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立場逆転
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「では、手筈通りに」
「はっ! 承知いたしました隊長!」
1人の立派な身なりの王国騎士は、ジェシカへ礼を尽くし、その場から走り去ってゆく。
ジェシカの王国騎士団5番隊隊長としての振る舞いはなかなか様になっていた。
ちなみに5番隊は巷では"近衛騎士団"と言われ、王族ならびに王城の警護を主任務とする、非常に名誉ある隊だ。
国家転覆を目論み、王へ刃を向けたガトー・ガナッシュを討伐したジェシカには、まさにうってつけの職務である。
「お待たせっ! トーガっ!」
と、さっきまでの凛々しい五番隊隊長として態度はどこへいったのやら。
こちらへ小走りで駆けてくる様はまるで、少女のようにあどけない。
「体調が板についてきたじゃないか、ジェシカ」
「おかげさまでね。それじゃ、えっと……私の部屋でいいかしら?」
「ああ」
俺はジェシカについてゆき、王宮の中にある五番隊隊長の執務室へ向かってゆく。
互いに立派なソファーへ腰を下ろし、早速本題に入ることとした。
「販路の開拓の方はどうだ?」
「順調よ。予定通り、初回に関しては貴族を中心にとした裕福層へ売り込むことができると思うわ」
パウンド地区で立ち上げ予定の事業の質、自体に自信はある。
しかし国土の広いケイキ王国では、日々様々な産業が、品が生まれ、そして消えていっている。
質が良いと自負をしていても、それを巷へばら撒いただけでは、あっという間に淘汰されてしまう可能性が高い。
そこで俺は、まず"貴族や裕福層"といった、影響力のある階級のところへ、売り込むこととした。
「でも、大丈夫? ああいう連中って、結構好みがうるさいのよ?」
「だからジェシカにお願いしているんじゃないか。なにせ君は今や、国を救った英雄という事実と、その美貌で、ひっぱりだこじゃないか」
「もう、そんなこといってぇ……まぁ確かに、おかげさまで私によくしてくれる人が多くなったけど……」
ふとジェシカは立ち上がり、俺の隣へ座ってくる。
「そんな私を貴族相手の商売に使うだなんて、酷い人ね。もしかしてこの私に枕営業でもさせるつもり?」
「そんなわけあるか。してもらおうなど微塵も思ってはいない」
「じゃあ、商談の最中に私が襲われちゃったら?」
「どこにいて、何をしていても、そいつをぶっ潰しに君の元へゆく。なにせジェシカと俺は……むぅーー!?」
ジェシカは俺の言葉を遮るように唇を添えてきた。
あの一週間で、こうしたこともだいぶ鍛えられたジェシカは、その行為だけで俺を昂らせてゆく。
そして気がつけば、俺はジェシカの手によって、ソファーの上へ押し倒されている。
「なんだ、急に。もしかして、したいのか?」
意地悪なふうにそう問いかける。
すると頬を赤らめ、やや視線を逸らしているジェシカは、それでもコクンと頷いて見せる。
「だ、だって、あの日以来ご無沙汰だったし……」
確かにここ最近は、俺も隊長としての職務、事業の立ち上げといったことで奔走していたため、離れて暮らしているジェシカとはご無沙汰……むしろ、パル達を含めた5人と、精霊1体の日以来だった。
「誰かが入ってくるかもしれないぞ?」
「鍵してあるから大丈夫よ。それにここって、さすが隊長の部屋ともいうべきかしら、防音も完璧なのよ?」
「防音? まさか……!?」
「だ、だって、忙しくてなかなか家に帰れないから。で、でも誤解しないで! 1人で、えっと、そのぉ……最近ね、貴族の間で、流行ってるそういう魔道具があって、それを使って、トーガのことを思い出して……」
『ほう、人はやはり欲望に忠実な生き物じゃな。かようなものを作るために、魔力を使うなど……くひひひ!』
高笑いと共に、突然現れたハーディアスがジェシカのデスクから、布に丁寧に包まれた棒のようなものを取り出している。
「ハ、ハーディアス! しまってよ! そんなものトーガに見せないでよぉ!」
俺の上か顔を真っ赤に染めたジェシカが飛び上がった。
そしてハーディアスの持つ、ソレを奪い返そうとしている。
『ほうれ、とってみんかぁ! ほれほれ』
「ああん、もう! 返してよ、ハーディアスぅ!!」
ほんと、ジェシカとハーディアスは仲良しで、いいことだと思った。
『さぁて、戯れはここまでにするかのぉ』
突然ハーディアスが不穏な声を上げた。
闇の精霊の化身は魔力を発し、それは触手のように変化して、ジェシカを拘束する。
