異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木

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下ごしらえ

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燻製小屋を完成させ火入れを行った
腹も減り飯の支度を始める二人

ショウ「ん、残ったアバラを焼こうと思ったが思っていたよりでかいな」

いつものカマドに持っていったが分割しなくては上手く焼けそうもない

アン「それなら外に簡単なカマドを作ろうか?」

ショウ「おお!外での飯もいいな! 俺は下ごしらえをするから、そっちは頼めるか?」

アン「あいよ!」

返事とともに外に走っていく

ショウ「そんなに急がなくてもいいんだけどな
     よし!こっちも負けないように頑張るとするか」

先日採ってきたニンニクをナイフの腹で軽く潰して皮をむく

ショウ「摺りおろせたら良いんだけどな」

そんなことを嘆きながらみじん切りにしていく
これを肉の表面に満遍なく刷り込んでいく

ショウ「塩は事前に振っていたし肉はこれくらいで十分だろう
     あとはジャガイモでも持っていくか」

食材を抱えて外へと向かった

アン「お!丁度いいな カマドは大体準備出来たぜ」

石を積み上げ簡易的に組まれたカマドの中ですでに火が起こされていた

ショウ「流石に手際がいいな 早速焼いていくとするか」

味付けをしたアバラをカマドに仕掛けジャガイモは適当に落ち着いた火の中に投入

アン「あーニンニクが焦げる匂いが食欲をそそる」

肉の場所を変えながら全体に火を通していく
次第に表面から肉汁がぽつぽつと溢れ
火の中に落ち良い音を響かせていく

ショウ「もうそろそろ良いころ合いだな」

肉を火から離す

ショウ・アン「いただきます!」
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