31 / 41
第30話 束の間の平穏
しおりを挟む
「美弥が……生きてた?」
その事を聞いた時、僕の心に浮かんだのは純粋な歓喜だった。
生きてくれていてありがとう。
ただ、それだけ。
知らず知らずの内に視界が歪み、頬を涙が伝う。
由仁には悪いのだけれど、敵を倒した、なんて報告よりも何倍も何万倍も嬉しかった。
「良かった……」
『唯人、事はそう単純じゃないの』
「え……?」
それから安寿さんが語った事実に、僕は運命を呪わざるを得なかった。
どこまで美弥を、ただの子どもに、ここまで過酷で無残な試練ばかりが待ち受けているのか。平和に、穏やかに笑って暮らすことだけを望む事すら許してくれないこの世界なんて、世界の方が間違っている。
もし神様なんて存在が居るのだとしたら、きっと悪辣で底意地の悪い奴に違いない。
そう、思わざるを得なかった。
『美弥ちゃんは、頭部……前頭葉を損傷しているの。脳にチップを埋め込めば、またいつもの美弥ちゃんに戻る事が出来るかもしれない。でも……』
前頭葉は、記憶や認知、判断、意欲などを司っている。
美弥……と号生体誘導機・38番としては、死んだも同然だった。
つまりそれは……。
「このままだと確実に廃棄されるって事なんだね」
『……そう。だからこの情報はまだ私のところで止めているの』
通信機越しにも安寿さんが沈痛な面持ちをしている事は理解できた。
脳機能をコンピューターによって補う事で、人間として元の様に生きられる。だが、それはコンピューターが無ければ生きられないという事。
そして戦う相手であるオームは、コンピューターを無効化する。
これは生体誘導機としては致命的だった。
あの、非常な判断をする司令官が、そんな存在を許すはずがない。確実に廃棄、美弥の殺害を命じる事だろう。
もしかしたら今美弥が死ぬことは救いなのかもしれない。
こんな辛い世界に生きるなんて。
周囲から望まれず、役に立たない道具として責められるくらいなら、このまま静かに眠る方が――。
「安寿さん。それでも美弥を救って欲しい」
それでも僕は美弥に生きていて欲しかった。
いつか、幸いがあるかもしれないから。
今までの生を、美弥は精一杯楽しんでいたから。
生きる理由や意味なんてなくていい。僕が、安寿さんが、美弥が生きる事を望んでいて、美弥もきっとそれを望んでいると思うから。
綺麗事かもしれない。
理想論かもしれない。
きっと、現実が見えていないのだろう。
それでも僕は――。
「生きる事が幸いだと思うから」
『……分かったわ』
辛いかもしれない。
今まで以上に苦しい未来が待っているだろう。
それでも死ぬよりはマシであると信じたかった。
僕たちの所に、命だけででも帰ってきてくれたのだから。
『唯人ならそう言ってくれると思ったわ。ありがとう』
「安寿さん、美弥をお願い」
きっと安寿さんも迷ったのだろう。
美弥をこのまま眠らせてあげるべきかと。
辛すぎる現実を、もう見なくて済むようにした方が幸せなんじゃないかって。
「それから、手術が終わるまで司令官にこの事が伝わらないようにした方がいいよね」
『……そうね。やってしまえば最悪色々と誤魔化すことも出来ると思うから』
「分かった。そっちは任せて」
扉の方を、チラリと見遣る。
誰かが居る様な気配は全くないけれど……。
「安寿さん、ありがとう……」
『言い過ぎよ。私も美弥ちゃんの事は助けたかったから、お礼を言う必要なんてないわ。むしろ背中を押してくれたんだから私が唯人にお礼言わなくっちゃ、ありがとね』
それから僕は、必要なやり取りを交わしてから通信を切った。
「聞こえてただろう。君の手を借りたい」
扉に向かって声を投げかけると……予想通り、扉が開いていく。
そこにはあの調達屋がにやにやと笑いながら立っていた。
「そこまで詳しくは聞こえてなかったんで、説明してもらえませんかね」
悪びれもせずに聞き耳を立てていたことをぬけぬけと言ってくる。
それに僕はため息を一つ返し、
「僕はこういう事にあまり詳しくないんだ」
悪だくみを始めたのだった。
戦闘が終わってから二日もの時間が経っていた。
調整室の入って右側には金属製のカプセルが存在しており、その中には未だ目覚めない美弥が眠っている。
