異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木

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村の中へ

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村の敷地に足を踏みいれた

ショウ 「おお!ここがガッツの村か!」

村の中は見える範囲で大きな建物に民家が複数
奥のほうには畑が見える
そして大勢の視線が・・・

ガッツ 「がっはっは こんな村に客人なんてそうそうこねーからな
     それもこんな大男だ みんなの注目の的にもなるさ
     ひとまず村長の所についてきてくれるか?
     その後に村の中を案内するからさ」

そういって村長の家へと案内してくれた

ガッツ 「村長いるかー 帰ってきたぜー」

村長と聞いて緊張していたが突然のフランクな挨拶に驚いていると
奥からはガッツと近いお年齢の人が姿を表した

村長 「おお!ガッツ無事に帰ってきたか
  そしてそちらの大きな方は客人か?」

ガッツ 「あー客人で間違いないが」

ガッツは村長に森で起こっていたことやショウについて
これまでのことを説明する

村長 「なるほど とりあえず大事にはならなくてよかった
  歓迎するよショウ 何もないところだがゆっくりしていってくれ」

ショウ 「ああ感謝する」

無事に受け入れてもらい安堵していると

ガッツ 「んじゃ簡単に村を案内するからついてきてくれ」

そのままガッツの背中を追って外へと向かう

ガッツ 「とりあえず農場のほうに行ってみるか
     この村は基本的に農業をやって食っていってる
     お前さんの所にも畑があったから必要なものがあったら
     気軽に言ってくれていいぜ」

そう言って農場へ案内してくれた

ショウ 「これは素晴らしいな」

農場と呼んでいたからどれほどのものかと思っていたがこれはすごい
数々の畑と様々な野菜が植えられている
   どれも見たことあるような野菜だ
   そして、広々とした家畜を飼うスペース、それに緑に覆われた何も作られていない場所

ガッツ 「ずっと同じ畑ばかり使っていると土がダメになるからな
     毎年畑の位置をずらしていってるんだ
     広い土地が必要だから場所を選ぶがこんな辺境の地だ
     誰も文句は言わねーからな」

ガッツ 「じゃあ次行くか と言ってももう行くところなんて
     雑貨屋くらいしかないんだけどな」

と言って村の中央広場の近くにある雑貨屋へ向かった

ガッツ 「雑貨屋と言っても村の人間なら金は必要ねーからただの倉庫みたいなもんなんだけどな」

ショウ 「この村には通貨はないのか?」

ガッツ 「あるっちゃあるが通貨のほとんどはたまに来る商人との取引に使うくらいかな
     まぁそれも物々交換がほとんどなんだがな」

ショウ 「それじゃあ個人的に欲しいものとかどうするんだ?」

ガッツ 「あーあまりそんなこと考えたことなかったな
     昔から村の物はみんなの物って感覚があったからな
     物自体少ないし だけどそんなに不便に感じたこともないからな」

なるほど 誰かが富を独占したり分け与えなかったり等ないということだろう
これは皆が勤勉だから成せる事だ

ショウ 「うん 良い村だな」

そんな事を言っている間に雑貨屋へたどり着いた
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