拳闘哀歌

人生真っ逆さま

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会談

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「ここでは、話にくい話もあるので、本部まで来ませんか、お兄様」

「…………分かった、行こう、俺も聞きたい事があるしな」

みんなとは、ここで別れ、妹アザレア・ガルベラとユースティティア本部へ向かった。
車は15分程度で、本部があるビルに着いた。

―――――――車内にて―――――――

「俺に妹がいたとはな、随分大きくなったもんだ」

「それは、こっちのセリフですわ、お兄様こそ、随分と立派になって、デーモクラトスでは人気ボクサーになっていると聞いてますわ」

「……何で、ボス候補になんてもんに名乗りをあげた」

「それも、本部で話しますわ、着いたようですし」

※※※

高層ビルに着いた。
本部が、あるという事で、警備は厳戒態勢で、警備から車内を確認され、駐車場から降りて、ビルの中に入っていく。
20階に本部があるというのでエレベーターで登り、本部に着いた。
オフィスから応接間に通される。
机を挟んでソファに座り、アザレアと向かいあった。

「お兄様は…ユースティティアをどうしたいの? 」

「そりゃ、組織解体さ、俺はその為だけに、ボスの座を狙ってるんだから…」

「私はね、組織拡大を目指してるの…だから、方針としては、逆だね」
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