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24話 長ネギの困ったところ ⇒ネギバーグ
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人物紹介
呑兵衛料理人:醤子(しょうこ。どう見ても醤油から。)
晩酌つまみ食い:味噌美(みそみ。味噌だね、完全に。)
二人とも大豆の精(嘘)な気がしてきた。大豆の精が居ないと
日本の料理は成り立たない。
本日の調味料
オリーブオイル
乾燥バジル(スイートバジル)
塩
胡椒
醤油
コンソメ
ブ○ドックソース中濃
トマトケチャップ
○ッカレモン
旗○げ
醤「(ぶしゅっ)」
醤「(ぐびっ)」
醤「あー、疲れた。」
味「今先に飲んだでしょ?」
醤「何言ってるの、開けたばっかりよ。」
味「嘘付け。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
味「今日は何が食べれるのー?」
醤「長ネギ。」
味「いや・・・」
醤「長ネギの青い部分って、味と匂いが強くて使い道に困るわよね。」
味「ああ、うん。」
醤「刻んで、微塵切りにした大蒜と刻んだ唐辛子、ごま油、ラー油で炒めて、
味付けをしたら最後に煎り胡麻を混ぜて、食べるラー油感覚にしてもいいの
だけど。まぁ、余る。」
味「あれね。冷奴とかに乗せると美味しかったけど、そんなに量使わないね。」
醤「そう。そこで今日は、大量に混ぜても気にならないネギバーグにする。」
味「ほう。」
醤「それとカプレーゼとコンソメスープ。」
味「洋食に寄せてきたね。」
醤「まずカプレーゼから。輪切りにしたトマトに、薄切りにしたモッツァレラ
チーズを挟んでいき、ドレッシングをかけてスイートバジルを添える。なんだ
けどねぇ。」
味「何か問題が?」
醤「モッツァレラが高い。スイートバジルもその為に買うには高い。」
味「それで。」
醤「乾燥バジルとかでいいのよ。無ければ無いでいいし。で、チーズはクリーム
チーズを使う。PHIL○DELP○IAとかお手頃でいいわよ、美味しいし、他にも
使えるし、そのままでもつまみになるし。」
味「あ、確かにクリームチーズいいねぇ。」
醤「トマトはダイスカットにして、クリームチーズを入れる。オリーブオイル、
塩、胡椒、乾燥バジル、○ッカレモンを混ぜ合わせドレッシングにしたら、
かけて混ぜ合わせる。」
味「おお、スイートバジルの方が香りが出ていいけど、これはこれで美味しい。
むしろ家だから十分。」
醤「でしょ。次にコンソメスープ。鍋にコンソメを入れ沸かす。微塵切りにした
玉ねぎをオリーブオイルを使いフライパンで塩、胡椒をかけて炒める。火が通
ったら鍋へ。そのまま油を敷かずにベーコンを炒める。焦げ目が付くまで炒め
たら鍋へ。最後に溶き卵を流して、スープの完成。(ぐびっ)」
味「いよいよハンバーグね。(ぐびっ)」
醤「そ、まずは長ネギの青い部分を微塵切りにする。それをボウルに入れて、
レンジ40秒前後加熱。やんわり熱を入れる。」
味「おぉ、結構な量だね。」
醤「このボウルに挽肉を入れ、塩、胡椒で下味を付ける。さらにパン粉を加えて
混ぜる。ひたすら混ぜる。餃子の餡ばりに挽肉が白くなるくらい混ぜる。」
味「手、脂だらけになるよね。」
醤「ま、気にしてもしょうがない。フライパンに軽く油をしいて熱しつつ、
混ぜた挽肉を適当な大きさに掴んで、両手でキャッチボール。空気を抜く。
最後に形を整え、気持ち中心をへこませてフライパンにいれる。」
味「火が通りやすいようにね。」
醤「うん。蓋をして中火で3分、弱火にして2分くらいかな。ひっくり返して
そのまま弱火で5分。厚さ3cmくらいだったらちゃんと火は通る筈。で、これを
皿に乗せる。(ぐびっ)」
味「ほいほい。(ぐびっ)」
醤「最後にソースね。ハンバーグを焼いたフライパンの、出た脂をキッチンペーパー
である程度吸い取る、焦げ目とかも。超微塵切りにした玉ねぎを入れ、火が通る
まで炒める。むしろちょっと焦げるくらい。そこへ旗○げをぶばっと入れる。水を
少し足して、ブ○ドックソース中濃とトマトケチャップを入れ煮詰める。」
味「おぉ、なんかそれっぽい匂い。」
醤「水気がある程度飛んだら完成。スプーンで掬ってネギバーグにかける。」
味「どれどれ、はふっ・・・ネギのしゃきっと感は残ってるんだね。これは、
