45 / 53
二章
新必殺! フレイムアクスカリバー!!
しおりを挟む「GAA!!」
ドラゴンゾンビは大口を開いて、黒く変色した炎を吐き出す。
白銀の鎧を装備したアインは構わず前進を続ける。
錬成したての白銀の鎧は、黒色の炎を浴びても溶解どころか傷一つ見受けられない。
「炎なんて効くかぁー!」
「ヴォォォ!」
アインは右手でドラゴンゾンビの首を掴んだ。
敵は首を振って逃れようとするも、アインの精巧な五指が食い込んで、離さない。
そしてドラゴンゾンビの胸へ目掛けて、左腕に装備した盾のバンカーを叩き込む。
「ファイヤエクスプロージョン!」
ドラグネットの叫びが、盾の裏に装着された赤い魔石を輝かせた。
魔石から炎の力が呼び起こされ、バンカーを伝って、ドラゴンゾンビの体の中へ流れ込む。
次の瞬間、ドラゴンゾンビは体の内側から爆ぜた。激しい爆風と衝撃がアインへ襲いかかるも、白銀の鎧は全てを受け流す。
相手がもしも、普通の竜であれば、これで勝利となったはず。
しかし――
(やっぱ吹っ飛ばすだけじゃダメか!)
バンカーによって吹っ飛ばされた胸の風穴へ、周囲の腐肉が別の生き物のように集まり始めた。
さすがは不死(アンデット)と言われるゾンビ。やはりここは一気に決めるほかに無し。
「ニーヤ、準備は良いな?」
「問題ありません。行けます! あとで瑠璃特製の焼肉お願いします!」
「ああ! 脂のたっぷり乗ったところをニーヤのために焼いてやる!」
「ありがとうございます! 楽しみですっ!」
ニーヤは勇ましく一馬の前に立つ。
そして足下に魔法陣が浮かび上がり、青く荘厳な力が溢れ出た。
「魔力主機関開放!」
その力は空気の流れを変え、彼女の周囲には竜巻のような渦を生み出す。
「循環確認! 充填開始ッ!」
ニーアから輝きはアインの胸に装着された魔石をこれまで以上に強く輝かせた。
アインが激しい青白い輝きに包まれる。
「拘束魔法照準固定――――照射ッ!」
ニーヤから魔法陣が放たれた。
それは拡大しながら再生途中のドラゴンゾンビへ迫る。
『GA!?』
魔法陣がぶつかると、ドラゴンゾンビの四肢が紫電を帯びながら硬直した。
身をよじり逃れようとするも、魔力の輝きはドラゴンゾンビを捕らえて離さない。
「今ですマスターッ!」
「ああっ!」
斬魔刀アクスカリバーへ、アコーパールで更に増幅されたニーヤの魔力が集ってゆく。
同時発動させたのは、切れ味上昇の斬鋼、オーガの強い膂力を付与するオーガパワー、そして必殺スキルエアスラッシュ。
しかしこれだけではきっと届かない。
だからこそ――!
「ヴォォォォッ!!」
アインは竜の咆哮のような声を上げ、頭のアーメットの隙間から赤く、鋭い輝きを放った。
竜の魂を力に変え、相手を圧倒する力――竜の怒り。
未知の力の奔流はアインを包み込んだ。竜の咆哮を彷彿させる猛り声がアインから響きわたる。
「ちょっとまったぁー!」
と、突撃寸前、声を上げて静止を促したのはぴょんぴょんと跳ねるドラグネット=シズマン。
「なんですか、いきなり! 今、良いところなんですから邪魔しないでください! 集中力が途切れるじゃないですか!!」
ニーヤは拘束魔法を維持しつつも、眉間に皺を寄せて叫ぶ。
しかしドラグネットはニーヤに怒鳴られたなどなんのその。彼女もまた前に出て、身体から赤い気配を放った。
「カズマぁ、危ないからアインにアクスカリバーを掲げさせて!」
「アクスカリバーを?」
「そうそう、早く早く!」
「お、おう……!」
言われた通り、一馬はアクスカリバーを持つアインへ八相の構えをさせた。
「よぉーし、いっくよぉ! アクスカリバー、フレイムアーップ!」
ドラグネットはそう叫ぶのと同時に、ダボダボの袖から手を出して、指をパチンと鳴らす。
すると音に従って、彼女を取り巻いていた赤い輝きがアクスカリバーへ流れ込む。
それは瞬時に激しい炎となり、刀身を赤く燃やし始めた。
「おお、すげぇ!」
「へへん! 必殺技といえば炎の剣だよ! さぁ、やっちゃて、カズマぁ!」
「最高だ、ドラ! 行け、アイン!」
一馬の意志を受け、あらゆる力と竜の魂、そしてドラグネットの炎の力を宿したをアインが飛び出す。
矢のように早く、炎のように熱く、そして竜のように雄々しく――急接近するアインを前にして、ドラゴンゾンビはただたじろぐことしかできない!
「喰らえ! これが俺たちの新しい力――フレイムアクスカリバーぁぁぁ!!」
『GAAA――ッ!!』
炎の刃はドラゴンゾンビを真っ二つに切り裂いたばかりは、激しい炎で包み込んだ。
腐肉も、何もかもが炎で焼き尽くされ、灰へ、塵へと変わり消失してゆく。
(さすがに燃やしちゃったから素材には使えないか。だったら!)
アインは胸の辺りに渦を浮かべて、燃え盛るドラゴンゾンビを光の粒に変えて吸収させてゆく。
*スキル獲得:ドラゴンバースト
よくわからないが強そうな名前のスキルだったので、とりあえず良しとしておく。
「やったぁー! あたしとカズマの愛の炎の勝利だぁー!」
「お、おい!?」
感極まったのかなんなのか、ドラグネットは一馬を押し倒さんばかりの勢いで抱き着きてくる。
ニーヤは鋭い視線を、瑠璃はため息を着くが、この場はドラグネットに譲る気らしい。
こうして白銀の鎧と新しい必殺技を獲得したアインは、大勝利を収めるのだった。
●●●
「肉、美味しい……ドラの、ドアホ……」
「カズマぁ……ニーヤのバーカ、バーカぁ……」
などと寝言でお互いに悪口を言いつつも、ニーヤとドラグネットは星空の下、焚火の前ですやすやと寄り添って寝ていた。
一時はドラゴンゾンビのせいで、こんな穏やかな空気がもう望めないものだと思っていた。
「なんだかんだでニーヤ君とドラは仲良しなんだな」
瑠璃は焚火の火をいじりながら、微笑ましそうにニーヤとドラグネットを見つめている。
その優し気な横顔に、一馬は意図せず胸の高鳴りを覚えた。
「先輩、今日はありがとうございました。先輩の勇気と、鎧がなかったら今頃俺たち……」
「いつもは戦いに参加できないんだ。こういう時ぐらい私が頑張らないと、と思ってな」
一馬の後ろに佇むアインは、かつてはただの木偶人形だった。
しかし今は立派な鋼鉄の巨人にまで発展した。
アインがここまでの力を持つことができるようになったのは、瑠璃の功績が大きい。
「先輩」
「ん?」
「改めて、ここまで本当にありがとうございました。ここまで来れられたのはすべて先輩のおかげです」
「なんだい、急に改まって? 私は私がしたいようにしてきただけだぞ?」
「そうだったとしても感謝してます。だから、今日のことも含めて、何かお礼をさせてください。なんでも良いです。先輩が望むことだったらなんでも叶えて見せます」
一馬は真剣に瑠璃を見据えながらそう言い放つ。
瑠璃は白い頬を真っ赤に染めて、視線を焚火へ落とした。
「ほ、本当に何でも良いのか?」
「なんでも良いです」
「本当だな? 本当に、本当に、願ったことを聞いてくれるんだな!?」
「え、あ、はい……!」
鬼気迫る瑠璃の様子に思わず一馬はたじろいでしまった。
ここまで念を押されてしまうと、妙に肩ひじを張ってしまうというもの。
しかし、一馬は瑠璃の願いを聞き入れると決めた。ならば――
(なんでもこい! ドーンと来い!!)
「……りって……」
「えっ?」
「これからは私のことを“瑠璃”って呼んでくれっ!!」
「……そ、そんなんで良いんですか?」
一馬が聞き返すと、珍しく顔を真っ赤に染めた瑠璃は何度も頷いて見せる。
「だって、私が良いよって言っても、全然そう呼んでくれないから……だから……」
「それはその……」
「もう私は一緒に教室にいた留年生の牛黒先輩じゃない。一馬と共にこの世界で生きて行くと決めた牛黒瑠璃なんだ! そう見てほしいんだ!」
「……」
ずっと瑠璃のことを“先輩”と呼び続けていたのは、気恥ずかしさもあったが、正直なところ彼女の存在が偉大だと感じていたからだった。
ここまで無事に過ごせてきたのも、全て瑠璃のお陰である。そんな彼女を、自分と同列に扱うのはどうかと。
しかし瑠璃の願いは、そんなつまらない壁など取っ払って欲しいということなのだろう。
「……わかりました。それがお願いだっていうんでしたら……」
「それもやめてほしい」
「?」
「敬語」
「マ、マジっすか?」
「マジだ」
かつて教室で何者の寄せ付けなかった、鋭い目つきの瑠璃になった
それだけ真剣ということか。
胸の鼓動は最高潮を迎えて、頭は若干くらくら。だけどこれ以上、引き延ばすとたぶん怒られる。絶対に怒られる。
ならば――
「あーじゃ、えっと……る、瑠璃……?」
始めて口にする言葉は、唇を震わせ、胸に強い鼓動を呼び起こす。
対する瑠璃は名前を口にされた途端、目頭へ僅かに涙を浮かべた。
「あ、え、ちょっと!?」
「もう一回……」
「えっ?」
「もう一回っ!」
「る、瑠璃」
ようやく強張っていた瑠璃の頬が弛緩した。
その嬉しそうな笑顔に、一馬は胸の高鳴りを堪えきれなかった。
「もう一回!」
「瑠璃」
「もう一回!!」
「瑠璃っ!」
「もう一回ッ!!」
「瑠璃ぃーっ!!」
「ありがとう一馬。嬉しい……!」
そして満面の笑み。卑怯な最終兵器であった。
距離がグッと近づいたような気がしてならなかった。
瑠璃は黒い瞳に一馬を写し続けていた。
自然と一馬の意識が、瑠璃の艶やかな唇に注がれる。普段じゃ、そんなことをすれば、瑠璃はすぐさまフードを被って顔を隠してしまう筈。
しかし彼女はそうせず、ただ茫然と一馬を見上げ続けている。
縮んだ心の距離のように、二人の身体の距離もまた、お互いを更によく知ろうとするために近づいてゆく。
「ニーヤの、ばかぁぁぁぁ!!」
「「――ッ!?」」
と、そんな中、突然ドラグネットが起き上がり、びっくりした二人は揃って尻もちを突いた。
仲良く視線をドラグネットへ向けてみれば、件の娘は立ち上がったまま、目を線にして、まるでゾンビのように体を左右に揺らしている。
意識は未だ夢の中なのだろうか。
「おしっこ……」
「ド、ドラ! 一緒に行こう!!」
瑠璃はゆらゆらと一人で焚火から離れていったドラグネットの肩を抱き、一緒に闇の中へ消えてゆく。
そうして一人になった一馬は強い虚脱感に襲われたのだった。
しかし強い満足感もあった。
さっきのは雰囲気に流されたわけじゃない。
一馬の中へ確かに瑠璃が存在するように、彼女の中にもまた一馬が確かに存在する。
そのことは十分に分かった。分かっただけで、満足だった。
恋愛経験とかそういうのは全くないので、この先、どうしたら良いかはよくわからない。
だけど分からないなりに、手探りで進めてゆけばいい。
きっと優しい瑠璃のことだから、付き合ってくれるはず。
「明日も頑張りますかー!」
今日はもう寝るに限ると判断した一馬は地面の上へ寝そべった。
明日からはまた楽しくなる。きっと!
しかしこの時一馬は気づいていなかった。
「……」
実はニーヤはずっと起きていて、少々ブスッとした顔をしていたことに。
0
お気に入りに追加
70
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
異世界なんて救ってやらねぇ
千三屋きつね
ファンタジー
勇者として招喚されたおっさんが、折角強くなれたんだから思うまま自由に生きる第二の人生譚(第一部)
想定とは違う形だが、野望を実現しつつある元勇者イタミ・ヒデオ。
結構強くなったし、油断したつもりも無いのだが、ある日……。
色んな意味で変わって行く、元おっさんの異世界人生(第二部)
期せずして、世界を救った元勇者イタミ・ヒデオ。
平和な生活に戻ったものの、魔導士としての知的好奇心に終わりは無く、新たなる未踏の世界、高圧の海の底へと潜る事に。
果たして、そこには意外な存在が待ち受けていて……。
その後、運命の刻を迎えて本当に変わってしまう元おっさんの、ついに終わる異世界人生(第三部)
【小説家になろうへ投稿したものを、アルファポリスとカクヨムに転載。】
【第五巻第三章より、アルファポリスに投稿したものを、小説家になろうとカクヨムに転載。】
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
全裸追放から始まる成り上がり生活!〜育ててくれた貴族パーティーから追放されたので、前世の記憶を使ってイージーモードの生活を送ります〜
仁徳
ファンタジー
テオ・ローゼは、捨て子だった。しかし、イルムガルト率いる貴族パーティーが彼を拾い、大事に育ててくれた。
テオが十七歳になったその日、彼は鑑定士からユニークスキルが【前世の記憶】と言われ、それがどんな効果を齎すのかが分からなかったイルムガルトは、テオをパーティーから追放すると宣言する。
イルムガルトが捨て子のテオをここまで育てた理由、それは占い師の予言でテオは優秀な人間となるからと言われたからだ。
イルムガルトはテオのユニークスキルを無能だと烙印を押した。しかし、これまでの彼のユニークスキルは、助言と言う形で常に発動していたのだ。
それに気付かないイルムガルトは、テオの身包みを剥いで素っ裸で外に放り出す。
何も身に付けていないテオは町にいられないと思い、町を出て暗闇の中を彷徨う。そんな時、モンスターに襲われてテオは見知らぬ女性に助けられた。
捨てる神あれば拾う神あり。テオは助けてくれた女性、ルナとパーティーを組み、新たな人生を歩む。
一方、貴族パーティーはこれまであったテオの助言を失ったことで、効率良く動くことができずに失敗を繰り返し、没落の道を辿って行く。
これは、ユニークスキルが無能だと判断されたテオが新たな人生を歩み、前世の記憶を生かして幸せになって行く物語。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる