死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう?

なか

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三章

100話 心の傷④

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アルクス達が城壁へ着いたところで、ちょうどムスク教官も到着をしたところであった。
第三学年の先輩らしき人が学生達の指揮をとっていた。
城壁の上部から騎士団員が広範囲の魔術を使い、撃ち漏らした敵を学生達が取り囲みとどめを刺していた。

 「おぅ、今年の王立学園生はやはり優秀だな。
 元騎士団長の俺から見ても、魔術以外は若手の騎士団員に引けを取らないんじゃないか。
 とりあえず小型の処理は間に合っているな。だが、中型以上が出てきたらちょっと考えないとな...」
 「僕達も撃ち漏らした小型の魔獣の討伐をすれば大丈夫でしょうか?」
 
ムスク教官にアルクスが尋ねたところで、遠くから戦場に響き渡る雄叫びが聞こえてきた。
 「バオォォォォォオーー!!」

 「キャァッ!」
 「ちぃ、やっぱり出やがったか。よし、大型魔獣討伐チームを組むか。」
 「教官、それであれば彼らを使ってください。」
  ムスク教官の背後から急に先程学生達の指揮を執っていた先輩が現れた。
  5人程、他の先輩方を連れて来てムスク教官へと討伐チームへの同行を依頼した。

 「おぉ、ミーティスか。彼ら…なるほどな。確かにここで撃ち漏らしの相手をするよりも良さそうだな。演習参加チームの第二学年で勝ち進んだ4チームはこの先輩方と一緒に大型魔獣を倒して来い。残りの4チームは大型魔獣までの進路の確保、8チームは大型魔獣の周囲の小型の処理を任せる。」

 「よっしゃ今度こそ俺が魔獣を倒してやるぜ!」
 「主な魔獣の得意な行動や弱点は調査済みだよ、僕に任せておきたまえ。」
 第二学年の先輩方は演習以上に気合が入っていた。

 「我らが英雄、露払いは俺達にお任せを!」
 「我々の速さで小型は殲滅しておきますよ。」
 ハベオーやラピド達小型担当も自分達の役割を果たすべく、奮起していた。

 「僕達は小型担当で良かったね。そっちのが向いてるし。」
 「そうだな、いつか大型にも挑戦したいが、まだ俺達には荷が重い。」
 一部小型担当で安心しているチームもいた。

 「では、チーム間の連携に関してだけど…」
 
 進路担当の4チームが前方の敵を殲滅しつつ、大型魔獣までの道を切り開き、接敵次第大型担当チームと交代。その後小型担当チームは大型魔獣の周囲に散開して大型担当チームが小型魔獣からの攻撃を受けない様に立ち回ることとなった。
指揮を執るのは決勝進出チームからとなったため、フォルティスが行うことになった。
ミーティスから同行を依頼された先輩方は「自分達は指揮を執るような人間ではない。」と辞退していた。

 「では行くよ!みんな抜かりはないかな?」
 「はい!」
 「出陣!」
 フォルティスの声とともに16チーム+第三学年5名の合計85名が城門から出撃した。
 
 進路担当の第二学年チームを先頭に魔獣の群れの中を二列縦隊で突破していく。
 「ちっ、数が多いな!」
 「まぁ、普段の演習よりも数は多いが一体ごとの力は大したことないな。」
 「前だけ集中すれば良いのは楽で良いしね。」
 第二学年の先輩達が魔獣を薙ぎ払い、どんどん前へと進撃していく中、第一学年チームは必死に着いていく。

 「先輩達すごいわね。」
 「自分達の狩るべき魔獣に集中して、それ以外はこっちに流してるな。」
 「こんなタイミングだけど先輩達からは学ぶことばかりだね。」
 「確かに、普段は演習別々だしな。」
 アルクス達第一学年のチームも数は少ないながらも、迫ってくる小型魔獣の攻撃を上手くいなしながら進んでいた。
 