そして僕は……。
「……かぐや姫は、月にかえってしまいました」
ベッドを部屋の隅に追いやり、代わりに敷き詰めたマットの上で、本を読み上げる恋の声を頷きながら聞いていた。
恐らく怖い思いをした美弥が目覚めたとき傍に居られる様に、安寿さんに無理を言ってこうさせてもらっているのだ。
「……おしまい」
「うん、つっかえることなく随分綺麗に読めるようになったね。凄いよ、恋」
恋の短く整えられた頭を少し強めに撫でると、彼女はちょっと得意そうな顔で当然だ、とでも言いたげにすまし顔をする。しかし、僕の手を拒まないところを見ると、撫でられて悪くは思っていないのだろう。
こういうところは由仁に似て来たかもしれない。
「どのくらい読めるようになったのかしら?」
机に向かって報告書を認めていた安寿さんが、手を止めて聞いてくる。
調達屋が手を回しており司令官に届くのが随分と遅れる様になっているとはいえ、早めに書き上げておいた方が相応の名分も立つだろうという事らしい。
「間違えたのがえっと……」
「8回」
「8回になったの」
二桁を下回るようになってきたのはなかなかの快挙である。
こうして言葉を上手く操れるようになれば、次は体、指先と訓練が進み、やがて操縦へと移っていく。
勝利したものの多大な犠牲を払わざるを得なかったこと、生体誘導機を運用する桜花部隊トップの岡島一佐が亡くなられた事とでしばらく桜花が運用されることは無いだろう。かなり長い時間、恋は訓練――という名目の人生を楽しめるはずだ。
「あら、それだと……」
安寿さんは伸びがてら大きく振り向いて、カプセルで眠る美弥へと視線を投げかける。
「美弥ちゃん、負けちゃってるわよ」
もちろん、返事はない。
それでも僕たちは、美弥がきちんと意志を持ってそこにいるかのように会話を続ける。
きっと美弥にも聞こえているから。
安寿さんの処置が実を結んで目を覚ますはずだから。
「美弥さんはどのくらいだったの?」
「ん~、本人の名誉の為に詳しくは言わないでおくけど、だいぶ苦手だったかな」
「そうなんだ」
先輩に勝てたことが嬉しかったのか、恋は少しだけ顔をほころばせる。
「それじゃあ、美弥が目を覚ました時に合わせてもっと練習して差を付けちゃおうか」
「うん」
今、この時この場所では、まるで周囲から隔絶されているかのようにゆっくりと時間が流れていた。
それもこれも、全ては由仁が遺してくれた大切で幸せな時間。
いずれ終わってしまうと分かっていても、それでも今、僕たちは確かに幸福を味わっていた。
その事を聞いた時、僕の心に浮かんだのは純粋な歓喜だった。
生きてくれていてありがとう。
ただ、それだけ。
知らず知らずの内に視界が歪み、頬を涙が伝う。
由仁には悪いのだけれど、敵を倒した、なんて報告よりも何倍も何万倍も嬉しかった。
「良かった……」
『唯人、事はそう単純じゃないの』
「え……?」
それから安寿さんが語った事実に、僕は運命を呪わざるを得なかった。
どこまで美弥を、ただの子どもに、ここまで過酷で無残な試練ばかりが待ち受けているのか。平和に、穏やかに笑って暮らすことだけを望む事すら許してくれないこの世界なんて、世界の方が間違っている。
もし神様なんて存在が居るのだとしたら、きっと悪辣で底意地の悪い奴に違いない。
そう、思わざるを得なかった。
『美弥ちゃんは、頭部……前頭葉を損傷しているの。脳にチップを埋め込めば、またいつもの美弥ちゃんに戻る事が出来るかもしれない。でも……』
前頭葉は、記憶や認知、判断、意欲などを司っている。
美弥……と号生体誘導機・38番としては、死んだも同然だった。
つまりそれは……。
「このままだと確実に廃棄されるって事なんだね」
『……そう。だからこの情報はまだ私のところで止めているの』
通信機越しにも安寿さんが沈痛な面持ちをしている事は理解できた。
脳機能をコンピューターによって補う事で、人間として元の様に生きられる。だが、それはコンピューターが無ければ生きられないという事。
そして戦う相手であるオームは、コンピューターを無効化する。
これは生体誘導機としては致命的だった。
あの、非常な判断をする司令官が、そんな存在を許すはずがない。確実に廃棄、美弥の殺害を命じる事だろう。
