神隠しに合いました。異世界でなんとか生きていきます。

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やっと終わった事務手続きと訓練

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冒険者ギルドの登録として、ギルド入会申込書を記入し、市民カードを提出した。と言っても、名前と年齢しか書く欄がなかった。冒険者ギルドは成果主義でどんな依頼を何回達成したかを軸にランクが決まるそうだ。ちなみに俺のランクは、NFランクらしい。Nは貴族が同行、もしくは王侯貴族家で登録したとの印みたいなもので、実際はFランク・・・。
結果をだすことで、FからE、D、C、B、Aとランクアップするようだ。
よくラノベでいうSランクというのはないようだ!
このランク制度というのは、迷い人が作った制度らしく、ラノベが一般的に広まる前に来た迷い人だったらしく、達成度合いの把握で依頼をいかに確実に達成させるかを元に考えられたらしい。

つまり、自分のランク以下しか依頼を受けることができない。

ようやく登録が終わったのか返された市民カードに、冒険者ランクが記載された。

なまえ しょう
とし  20
しょくぎょう ぼうけんしゃ
むら じめ
ぼうけんしゃらんく NF
しょうぎょうらんく

あ、職業欄も冒険者になっている。でも平仮名文化だと聞いていたのに、らんくにNFってアルファベットが使われている。きっと決めた迷い人さんは外人さんだったんだと自己理解をしておいた。

さて、垂れ流しらしい俺の魔力を踏まえて、制御訓練の方法を教えてもらった。
まず、魔力を感知することが最初らしいが、熱気のようなものを感じることかららしい。って、これはすぐに感じることができた。

次にその熱気を、体に駆け巡るように動かすようにイメージするように言われた。これも難なくイメージ出来た。
と、その瞬間、周りにいるギルドマスター、リナージュちゃん、そしてギルド内の建物からも熱気を感じた。

「おお、出来たようだな。魔力を垂れ流す奴は、自分で魔力を循環できないから放出し続けるんだ!循環させることで、魔力を貯め、高めることができるようになるぞ。」

「あの、なぜか建物の中からいくつかの熱気というか、魔力を感じるんですが・・・」

「おお、魔力感知ができるのか。冒険者として成功しやすい能力だぞ。他人の魔力は垂れ流ししている奴以外は感知しにくいのだが、感知できると近くに魔物がいるとか、誰かが近づくなんてのも把握できるようになるし、その感知能力を鍛えれば、誰がいるか、どの位の強さかを把握できるようになるぞ。」

どうやら、魔力制御に加えて魔力感知ということが出来るようになったようだ。
一度ステータスを確認してみよう。

名前 ショウ
性別 男
年 20

職業 冒険者

体力:99,999(最大)
魔力:99,999(最大)
筋力:99,999(最大)
耐久:99,999(最大)
敏捷:99,999(最大)

スキル
剣術、投擲、蹴術、弓術、射撃、拳闘、威圧
魔力制御、魔力感知
釣り、料理
鑑定、交渉、礼儀
高速思考、並列思考、情報分析
アイテムボックス(加護)
ステータス(加護)

お、市民カードに記載した内容で名前が変わったし、魔力制御、魔力感知のスキルが増えている。まだ、魔法は使えないみたいだ・・・

しかし、こんなに簡単に出来るようになって、スキルが増えて便利だと思ったが、魔法は習得できるのだろうか!
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