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43話 ネギは必須だよね ⇒もつ煮

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人物紹介
料理担当:醤子(しょうこ。生醤油。ちげーって。)
手伝い:味噌美(みそみ。何味噌?いや味噌じゃねーよ、味噌美だ。)
日本料理に欠かせない二人は、どっちも大豆の精で、もしかすると
大豆の星があるのかもしれない。(追加妄想)

本日の調味料

醤油
味噌
旗○げ
長ネギの青いとこ
大蒜3欠
(お好みで生姜)
○味○ャンタンDX
唐辛子

醤「寒いね。」
味「冬だからね。」
醤「もつ煮よね。」
味「そだね。」
醤「・・・。」
味「なんだよ急に。脈絡が無さ過ぎ。それでなんで黙るのよ。」
醤「いや、意味はない。」
味「あそう、で、もつ煮なのね。」
醤「熱々のもつ煮は、この時期美味しいじゃない。お酒もすすむし。」
味「言われると、食べたくなるねー。」
醤「ただ、もつ煮は煮込み料理になるから時間がかかるのよ。」
味「しょうがない。」
醤「朝から始めて、夜に食べる。」
味「ほう。」
醤「でもなー、三日くらい経つとつゆもいい感じに馴染んで美味しいのよねー。」
味「待ってらんないって。」
醤「一回の量をそんなに食べないから、多めに作っておくといいわ。」
味「それで三日もたせるのね。」
醤「そうそう。では始めましょうか。(ぶしゅっ)」
味「おう。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
醤「ではさっそく始めましょう。もつはスーパーで一般的に売っている豚もつです。
 これを下茹でします。」
味「うわ、もう面倒じゃん。」
醤「旗○げを入れて10分程茹でたら、ざるにあけて、もう一回茹でる。」
味「は?」
醤「脂と臭みを落としているのよ。」
味「なるほど、もつって脂多いもんね。」
醤「で、茹でている間に具の準備。基本は大根と人参よね。」
味「そうだね。」
醤「あとはこんにゃくか。大根と人参は銀杏切にする。厚めに切った方がいいわ。
 1cmくらいかなぁ。」
味「確かに厚いね。」
醤「煮込むから、薄いとすぐぼろぼろになるのよ。」
味「そっか。」
醤「大根と人参は、別の鍋で水から茹ではじめる。他の具はいつでもいいや。沸騰して
 もつを入れるタイミングでもいいし。」
味「煮込むならそんなに考えなくていいね。」
醤「そう。沸騰したらもつを入れつつ、大蒜1欠を半分にぶつ切りして、3欠ほど。それと
 長ネギの青い部分を薬味として入れる。」
味「大きいまんま。」
醤「大蒜はどうせ、煮崩れて無くなるからいいのよ。好きな人はもっと入れればいいし。
 好みでこの時、生姜を入れてもよし。」
味「生姜は合うよね。」
醤「まあね。で、味付けに移ります。旗○げ、醤油、味噌、塩(ちょっぴり)、みりんも
 ちょっとだけ。味のベースは味噌なので、味噌がメインです。」
味「どれくらい煮込むの?」
醤「少なくとも2時間は煮込む。」
味「まぁ、掛かるね。」
醤「絹豆腐を入れておくと、食べる時味が染みて美味しいわよ。」
味「確かに豆腐、美味しいよね。」
醤「さて、ついでなのでもう一つ食べ方を。」
味「お、何?」
醤「塩もつ煮。」
味「うまそう。」
醤「こっちは下茹でしたもつをまず煮込む。味付けは○味○ャンタンDX、醤油ちょっと、
 塩、旗○げ、大蒜、唐辛子1本。」
味「そうなんだ。」
醤「食べる時に、キャベツやもやし、ニラ等の野菜を入れて食べると美味しいわよ。」
味「もつ鍋っぽいね。」
醤「まぁね。大根と人参は同じくいれておいても、美味しく食べられるわ。」
味「いいね。食べ比べも美味しいかも。」
醤「めんどう。」
味「身も蓋もねー。」
醤「ってことで、今夜はもつ煮で一杯。」
味「うえーい。」

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