 「無理にとどめを刺す必要はないからな、進むことに集中しろよっと。」
 殿を務める第三学年の先輩は上手いこと敵の足元を狙うなどして機動力を削いでいた。

 大型魔獣までの道程は順調に進み、想定よりもやや早く辿り着くことができた。
 

 「よし、大型担当・小型担当共に展開!」
 フォルティスのかけ声と共に大型担当は大型魔獣の周囲に散開し、小型担当は大型担当を囲う様に大きく展開した。

 「討ち漏らしは私達がやるから細かいことは気にせずに数を討つことに集中して!」
 第三学年の遊撃担当のホックが小型担当の第一学年チームへ檄を飛ばした。

 「よし、まずはやることをやるか!」
 「焦らず着実に行こう。」
 「よっぽど演習の方が辛かったわ!」
 「がんばります...」
 小型担当は数人で1体を取り囲む従来の戦術を基本にして、時々討ち漏らしつつも着実に小型魔獣を処理し始めた。
 そのため、大型魔獣の近くはぽっかりと小型魔獣の存在しない空間ができていた。
 
 
その頃、大型魔獣チームも散開し、攻撃準備は整っていた。
 「動きは鈍そうだけど膂力は侮れなさそうだね。
  早めに前脚を潰して、踏み潰しなどを避ける方針で行くよ!」
 「あぁ、お前達のことは俺が守るからガンガン攻めてくれ。」
 フォルクスの指示に対して、同行してきた第三学年の中でも一番大柄な盾使いパリエスが防御は任せろと名乗り出た。

 「先輩かっこいー!」
 「早く魔獣倒してアルクス君達と決勝の続きをしたいよねー」
 「喋ってないで行くぞ!」
 「はーい!」
  あまり緊張感の無い前衛メンバー達は大型魔獣へと攻撃を開始した。


 「私達後衛は基本的に遠距離武器の使い手だし、魔獣の視界を防ぐことに集中しましょう。
  余裕があれば口の中に爆発の魔道具投げ込んだり、もし討ち漏らしの小型魔獣がいたらついでに処理しましょうか。」
後衛メンバーに対しては第三学年の暗器使いシディウムが各自が成すべき役割を伝えていた。

 「わかりました!」
 「彼らなら問題なさそうだけど。」
 「戦場では何があるかわからないのよ。各々ぬかりなくね!」
 「はい!」
 緊張感を持ちつつ後衛メンバーは各のやるべきことに集中した。


 「目の前まで来てみると、大きいわね...」
 「今まで見たことのある魔獣の比ではないけど、これだけのメンバーでやればなんとかなるかな。」
 
 自分達の数倍はあろうという巨大な魔獣に前衛メンバーが近づいたところ、轟音と共に魔獣が前脚を振り下ろし、人の倍の高さはあろう巨大な岩を砕いた。

 「これは少しでもかすったらやばそうだね…」
 「あぁ、基本的には守ろうとするな。。避けることを優先するぞ。」
 「こいつは俺の盾でも厳しそうだな...」

 魔獣の行動に皆が狼狽えていると、魔獣は砕いた岩を食べ始めた。
 「なんだ、岩を食べてるぞ?ただ腹が減っていただけなのか?」

 魔獣が岩を食べるごとに徐々に背中が光り始め、食べ終えると光はより強くなり背中が盛り上がった。

 「危ない、避けろ!」
 パリエスの叫び声と同時に岩石の砲弾が降ってきた。
 
 「ひぇぇ...」
 「危ないところだった...」
  避ける前にいた場所は岩に潰されていた。
 
 「あ、ありがとうございます…」
 「よし、この砲弾なら俺の盾でも守れるな。」
  1人逃げ遅れたものの、パリエスの盾で守られてことなきを得た。

 「食べたものを武器に変えるのか。周囲の岩は除いておいた方が良いね。」
 「それは私達後衛担当がやるわ。あなた達は攻撃に集中して!」
 「わかった、行くよ!」

 魔獣はこちらの接近に応戦すべく雄叫びを上げた。
 「バォーーー!!!」

 空気が震え、気を抜くと倒れてしまいそうな威圧感がある。
 その時、後衛メンバーが魔獣の目元に液体の入った袋を打ち込んだ。
 「これでもくらえ!」

 見事片目に的中し、黒い液体が飛び散った。
 「バ、バォーーーー!」
 「よし、当たった!」
 
 魔獣は急に片目が見えなくなったことにより、我武者羅に暴れ出し、前脚を振り回している。

 「まずい、これじゃあ近づけないな。一旦攻撃対象を前脚から後脚に変更しよう。行くよ!」
 
 前衛チームが後方に回り込み、徐に斬りかかるも硬い金属にぶつかったかのような高く鋭い音が響き、各々の攻撃した武器は弾き返された。
 「くっ、なんて固さだ...」
 「関節を狙うしかないな。これでどうだ!」

 仲間を踏み台にして高く飛び上がり、膝裏を斬りつけると浅く血は出ていないものの傷をつけることができた。
 
 「ちっ、浅いか。だが傷はつくか。おい皆、ここだ。両脚の膝裏なら攻撃が通るぞ!」
 「だが少し高いな。後衛チームは左脚を狙ってもらえるかな?僕達前衛チームは2人1組で右足を狙おう!」

フォルティスが指示を出し、前衛後衛それぞれのチームが両脚への攻撃を続け、やっと出血が見られた時、魔獣もついに痛みに気付いたのか再度魔獣の背中が光り始めた。

「何も食べていないのになんで!?」
「とりあえず何か攻撃が来るかもしれない、防御態勢を!」
フォルティスが叫んだ瞬間に魔獣の背中が光り輝き、周囲一面に衝撃が広がった。

後衛チームは防御を得意としていなかったため、衝撃に耐えきれず全員気を失い倒れ込んでしまった。
前衛チームはパリエスを中心とした盾を持ったメンバーが盾を構えて前に立ち、その後方に隠れることでなんとか気絶は免れたが、立ち位置の悪かった者は同様に気を失ってしまった。

「何が起きた、皆大丈夫かい!?」
フォルティスが状況を確認するも、後衛チームが全滅し、前衛チームが半壊という悲惨な状況になっていた。

「このままではまずいね。スペクト達は倒れたみんなに被害が及ばないように少し離れたところに運んでくれないか。残りはせめて移動ができなくなるように後脚に集中攻撃をしよう!」
「わかった!」

その時、1人が皆の一歩前に踏み出した。
「さて、ここが踏ん張りどころかな。先輩の本気を見せてやるよ!行くぞ、ヤケーレ!」
同行してきた第三学年のインクルとヤケーレが2人で飛び出した。
インクルが跳躍し斬りつけ、そこにヤケーレが刃を投げつけるというコンビネーションにより、少しずつ出血が増え魔獣の足裏が赤く染まり始めていた。

「よし、僕達も先輩方に続こう!倒せずとも移動を食い止めれば時間は稼げるはずだ!」
 その後フォルティス達も加わり、残っているメンバーの猛攻によって大きな傷ができ、大量の血が吹き出し魔獣の顔が苦痛に歪んだ。
 
 攻撃をしているメンバー達はその瞬間を見逃さなかった。
 「今だ、頭を叩こう!」

 魔獣の頭が下がったところに皆で一撃を打ち込もうとした瞬間、目の前を黒い何かが横切ったと思ったら、そこで残っていた攻撃メンバー全員の記憶はそこで途絶えることとなった。

「倒されてしまっては困るんですよね。殺しはしないのでゆっくりと寝ててください。」
 突然現れた黒で全身を包んだ男(?)は困った素振りを見せると、気絶したメンバーを魔獣の後方へとまとめて放り投げた。

「さてと、少し仕込みをしておかないといけないですね。」
 男は懐から小さな魔道具らしきものを取り出すと、少し苦しそうにしている魔獣の額に埋め込んだ。

「これで良しと。さて上手く行くかどうか。」
 そう言い残すと黒い影は消え去っていた。


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