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とりあえず薬草を見つけよう
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能力やスキルなど多くの謎を抱えてしまったが、薬草を採取して依頼内容をクリアしないといけないことを思い出した。
落ちた場所に移動し、穴から出ようと、上にジャンプした。
「・・・ええぅ」
落ちた穴の位置を通りこして、森の木の上を通りこして、空に飛び出してしまった。
いやぁ、周りの景色がよく見える・・・
って、そうじゃない。
落ちても大丈夫なのかな?
などと考えていたが、雲に近づいたあたりからだんだんと落下している。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
ケガしないかなぁと思いながらも、ズドーンという音と共に、どうにか着地することができた。
バキバキバキっと音がすると着地した周りの木が倒れている。
キョロキョロと周りを見渡すがとりあえず誰もいない・・・
「見つかったら不味いよなぁ」
着地した場所から走って移動し始めたが、今度はすごい速さで走り始めてしまった。
当然、走っていた場所の木はなぎ倒されていく・・・
立ち止まり
「制限、元に戻せないかなぁ・・・」
そう呟くと、脳内に『制限開放をOFFします』という声が聞こえてきた。
制限ってON、OFFできるのかなぁと思いながらも、再びその場所から走りだしてみた。
今度は、自分の慣れ親しんだ速さで、木もなぎ倒されることもなく、走ることができた。
なるほど制限は自分でON・oFFできるようだ。
かなり移動してしまったので、周囲を確認すると見たことのない場所で、川の流れる音が聞こえてきた。川の方へ移動していると、薬草が生えている。
50束採取しないと宿代も稼げないことになるので、地道に採取していった。
100束ほど採取出来たので、一休みしようと川に向かっていった。
川辺につくと右側に橋が見えるので、橋まで移動し、その道を歩いていけば町に帰れることが分かった。
「助けてぇぇぇ」
橋の方から悲鳴が聞こえてきた。
制限をONにすれば、助けることはできるが・・・
そう思いながら、悲鳴のする方へゆっくりと向かっていくと、10体ほどのゴブリンの群れが見え、檻をつないだ馬車が襲われているように見えた。
檻と馬車は横倒しになっていて、檻も曲がりっているようだ。
檻の中には2人の子供が閉じ込められており、その周り御者や護衛の人影は見えない。
「ゴブリンに襲われ、護衛や御者は逃げ出したか・・・」
そう呟くと、腰の剣を抜き、ゴブリンの群れに向かって走り出しいていた。
落ちた場所に移動し、穴から出ようと、上にジャンプした。
「・・・ええぅ」
落ちた穴の位置を通りこして、森の木の上を通りこして、空に飛び出してしまった。
いやぁ、周りの景色がよく見える・・・
って、そうじゃない。
落ちても大丈夫なのかな?
などと考えていたが、雲に近づいたあたりからだんだんと落下している。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
ケガしないかなぁと思いながらも、ズドーンという音と共に、どうにか着地することができた。
バキバキバキっと音がすると着地した周りの木が倒れている。
キョロキョロと周りを見渡すがとりあえず誰もいない・・・
「見つかったら不味いよなぁ」
着地した場所から走って移動し始めたが、今度はすごい速さで走り始めてしまった。
当然、走っていた場所の木はなぎ倒されていく・・・
立ち止まり
「制限、元に戻せないかなぁ・・・」
そう呟くと、脳内に『制限開放をOFFします』という声が聞こえてきた。
制限ってON、OFFできるのかなぁと思いながらも、再びその場所から走りだしてみた。
今度は、自分の慣れ親しんだ速さで、木もなぎ倒されることもなく、走ることができた。
なるほど制限は自分でON・oFFできるようだ。
かなり移動してしまったので、周囲を確認すると見たことのない場所で、川の流れる音が聞こえてきた。川の方へ移動していると、薬草が生えている。
50束採取しないと宿代も稼げないことになるので、地道に採取していった。
100束ほど採取出来たので、一休みしようと川に向かっていった。
川辺につくと右側に橋が見えるので、橋まで移動し、その道を歩いていけば町に帰れることが分かった。
「助けてぇぇぇ」
橋の方から悲鳴が聞こえてきた。
制限をONにすれば、助けることはできるが・・・
そう思いながら、悲鳴のする方へゆっくりと向かっていくと、10体ほどのゴブリンの群れが見え、檻をつないだ馬車が襲われているように見えた。
檻と馬車は横倒しになっていて、檻も曲がりっているようだ。
檻の中には2人の子供が閉じ込められており、その周り御者や護衛の人影は見えない。
「ゴブリンに襲われ、護衛や御者は逃げ出したか・・・」
そう呟くと、腰の剣を抜き、ゴブリンの群れに向かって走り出しいていた。
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