「ちょ、これぇ……!?」
『ジェシカよ、よくも我を差し置いて愛しきトーガ・ヒューズを押し倒すなどという蛮行に走ったな? 覚悟はできておろうな? くひひ……!』
「だ、だって……んっ!」
ハーディアスは邪悪な笑みを浮かべつつ、ジェシカのデスクから取り出したソレで、拘束されている彼女へ悪戯をし始める。当初こそ、嫌そうなリアクションをしていたジェシカだったが、徐々にその気になっている様子だった。
当然、そんな光景を見せつけられている俺自身もだ。
おそらく、この後俺は2人分頑張らねばならないらしい。
『動くな、トーガ・ヒューズ!』
突然、目の前のハーディアスが、戦いの時のソレによく似た声を放つ。
『今回、貴様は何もせんでいい。いや、むしろすることを許さん。それでも、どーしても我慢できんというのなら、くひひ……そこで1人でしてるがいい!』
「ーーっ!? こ、これは……ぐっ……!?」
どうやらハーディアスは、俺へ少々趣味の悪い呪いをかけたらしい。
さすがにこれは少しやりすぎと思いーー
『なっーー!?』
適当に魔力を発し、ハーディアスの呪いを吹き飛ばした。
ついでにジェシカにまとわりついていた触手さえも消し去る。
「ジェシカ、ハーディアスを捕まえろ!」
「承知っ!」
『ちょ、貴様ら……ぬぅ!?』
ジェシカはハーディアスへ触れられるのを良いことに、彼女を羽交締めにする。
「ハーディアス、よくもトーガの前で辱めてくれたわね? そんな貴方にはお仕置きとして、これを使ってあげるわね」
ジェシカは奪い返した棒をハーディアスへ突きつける。
「なぁジェシカ、どうみてもハーディアスには、それだけでは足りないと思わないか?」
「うふ、それもそうね。じゃあ、一緒にお願いできるかしら、トーガ?」
『ちょ、ちょ、き、貴様らまさか、我を寄ってたかって……!?』
珍しく顔を真っ赤に染めて、狼狽えているハーディアス。
そんな彼女の耳にジェシカは口を寄せ、
「今回はトーガと私で、ハーディアスのことを可愛がってあげるわね」
『ぬわあぁぁぁぁぁ!! 貴様らおぼえてろぉぉぉ!!』
当初こそ、いつものような不遜な態度をとっていたハーディアスだったが、俺とジェシカの同時攻撃を受け、次第に屈服し始める。
ーーこの後、しばらくの間、ハーディアスが大人しくなったのはいうまでもない。
「はっ! 承知いたしました隊長!」
1人の立派な身なりの王国騎士は、ジェシカへ礼を尽くし、その場から走り去ってゆく。
ジェシカの王国騎士団5番隊隊長としての振る舞いはなかなか様になっていた。
ちなみに5番隊は巷では"近衛騎士団"と言われ、王族ならびに王城の警護を主任務とする、非常に名誉ある隊だ。
国家転覆を目論み、王へ刃を向けたガトー・ガナッシュを討伐したジェシカには、まさにうってつけの職務である。
「お待たせっ! トーガっ!」
と、さっきまでの凛々しい五番隊隊長として態度はどこへいったのやら。
こちらへ小走りで駆けてくる様はまるで、少女のようにあどけない。
「体調が板についてきたじゃないか、ジェシカ」
「おかげさまでね。それじゃ、えっと……私の部屋でいいかしら?」
「ああ」
俺はジェシカについてゆき、王宮の中にある五番隊隊長の執務室へ向かってゆく。
互いに立派なソファーへ腰を下ろし、早速本題に入ることとした。
「販路の開拓の方はどうだ?」
「順調よ。予定通り、初回に関しては貴族を中心にとした裕福層へ売り込むことができると思うわ」
パウンド地区で立ち上げ予定の事業の質、自体に自信はある。
しかし国土の広いケイキ王国では、日々様々な産業が、品が生まれ、そして消えていっている。
質が良いと自負をしていても、それを巷へばら撒いただけでは、あっという間に淘汰されてしまう可能性が高い。
そこで俺は、まず"貴族や裕福層"といった、影響力のある階級のところへ、売り込むこととした。
「でも、大丈夫? ああいう連中って、結構好みがうるさいのよ?」
「だからジェシカにお願いしているんじゃないか。なにせ君は今や、国を救った英雄という事実と、その美貌で、ひっぱりだこじゃないか」
「もう、そんなこといってぇ……まぁ確かに、おかげさまで私によくしてくれる人が多くなったけど……」
ふとジェシカは立ち上がり、俺の隣へ座ってくる。
「そんな私を貴族相手の商売に使うだなんて、酷い人ね。もしかしてこの私に枕営業でもさせるつもり?」
「そんなわけあるか。してもらおうなど微塵も思ってはいない」
「じゃあ、商談の最中に私が襲われちゃったら?」