なかなかいける。」
醤「でしょー。さ、後はゆっくり飲もうか。」
味「うぃー。」
呑兵衛料理人:醤子(しょうこ。どう見ても醤油から。)
晩酌つまみ食い:味噌美(みそみ。味噌だね、完全に。)
二人とも大豆の精(嘘)な気がしてきた。大豆の精が居ないと
日本の料理は成り立たない。
本日の調味料
オリーブオイル
乾燥バジル(スイートバジル)
塩
胡椒
醤油
コンソメ
ブ○ドックソース中濃
トマトケチャップ
○ッカレモン
旗○げ
醤「(ぶしゅっ)」
醤「(ぐびっ)」
醤「あー、疲れた。」
味「今先に飲んだでしょ?」
醤「何言ってるの、開けたばっかりよ。」
味「嘘付け。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
味「今日は何が食べれるのー?」
醤「長ネギ。」
味「いや・・・」
醤「長ネギの青い部分って、味と匂いが強くて使い道に困るわよね。」
味「ああ、うん。」
醤「刻んで、微塵切りにした大蒜と刻んだ唐辛子、ごま油、ラー油で炒めて、
味付けをしたら最後に煎り胡麻を混ぜて、食べるラー油感覚にしてもいいの
だけど。まぁ、余る。」
味「あれね。冷奴とかに乗せると美味しかったけど、そんなに量使わないね。」
醤「そう。そこで今日は、大量に混ぜても気にならないネギバーグにする。」
味「ほう。」
醤「それとカプレーゼとコンソメスープ。」
味「洋食に寄せてきたね。」
醤「まずカプレーゼから。輪切りにしたトマトに、薄切りにしたモッツァレラ
チーズを挟んでいき、ドレッシングをかけてスイートバジルを添える。なんだ
けどねぇ。」
味「何か問題が?」
醤「モッツァレラが高い。スイートバジルもその為に買うには高い。」
味「それで。」
醤「乾燥バジルとかでいいのよ。無ければ無いでいいし。で、チーズはクリーム
チーズを使う。PHIL○DELP○IAとかお手頃でいいわよ、美味しいし、他にも
使えるし、そのままでもつまみになるし。」
味「あ、確かにクリームチーズいいねぇ。」
醤「トマトはダイスカットにして、クリームチーズを入れる。オリーブオイル、
塩、胡椒、乾燥バジル、○ッカレモンを混ぜ合わせドレッシングにしたら、
かけて混ぜ合わせる。」
味「おお、スイートバジルの方が香りが出ていいけど、これはこれで美味しい。
むしろ家だから十分。」
醤「でしょ。次にコンソメスープ。鍋にコンソメを入れ沸かす。微塵切りにした
玉ねぎをオリーブオイルを使いフライパンで塩、胡椒をかけて炒める。火が通
ったら鍋へ。そのまま油を敷かずにベーコンを炒める。焦げ目が付くまで炒め
たら鍋へ。最後に溶き卵を流して、スープの完成。(ぐびっ)」
味「いよいよハンバーグね。(ぐびっ)」
醤「そ、まずは長ネギの青い部分を微塵切りにする。それをボウルに入れて、
レンジ40秒前後加熱。やんわり熱を入れる。」
味「おぉ、結構な量だね。」
醤「このボウルに挽肉を入れ、塩、胡椒で下味を付ける。さらにパン粉を加えて
混ぜる。ひたすら混ぜる。餃子の餡ばりに挽肉が白くなるくらい混ぜる。」
味「手、脂だらけになるよね。」
醤「ま、気にしてもしょうがない。フライパンに軽く油をしいて熱しつつ、
混ぜた挽肉を適当な大きさに掴んで、両手でキャッチボール。空気を抜く。
最後に形を整え、気持ち中心をへこませてフライパンにいれる。」
味「火が通りやすいようにね。」
醤「うん。蓋をして中火で3分、弱火にして2分くらいかな。ひっくり返して
そのまま弱火で5分。厚さ3cmくらいだったらちゃんと火は通る筈。で、これを
皿に乗せる。(ぐびっ)」
味「ほいほい。(ぐびっ)」
醤「最後にソースね。ハンバーグを焼いたフライパンの、出た脂をキッチンペーパー
である程度吸い取る、焦げ目とかも。超微塵切りにした玉ねぎを入れ、火が通る
まで炒める。むしろちょっと焦げるくらい。そこへ旗○げをぶばっと入れる。水を
少し足して、ブ○ドックソース中濃とトマトケチャップを入れ煮詰める。」
味「おぉ、なんかそれっぽい匂い。」
醤「水気がある程度飛んだら完成。スプーンで掬ってネギバーグにかける。」
味「どれどれ、はふっ・・・ネギのしゃきっと感は残ってるんだね。これは、
なかなかいける。」
醤「でしょー。さ、後はゆっくり飲もうか。」
味「うぃー。」
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