もしかしたら今美弥が死ぬことは救いなのかもしれない。
こんな辛い世界に生きるなんて。
周囲から望まれず、役に立たない道具として責められるくらいなら、このまま静かに眠る方が――。
「安寿さん。それでも美弥を救って欲しい」
それでも僕は美弥に生きていて欲しかった。
いつか、幸いがあるかもしれないから。
今までの生を、美弥は精一杯楽しんでいたから。
生きる理由や意味なんてなくていい。僕が、安寿さんが、美弥が生きる事を望んでいて、美弥もきっとそれを望んでいると思うから。
綺麗事かもしれない。
理想論かもしれない。
きっと、現実が見えていないのだろう。
それでも僕は――。
「生きる事が幸いだと思うから」
『……分かったわ』
辛いかもしれない。
今まで以上に苦しい未来が待っているだろう。
それでも死ぬよりはマシであると信じたかった。
僕たちの所に、命だけででも帰ってきてくれたのだから。
『唯人ならそう言ってくれると思ったわ。ありがとう』
「安寿さん、美弥をお願い」
きっと安寿さんも迷ったのだろう。
美弥をこのまま眠らせてあげるべきかと。
辛すぎる現実を、もう見なくて済むようにした方が幸せなんじゃないかって。
「それから、手術が終わるまで司令官にこの事が伝わらないようにした方がいいよね」
『……そうね。やってしまえば最悪色々と誤魔化すことも出来ると思うから』
「分かった。そっちは任せて」
扉の方を、チラリと見遣る。
誰かが居る様な気配は全くないけれど……。
「安寿さん、ありがとう……」
『言い過ぎよ。私も美弥ちゃんの事は助けたかったから、お礼を言う必要なんてないわ。むしろ背中を押してくれたんだから私が唯人にお礼言わなくっちゃ、ありがとね』
それから僕は、必要なやり取りを交わしてから通信を切った。
「聞こえてただろう。君の手を借りたい」
扉に向かって声を投げかけると……予想通り、扉が開いていく。
そこにはあの調達屋がにやにやと笑いながら立っていた。
「そこまで詳しくは聞こえてなかったんで、説明してもらえませんかね」
悪びれもせずに聞き耳を立てていたことをぬけぬけと言ってくる。
それに僕はため息を一つ返し、
「僕はこういう事にあまり詳しくないんだ」
悪だくみを始めたのだった。
戦闘が終わってから二日もの時間が経っていた。
調整室の入って右側には金属製のカプセルが存在しており、その中には未だ目覚めない美弥が眠っている。
そして僕は……。
「……かぐや姫は、月にかえってしまいました」
ベッドを部屋の隅に追いやり、代わりに敷き詰めたマットの上で、本を読み上げる恋の声を頷きながら聞いていた。
恐らく怖い思いをした美弥が目覚めたとき傍に居られる様に、安寿さんに無理を言ってこうさせてもらっているのだ。
「……おしまい」
「うん、つっかえることなく随分綺麗に読めるようになったね。凄いよ、恋」
恋の短く整えられた頭を少し強めに撫でると、彼女はちょっと得意そうな顔で当然だ、とでも言いたげにすまし顔をする。しかし、僕の手を拒まないところを見ると、撫でられて悪くは思っていないのだろう。
こういうところは由仁に似て来たかもしれない。
「どのくらい読めるようになったのかしら?」
机に向かって報告書を認めていた安寿さんが、手を止めて聞いてくる。
調達屋が手を回しており司令官に届くのが随分と遅れる様になっているとはいえ、早めに書き上げておいた方が相応の名分も立つだろうという事らしい。
「間違えたのがえっと……」
「8回」
「8回になったの」
二桁を下回るようになってきたのはなかなかの快挙である。
こうして言葉を上手く操れるようになれば、次は体、指先と訓練が進み、やがて操縦へと移っていく。
勝利したものの多大な犠牲を払わざるを得なかったこと、生体誘導機を運用する桜花部隊トップの岡島一佐が亡くなられた事とでしばらく桜花が運用されることは無いだろう。かなり長い時間、恋は訓練――という名目の人生を楽しめるはずだ。
「あら、それだと……」
安寿さんは伸びがてら大きく振り向いて、カプセルで眠る美弥へと視線を投げかける。
「美弥ちゃん、負けちゃってるわよ」
もちろん、返事はない。
それでも僕たちは、美弥がきちんと意志を持ってそこにいるかのように会話を続ける。
