異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木

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目を覚ます
いつもと同じように外へ出て朝日を浴びる
軽く体を動かしながら畑を確認

ショウ「うん 順調に成長しているな」

しばらくしてアンも遅れて起きてくる

アン「おはようー」

ショウ「あぁおはよう」

アン「ふぁああ 今日は何をする予定なんだ」

まだ少し眠たそうながら話しかけてくる

ショウ「そうだな とりあえずビックホーンの毛皮をはぎ取るかな
     その後に燻製小屋を完成させて燻製に挑戦してみるかな」

アン「そうか 今日も気合い入れてくか!」

眠気を覚まし二人で川に沈めたビックホーンの元へ行く

ショウ「ん?あの白い影は?」

アン「昨日のホワイトファングか?」

ビックホーンから少し離れた所で横になっている
こちらが近づくと顔を上げ

ホワイトファング「ワン!」

と一言放ちその場に座る

ショウ「肉を奪った形跡はなさそうだし、もしかして守っててくれたのか?」

座ったまま大きな尻尾をブンブンと振っている

ショウ「はは それならご褒美を渡さないとな」

川からビックホーンを引き上げナイフで適当に肉を切り取る

ショウ「ほら!」

ホワイトファングの方に肉を投げると
大きく跳躍し空中でキャッチしバクバクと食べる
食べ終わると「ワン」と吠え森の奥へと消えていった

ショウ「また来てくれるといいな
     さて皮を剥いでいくか」

裂いた腹を起点に内ももからつま先に向けてナイフを入れる
その切れ目から徐々に皮を剥いでいく
二人でもくもくと作業を進めていると
アンがこちらに話しかけてきた
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