拳闘哀歌

人生真っ逆さま

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スカーフェイスについて

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デーモスクラトス、フレイタス警察署内にて

「ダニエル警部! スカーフェイスについてなんですが…」

「知ってる、今はズィクタトリアのエディ・アラムプロモーションに移籍したのだったな」

「実はそれだけでは…」

捜査室にて、部下が言い淀んでるのを、見越してダニエル・J・コーベットは、「知っている、どうやらユースティティアと手を組んだとの事だろう」

「はい、そうです、どうやらダマトジム、及びJプロモーションとも契約を破棄にしたみたいで」
 
「そうか…実はだな、俺は奴と対戦することになった」

「そうなのですか!? 警部はボクサーでもあったので、いつかはと思ってましたが…」

「スカーフェイスいや、本名ガーベラ・バルベラをマーク・ベスティ殺害幇助の容疑で逮捕しようと思っている」

「しかし、奴はズィクタトリアに滞在しているのでは、ないですか」

「幸い、試合はデーモスクラトスで行われる、身柄確保は試合が終わり次第、決行する、この国では、容疑者でも試合は行われ、試合前から逮捕は出来ないからな」

「はっ!了解致しました」

「スカーフェイスよ、試合は楽しみにしとくぞ…くく」

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