きっと美弥にも聞こえているから。
安寿さんの処置が実を結んで目を覚ますはずだから。
「美弥さんはどのくらいだったの?」
「ん~、本人の名誉の為に詳しくは言わないでおくけど、だいぶ苦手だったかな」
「そうなんだ」
先輩に勝てたことが嬉しかったのか、恋は少しだけ顔をほころばせる。
「それじゃあ、美弥が目を覚ました時に合わせてもっと練習して差を付けちゃおうか」
「うん」
今、この時この場所では、まるで周囲から隔絶されているかのようにゆっくりと時間が流れていた。
それもこれも、全ては由仁が遺してくれた大切で幸せな時間。
いずれ終わってしまうと分かっていても、それでも今、僕たちは確かに幸福を味わっていた。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
絶世のディプロマット
一陣茜
SF
惑星連合平和維持局調停課に所属するスペース・ディプロマット(宇宙外交官)レイ・アウダークス。彼女の業務は、惑星同士の衝突を防ぐべく、双方の間に介入し、円満に和解させる。
レイの初仕事は、軍事アンドロイド産業の発展を望む惑星ストリゴイと、墓石が土地を圧迫し、財政難に陥っている惑星レムレスの星間戦争を未然に防ぐーーという任務。
レイは自身の護衛官に任じた凄腕の青年剣士、円城九太郎とともに惑星間の調停に赴く。
※本作はフィクションであり、実際の人物、団体、事件、地名などとは一切関係ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
十年前の片思い。時を越えて、再び。
赤木さなぎ
SF
キミは二六歳のしがない小説書きだ。
いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、紡いでいく事に没頭していた。
キミには淡く苦い失恋の思い出がある。
十年前、キミがまだ高校一年生だった頃。一目惚れした相手は、通い詰めていた図書室で出会った、三年の“高橋先輩”だ。
しかし、当時のキミは大したアプローチを掛けることも出来ず、関係の進展も無く、それは片思いの苦い記憶として残っている。
そして、キミはその片思いを十年経った今でも引きずっていた。
ある日の事だ。
いつもと同じ様にバイトを上がり、安アパートの自室へと帰ると、部屋の灯りが点いたままだった。
家を出る際に消灯し忘れたのだろうと思いつつも扉を開けると、そこには居るはずの無い、学生服に身を包む女の姿。
キミは、その女を知っている。
「ホームズ君、久しぶりね」
その声音は、記憶の中の高橋先輩と同じ物だった。
顔も、声も、その姿は十年前の高橋先輩と相違ない。しかし、その女の浮かべる表情だけは、どれもキミの知らない物だった。
――キミは夢を捨てて、名声を捨てて、富を捨てて、その輝かしい未来を捨てて、それでも、わたしを選んでくれるかしら?
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ふたつの足跡
Anthony-Blue
SF
ある日起こった災いによって、本来の当たり前だった世界が当たり前ではなくなった。
今の『当たり前』の世界に、『当たり前』ではない自分を隠して生きている。
そんな自分を憂い、怯え、それでも逃げられない現実を受け止められるのか・・・。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
年下の地球人に脅されています
KUMANOMORI(くまのもり)
SF
鵲盧杞(かささぎ ろき)は中学生の息子を育てるシングルマザーの宇宙人だ。
盧杞は、息子の玄有(けんゆう)を普通の地球人として育てなければいけないと思っている。
ある日、盧杞は後輩の社員・谷牧奨馬から、見覚えのないセクハラを訴えられる。
セクハラの件を不問にするかわりに、「自分と付き合って欲しい」という谷牧だったが、盧杞は元夫以外の地球人に興味がない。
さらに、盧杞は旅立ちの時期が近づいていて・・・
シュール系宇宙人ノベル。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる