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宇宙人も来た
宇宙人も来た
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家について部屋で地底人はチョッコリと椅子に座り祐樹と向き合っていた。
祐樹は次のように切り出した「話は戻るが名前は何といった?」
地底人「忘れたのか?クミだ。」
祐樹は「わかったクミなのだな。」
「観察が目的だと言っていたが観察してレポートを書いてその後俺を地底に連れて行って標本にするのか?」
地底人「そうだでも心配するな、痛くも痒くもなくすぐに終わるから。」
祐樹「そういうことではない。」
「観察を止めて地底に帰ってくれと言ってもそうはいかないのだよな。」
地底人「分かってもらえて良かった。」
と、言った時、眩しい光が窓から入ってきた。
祐樹は驚いて窓を開けて外を見ると宇宙船が庭に降りていた。
それを見つめていたらドアが開いて宇宙人と思われる影が見えた。
そしてそれはちらに近づいて部屋に入ってきた。
そいつは人間みたいな姿をしていた。
祐樹に向かうと「お前は今から勇者になった。私に付いて来い。」
祐樹「待て、待て、待て。今年俺は厄年なのか?」
「なぜおかしなやつばかり俺の所に来るのだ?」
それを宇宙人は無視して「宇宙船に移る。」
と、言うと眩しい光がさした。
そのまま目を閉じていると祐樹と地底人は宇宙船の中にいた。
宇宙人は「今から私の星へ行く」
と、言うと宇宙船は飛び立った。
祐樹は地底人を見て「お前も一緒なのか。」
祐樹「こいつは関係ないだろ戻してやれよ。」
宇宙人「もう星に向かう軌道に入った。このまま行く。」
祐樹は少し苛立って「何も説明がないまま進んでいるが、ちゃんと説明しろよ!」
と、語気を荒げて言った。
宇宙人「星に着けば王さまに面会する。その時に分かるから落ち着いていろ。」
時間はどのくらい経ったか分からないが宇宙人の星に着いた。
そして城に案内されて二人は王様の前に立った。
宇宙人「王様連れてまいりました。」
王様「よくやったもう下がってよいぞ。」
宇宙人「は!」と言って部屋から出て行った。
そして二人に「長旅おつかれさま。」と話しかけた。
祐樹「何があったか分からないが私たちを返してください。」
王様「そんなに興奮しないで話を聞きなさい。」と、諭した。
祐樹「いきなり来て何の説明もないままでは興奮もしますよ。」
「自分たちにどんな用があるのですか?」
王様「実は娘が山に入って戻って来なくなった。」
「占い師に占わせたら勇者となる人物がこれを解決してくれると占いの結果が出た。」
「その勇者となる人物が君だ!」
「それでここに呼んだのだよ。」
「山に入って娘を探して連れて戻してくれ。」
祐樹「事情は分かりました。でも私たちではむずかしいと思いますけど。」
王様は祐樹の言葉を流して「ここに鬼の住む場所が書かれている地図がある。」
「占い師によるとここに居る可能性が大きいと言っていた。」
「君たちが行って娘を助け出してくれ。」と頭を下げた。
それを聞いていた地底人は「かわいそうだよ、何とかしようよ。」と祐樹に言った。
祐樹はしょうがなく「分かりました、分かりました、行きますよ、行けばいいのでしょ。」とやけ気味に言った。
王様「そうか行ってくれるか。それではここに弁当があるこれを持っていくといい。」
と、言って祐樹に渡した。
祐樹は“桃太郎じゃないので弁当だけもらっても・・”と思った。
しかしそれは言わないで「それでは行きます。」と言ってお城を出て行った。
祐樹は次のように切り出した「話は戻るが名前は何といった?」
地底人「忘れたのか?クミだ。」
祐樹は「わかったクミなのだな。」
「観察が目的だと言っていたが観察してレポートを書いてその後俺を地底に連れて行って標本にするのか?」
地底人「そうだでも心配するな、痛くも痒くもなくすぐに終わるから。」
祐樹「そういうことではない。」
「観察を止めて地底に帰ってくれと言ってもそうはいかないのだよな。」
地底人「分かってもらえて良かった。」
と、言った時、眩しい光が窓から入ってきた。
祐樹は驚いて窓を開けて外を見ると宇宙船が庭に降りていた。
それを見つめていたらドアが開いて宇宙人と思われる影が見えた。
そしてそれはちらに近づいて部屋に入ってきた。
そいつは人間みたいな姿をしていた。
祐樹に向かうと「お前は今から勇者になった。私に付いて来い。」
祐樹「待て、待て、待て。今年俺は厄年なのか?」
「なぜおかしなやつばかり俺の所に来るのだ?」
それを宇宙人は無視して「宇宙船に移る。」
と、言うと眩しい光がさした。
そのまま目を閉じていると祐樹と地底人は宇宙船の中にいた。
宇宙人は「今から私の星へ行く」
と、言うと宇宙船は飛び立った。
祐樹は地底人を見て「お前も一緒なのか。」
祐樹「こいつは関係ないだろ戻してやれよ。」
宇宙人「もう星に向かう軌道に入った。このまま行く。」
祐樹は少し苛立って「何も説明がないまま進んでいるが、ちゃんと説明しろよ!」
と、語気を荒げて言った。
宇宙人「星に着けば王さまに面会する。その時に分かるから落ち着いていろ。」
時間はどのくらい経ったか分からないが宇宙人の星に着いた。
そして城に案内されて二人は王様の前に立った。
宇宙人「王様連れてまいりました。」
王様「よくやったもう下がってよいぞ。」
宇宙人「は!」と言って部屋から出て行った。
そして二人に「長旅おつかれさま。」と話しかけた。
祐樹「何があったか分からないが私たちを返してください。」
王様「そんなに興奮しないで話を聞きなさい。」と、諭した。
祐樹「いきなり来て何の説明もないままでは興奮もしますよ。」
「自分たちにどんな用があるのですか?」
王様「実は娘が山に入って戻って来なくなった。」
「占い師に占わせたら勇者となる人物がこれを解決してくれると占いの結果が出た。」
「その勇者となる人物が君だ!」
「それでここに呼んだのだよ。」
「山に入って娘を探して連れて戻してくれ。」
祐樹「事情は分かりました。でも私たちではむずかしいと思いますけど。」
王様は祐樹の言葉を流して「ここに鬼の住む場所が書かれている地図がある。」
「占い師によるとここに居る可能性が大きいと言っていた。」
「君たちが行って娘を助け出してくれ。」と頭を下げた。
それを聞いていた地底人は「かわいそうだよ、何とかしようよ。」と祐樹に言った。
祐樹はしょうがなく「分かりました、分かりました、行きますよ、行けばいいのでしょ。」とやけ気味に言った。
王様「そうか行ってくれるか。それではここに弁当があるこれを持っていくといい。」
と、言って祐樹に渡した。
祐樹は“桃太郎じゃないので弁当だけもらっても・・”と思った。
しかしそれは言わないで「それでは行きます。」と言ってお城を出て行った。
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