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能力の確認

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能力の確認といえば、ラノベだとステータスだ。
中二病みたいで恥ずかしいがとりあえず定番だがと「ステータスオープン」と小さく唱えてみた。
誰も聞いちゃいないとは思うが

定番なのか、ステータスが確認できた。
しかし、ゲームのようにステータス画面が現れるのではなく、情報が浮かび上がり、自分で認識したという感じだった。

一応、整理してみよう

名前 白川翔
性別 男
年 20

職業 無職

体力:99,999(最大)
魔力:99,999(最大)
筋力:99,999(最大)
耐久:99,999(最大)
敏捷:99,999(最大)

スキル
剣術、投擲、蹴術、弓術、射撃、拳闘、威圧
釣り、料理
鑑定、交渉、礼儀
高速思考、並列思考、情報分析
アイテムボックス(加護)
ステータス(加護)

・・・体力などが数値化されているが、99,999って手抜きなの?最大って?などと少し混乱したが、確かに最大値になっていれば、簡単な病気やケガはないと思うが・・・
いや、オルファ様(神様)が言っていた『今の世界に住む人々は自らの努力で』という話とは矛盾しないか?

まぁ、チートな身体能力を頂いたことには感謝しよう。

剣術・・・あぁ、剣道習ったことがあったな
投擲・・・子供の頃の石投げか?
蹴術・・・サッカー部だったし
弓術・・・弓道をお試しでやったことはあるが
射撃・・・海外旅行で拳銃撃ったことがあるからか?
拳闘・・・喧嘩したことがあるからか?それとも友人に空手の型を習ったからか?
威圧・・・うん、仕事でもめ事を納めるためにしたことがあるな
釣り・・・これは趣味だったし
料理・・・一人暮らしでそれなりに自炊していたからか
鑑定・・・これは、理由が分からないが有り難い、行商に一歩前進だな
交渉・・・値段交渉などをしたからかな
礼儀・・・礼儀作法は、確かに仕事上で覚えさせられたな。
高速思考、並列思考、情報分析・・・うん、これらは仕事関係だな

加護は、つけてくれたオルファ様に感謝だな。

と、一通り能力を把握したところで、地図が浮かんできたことが不思議だと思ったが、情報分析という能力で、自分が知りたい情報を入手し、最適解を導くことができるようだと認識した。

把握を終えたころには、周囲が明るくなってきていた。
昨日に引き続き、歩いて森を抜けることにした。
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