけると、教壇は倒れながら学習机とぶつかり、派手な物音を立てる。
巻き込んだ学習机と椅子に挟まれ、幾人かの生徒が苦しそうにうめき声をあげるが上良栄治は気にも留めない。
そのまま教壇や学習机を踏みつけて、教室中央で挑発的な笑みと共に立ち尽くしている稲次浩太のところへと歩いて行った。
「ぶっ殺す!」
もはや話し合いの余地すらないと、上良栄治は勢いよく右こぶしを振りかぶる。
それに対して稲次浩太もただ黙ってみているはずがなかった。
両の手を軽く握り、顔面を守るように腕をあげる。
「やっぱてめえが殺ったんじゃねえかっ!」
「うるせぇっ!」
殴り殴られ、肉と肉、骨と骨をぶつけ合い、荒々しい息と憎悪の籠った言葉が飛び交う。
女子生徒は悲鳴をあげてふたりから遠ざかり、男子生徒も我先にと逃げ出す。
机は倒れ、荷物は床に散乱する。
暴れまわるふたりは今の状況も、周りの様子も顧みることは無い。
お互いに相手を殺してしまいそうな勢いでいがみ合い、衝突してしまっていた。
「やめなさいっ! ふたりとも離れなさいっ!!」
下園先生が大声を張り上げて止めようとするものの、一向に収まる気配はなかった。
「やめっ……」
何度目かの静止の言葉を言いかけたところで言葉では通じるはずなどないとようやく気付いたのか、下園先生は口惜し気に歯噛みする。
そして何度か短いため息をつき、頭をふってから、悲壮な顔を周りの生徒へと向けた。
「男子はふたりを捕まえるんだっ。女子は誰でもいいからひとりずつ、図書室と美術室に行きなさいっ」
「あ、あの、他のせんせ――」
「私もふたりを止めるに決まっているだろうっ」
もはやひとの意見を聞く余裕すらないのだろう。
勘違いか、はたまた手が空いている先生など居ないからか、おずおずといった様子で申し出てきてくれた女子生徒の意見すら切って捨てる。
下園先生はもう、精神的にギリギリになるまで追い詰められているのかもしれなかった。
「はやくしなさいっ」
いくら急かそうとも誰一人として下園先生の指示に従う生徒は居ない。
みんな凍り付いた様にその場にとどまり取っ組み合いの喧嘩を眺めていた。
「聞きなさいっ」
二度目の命令で、ようやく一部の生徒たちが動き始める。
とはいっても、どうすればいいのか他の人の動きを確認するため、首を左右に振る程度だった。
そんな中、ようやく「行きますっ」と声を張り上げたひとりの女子生徒が、もうひとりの女子生徒を引きずるようにして後方のドアへと向かい始める。
下園先生は忙せわしなく何度も頷きながら、相手を殺してしまいそうなほどの勢いで殴り合っている上良栄治と稲次浩太へと視線を向ける。
「みんな、いいか? 注意して引き離すんだぞっ」
号令に従う気になったのか、何人かの男子生徒が腰を落とす。
少しずつだが自体は沈静化を目指して進んでいるように見えたのだった。
□□□□□
教室後方の扉を出てすぐに東階段があり、ほんの少し曲がるだけで教室からは見えなくなってしまう。
「ねえ、ちょっといい?」
ふたりの女子生徒のうち、無理やり教室の外へと引っ張り出したのは、先ほど白山菊理へと詰め寄った女子生徒、中水美衣奈であった。
中水美衣奈は血走った目で、引き出された女子生徒である崎代沙綾を睨みつける。
彼女の声には有無を言わせぬ迫力があり、崎代沙綾はそれに負けて喉を鳴らす。
「私は何もしてない」
崎代沙綾は何も言ってはいない。
誰が犯人だと追及することもしてはいなかった。
崎代沙綾は自分がなにもしていないことをしっかりと自信を持って確信していたし、友人である中水美衣奈のことも犯人ではないと信用していたからだ。
「私は瑠璃を殺してなんかないの。太陽だってきっとそう。そうに決まってるのっ」
しかし、今の中水美衣奈の動揺を見ると……少しだけ、揺らぎが生じ始める。
「わ、分かってるってば」
なぜ、中水美衣奈はこんなにも焦っているのか、と。
「そうよね、そうでしょ。私じゃない。私じゃないのっ」
「い、痛いからっ。そんなに掴まないでっ」
中水美衣奈は、崎代沙綾の両肩に指が深く食い込むほど強く掴んでいた。
「沙綾なら信じてくれるよね、ねっ」
「痛いっ!」
それなのにそれでもまだ足りないとばかりに力を入れ、とうとう崎代沙綾の制服からビッと布が裂ける鋭い音が聞こえて来た。
「お願い、やめてっ!」
たまりかねたか、崎代沙綾は体を揺すり、中水美衣奈を突き飛ばす。
突き飛ばされた少女は数歩後ろに下がったかと思うと、突然顔から一切の表情を消してしまう。
そのままじっと無機質な瞳で相手の事を眺め続けた。
「み、美衣奈……。わ、私は味方だし?」
崎代沙綾は震える声でそれだけ絞り出すと、じりじりと後退り始める。
当然、そんな行動をしておいて、中水美衣奈が信用するはずは無かった。
「ねえ、沙綾」
「な、なに?」
中水美衣奈が一歩、前に歩を進める。
その一歩以上に、ふたりの顔の距離は近づく。
「…………本当に? 本当に私の味方なの?」
崎代沙綾はゆっくりと首を縦に振る。
振るしかない。
だが、中水美衣奈は更に距離を詰めてきて――。
「嘘、つかないでよ」
彼女の瞳には、悪意の光が宿った。
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