「どこにいて、何をしていても、そいつをぶっ潰しに君の元へゆく。なにせジェシカと俺は……むぅーー!?」
ジェシカは俺の言葉を遮るように唇を添えてきた。
あの一週間で、こうしたこともだいぶ鍛えられたジェシカは、その行為だけで俺を昂らせてゆく。
そして気がつけば、俺はジェシカの手によって、ソファーの上へ押し倒されている。
「なんだ、急に。もしかして、したいのか?」
意地悪なふうにそう問いかける。
すると頬を赤らめ、やや視線を逸らしているジェシカは、それでもコクンと頷いて見せる。
「だ、だって、あの日以来ご無沙汰だったし……」
確かにここ最近は、俺も隊長としての職務、事業の立ち上げといったことで奔走していたため、離れて暮らしているジェシカとはご無沙汰……むしろ、パル達を含めた5人と、精霊1体の日以来だった。
「誰かが入ってくるかもしれないぞ?」
「鍵してあるから大丈夫よ。それにここって、さすが隊長の部屋ともいうべきかしら、防音も完璧なのよ?」
「防音? まさか……!?」
「だ、だって、忙しくてなかなか家に帰れないから。で、でも誤解しないで! 1人で、えっと、そのぉ……最近ね、貴族の間で、流行ってるそういう魔道具があって、それを使って、トーガのことを思い出して……」
『ほう、人はやはり欲望に忠実な生き物じゃな。かようなものを作るために、魔力を使うなど……くひひひ!』
高笑いと共に、突然現れたハーディアスがジェシカのデスクから、布に丁寧に包まれた棒のようなものを取り出している。
「ハ、ハーディアス! しまってよ! そんなものトーガに見せないでよぉ!」
俺の上か顔を真っ赤に染めたジェシカが飛び上がった。
そしてハーディアスの持つ、ソレを奪い返そうとしている。
『ほうれ、とってみんかぁ! ほれほれ』
「ああん、もう! 返してよ、ハーディアスぅ!!」
ほんと、ジェシカとハーディアスは仲良しで、いいことだと思った。
『さぁて、戯れはここまでにするかのぉ』
突然ハーディアスが不穏な声を上げた。
闇の精霊の化身は魔力を発し、それは触手のように変化して、ジェシカを拘束する。
「ちょ、これぇ……!?」
『ジェシカよ、よくも我を差し置いて愛しきトーガ・ヒューズを押し倒すなどという蛮行に走ったな? 覚悟はできておろうな? くひひ……!』
「だ、だって……んっ!」
ハーディアスは邪悪な笑みを浮かべつつ、ジェシカのデスクから取り出したソレで、拘束されている彼女へ悪戯をし始める。当初こそ、嫌そうなリアクションをしていたジェシカだったが、徐々にその気になっている様子だった。
当然、そんな光景を見せつけられている俺自身もだ。
おそらく、この後俺は2人分頑張らねばならないらしい。
『動くな、トーガ・ヒューズ!』
突然、目の前のハーディアスが、戦いの時のソレによく似た声を放つ。
『今回、貴様は何もせんでいい。いや、むしろすることを許さん。それでも、どーしても我慢できんというのなら、くひひ……そこで1人でしてるがいい!』
「ーーっ!? こ、これは……ぐっ……!?」
どうやらハーディアスは、俺へ少々趣味の悪い呪いをかけたらしい。
さすがにこれは少しやりすぎと思いーー
『なっーー!?』
適当に魔力を発し、ハーディアスの呪いを吹き飛ばした。
ついでにジェシカにまとわりついていた触手さえも消し去る。
「ジェシカ、ハーディアスを捕まえろ!」
「承知っ!」
『ちょ、貴様ら……ぬぅ!?』
ジェシカはハーディアスへ触れられるのを良いことに、彼女を羽交締めにする。
「ハーディアス、よくもトーガの前で辱めてくれたわね? そんな貴方にはお仕置きとして、これを使ってあげるわね」
ジェシカは奪い返した棒をハーディアスへ突きつける。
「なぁジェシカ、どうみてもハーディアスには、それだけでは足りないと思わないか?」
「うふ、それもそうね。じゃあ、一緒にお願いできるかしら、トーガ?」
『ちょ、ちょ、き、貴様らまさか、我を寄ってたかって……!?』
珍しく顔を真っ赤に染めて、狼狽えているハーディアス。
そんな彼女の耳にジェシカは口を寄せ、
「今回はトーガと私で、ハーディアスのことを可愛がってあげるわね」
『ぬわあぁぁぁぁぁ!! 貴様らおぼえてろぉぉぉ!!』
当初こそ、いつものような不遜な態度をとっていたハーディアスだったが、俺とジェシカの同時攻撃を受け、次第に屈服し始める。
ーーこの後、しばらくの間、ハーディアスが大人しくなったのはいうまでもない。
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