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森を抜けたよ
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森を歩き続けること2時間、木々の間から草原が見えてきた。
どうやら森を抜けることに成功したようだった。
実際には、森の中では、ガサガサと何かがいる様相を呈していたが、白川翔が近づくにつれ、怯えるように逃げていったことには気づいていなかった。
そのまま草原に向かって歩き続けていると、ひんやりとした空気を感じた。
その方向に向かうと、小さな川が見つかった。
ペットボトルのコーヒーで喉の渇きはいやせているが体の汗を流したいと思っていた。
すぐに川についたが周りを見渡しても誰もいない・・・
あぁ、タオル位持っておけばよかったと思ったがないものは仕方ない。
来ていたシャツを脱ぎ、川の水で濡らして汗を拭き、新しい下着に着替えた。
来ていた下着は、川の水で洗い、アイテムボックスへしまった。
汗を拭きとってさっぱりしたので、川に沿って歩いていくと、小さな橋が見えてきた!
橋がある、そうそこは人が川を渡る為の橋だ!
橋に向かって、さらに歩いていく。
橋に着くとやはり道らしく、タイヤ?車輪?台車などが通った跡があった。
右か左か・・
と考えていると、右側から馬車が見えてきた。
いや、馬車がかなりの速度で、何かから逃げているようだ。
馬車が通れるよう道を開けようとすると、御者と思える人が叫んできた
「逃げろ~、ブラックウルフの群れが来るぞ~」
とりあえず、危険な生き物だろうと思ったが、戦うための武器がない。
せめて森の中で木の枝でも拾っていれば・・・などと思ったが無いものはない。
高ステータスだから最悪どうにかなるな
そんな事を考えながらも、馬車の向かう方向へ逃げることにした。
ザッザッ・・
馬車との間隔が開く、馬車より速いって、どんな身体能力だ、俺!
ステータス値99,999って、こんなに違うのか、ならば、と急停止!
そこへ、馬車が向かってきているのが見えるが、道の石に乗り上げたのか、馬車が浮き上がり、そして、倒れた所が見えた!
また、御者の人は、その衝撃に飛ばされ、道端へ落ちていった。
「これ、不味い展開だな!」
そう思い、馬車に向かい駆け出し、御者に近づいてみると、落ちた衝撃で、腕、脚を痛めたようだ!
もしかしたら骨にヒビが入っているかもしれないなと思いながら御者に声をかける
「おい、大丈夫か?」
「う、うぅ~、馬車にご主人様とお嬢様がまだ。それにブラックウルフが・・・」
それだけ言うと痛みをこらえながら、馬車に向かおうとしている。
馬車にまだ人が乗っているという話で、その御者の肩を担ぎ上げ、馬車へ!
どうやら森を抜けることに成功したようだった。
実際には、森の中では、ガサガサと何かがいる様相を呈していたが、白川翔が近づくにつれ、怯えるように逃げていったことには気づいていなかった。
そのまま草原に向かって歩き続けていると、ひんやりとした空気を感じた。
その方向に向かうと、小さな川が見つかった。
ペットボトルのコーヒーで喉の渇きはいやせているが体の汗を流したいと思っていた。
すぐに川についたが周りを見渡しても誰もいない・・・
あぁ、タオル位持っておけばよかったと思ったがないものは仕方ない。
来ていたシャツを脱ぎ、川の水で濡らして汗を拭き、新しい下着に着替えた。
来ていた下着は、川の水で洗い、アイテムボックスへしまった。
汗を拭きとってさっぱりしたので、川に沿って歩いていくと、小さな橋が見えてきた!
橋がある、そうそこは人が川を渡る為の橋だ!
橋に向かって、さらに歩いていく。
橋に着くとやはり道らしく、タイヤ?車輪?台車などが通った跡があった。
右か左か・・
と考えていると、右側から馬車が見えてきた。
いや、馬車がかなりの速度で、何かから逃げているようだ。
馬車が通れるよう道を開けようとすると、御者と思える人が叫んできた
「逃げろ~、ブラックウルフの群れが来るぞ~」
とりあえず、危険な生き物だろうと思ったが、戦うための武器がない。
せめて森の中で木の枝でも拾っていれば・・・などと思ったが無いものはない。
高ステータスだから最悪どうにかなるな
そんな事を考えながらも、馬車の向かう方向へ逃げることにした。
ザッザッ・・
馬車との間隔が開く、馬車より速いって、どんな身体能力だ、俺!
ステータス値99,999って、こんなに違うのか、ならば、と急停止!
そこへ、馬車が向かってきているのが見えるが、道の石に乗り上げたのか、馬車が浮き上がり、そして、倒れた所が見えた!
また、御者の人は、その衝撃に飛ばされ、道端へ落ちていった。
「これ、不味い展開だな!」
そう思い、馬車に向かい駆け出し、御者に近づいてみると、落ちた衝撃で、腕、脚を痛めたようだ!
もしかしたら骨にヒビが入っているかもしれないなと思いながら御者に声をかける
「おい、大丈夫か?」
「う、うぅ~、馬車にご主人様とお嬢様がまだ。それにブラックウルフが・・・」
それだけ言うと痛みをこらえながら、馬車に向かおうとしている。
馬車にまだ人が乗っているという話で、その御者の肩を担ぎ上げ、馬車へ!
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