【完結】側妃は愛されるのをやめました
「君ではなく、彼女を正妃とする」
私は、貴方のためにこの国へと貢献してきた自負がある。
なのに……彼は。
「だが僕は、ラテシアを見捨てはしない。これから君には側妃になってもらうよ」
私のため。
そんな建前で……側妃へと下げる宣言をするのだ。
このような侮辱、恥を受けてなお……正妃を求めて抗議するか?
否。
そのような恥を晒す気は無い。
「承知いたしました。セリム陛下……私は側妃を受け入れます」
側妃を受けいれた私は、呼吸を挟まずに言葉を続ける。
今しがた決めた、たった一つの決意を込めて。
「ですが陛下。私はもう貴方を支える気はありません」
これから私は、『捨てられた妃』という汚名でなく、彼を『捨てた妃』となるために。
華々しく、私の人生を謳歌しよう。
全ては、廃妃となるために。
◇◇◇
設定はゆるめです。
読んでくださると嬉しいです!
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なのに……彼は。
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華々しく、私の人生を謳歌しよう。
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◇◇◇
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完結致しました(2022/06/28完結表記)
GWだから見切り発車した作品ですが、完結まで辿り着きました。
★お礼★
たくさんのご感想、お気に入り登録、しおり等ありがとうございます!
中々、感想にお返事を書くことが出来なくてとても心苦しく思っています(;´Д`)全部読ませていただいており、とても嬉しいです!!内容に反映したりしなかったりあると思います。ありがとうございます~!
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猫3号様
ご感想ありがとうございます(*´罒`*)
ラテシアにほんのり流されておりましたが、本当に器の小ささがありますね(∩∀<`。)
侍女などを外して、生活できないようにしたのでしょうが、彼女には何も影響はありません⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
おっしゃる通り、側妃としての予算などはない状態。
ですが、ラテシアはあっさりと乗り越えるはずですね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
読んでくださってありがとうございます😊
tensinokizuna様
ご感想ありがとうございます🌼*・
セリムは失われた王家の血筋を引き入れることで利点があると言っておりますが、現状はただの血筋であって誰にも利点はないですよね( ⌯᷄௰⌯᷅ )
結局、ラテシア頼みの政策といいますか。
ラテシアが側妃として支えてくれる前提で、貴族からは反感を買わないと思っての政策でしたので。:( ´꒳`):
彼女が敵対してしまった時点で失策ですね…😭
このまま乗っとりもあるのか(≧∇≦)
読んでくださってありがとうございます!
こいぬ様
ご感想ありがとうございます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
旧王族は伝承では伝えられておりますが、民からすれば一時の興味はあっても、最後には自分達の生活にどのような利点があるかで判断しますよね(◦ˉ ˘ ˉ◦)
その点でいえば、ミラの血筋だけでは役に立たない(∩∀<`。)
セリムはそれに気付かずに暴走状態という……
楽しみにしてくださりありがとうございます😊
hira様
ご感想ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
セリムとミラがくっつく事で、王国としては最悪の結果になりそうですよね💦
ミラの血筋でさえも、真偽は確かでは泣く。仮に本当だとしても王政に大きな影響はない……
一時だけ盛り上がることはあろうと、結局は王を見て民は判断しますから、このままでは落ちていきそうです( ⌯᷄௰⌯᷅ )
楽しみにしてくださりありがとうございます😊
読んでくださって嬉しいです✨✨
moku1225様
ご感想ありがとうございます🌼*・
セリムの短絡思考は、かなり王家の末路を悲惨に導いておりますね( ⌯᷄௰⌯᷅ )
優しいから、なんて理由でミラを娶り。
失われた王家の血筋にのみ頼って、一時の支持を得ようとしている。
このまま自らの失策に気付かぬままでは、彼の末路は:( ´꒳`):
楽しんでくださって嬉しいです!!
まるる様
ご感想ありがとうございます(≧∇≦)
失われた王家、伝承では良い所ばかり取り沙汰されておりますが、滅びたのには相応の理由があったのは確実ですね(◦ˉ ˘ ˉ◦)
このまま旧王家に頼ったとて、その行く末は貴族家からの疑惑や疑心に繋がり、王家へと反感を抱く家々を止められぬことになっていきそうです(∩∀<`。)
セリムにとってはミラは救いとなったのでしょうが、王国のためを思えばラテシアを王妃とするのが最善だったのは確かですね(>_<)
読んでくださってありがとうございます😊
まめたぬき様
ご感想ありがとうございます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
本当に、嫉妬だと勘違いしているセリムは愚かですね( ⌯᷄௰⌯᷅ )
ラテシアが抱いたのは失望……それ以外にはありません(*´罒`*)
もう愛することはないのに、嫉妬している!と息巻く彼は、落ちていくだけですね:( ´꒳`):
読んでくださって嬉しいです✨
HIRO様
ご感想ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
この2人では、王政を安定させるのは難しいでしょうね….
優秀な人を自ら遠ざけた彼らの末路、ぜひ楽しんでください✨✨
うめうめ様
ご感想ありがとうございます🍀*゜
ミラの血筋だけにセリムはこだわっていますが、彼に政務が回ってくる所を見るに、ミラの政務力は不足しているかもです😭
王妃としての仕事を尽くしてくれたラテシアを落とし、ただ優しいだけのミラを娶ってしまった。
いずれ、優しさだけが身を救うのではないと気付くはずです(≧∇≦)
読んでくださってありがとうございます😊
ひろパパ様
ご感想ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
おっしゃる通り、ミラに失われた王家の血筋が流れていようと、娶るならば王となってからが最善でしたね(◦ˉ ˘ ˉ◦)
セリムは判断を誤っているといわざるを得ません。
現実にあったお話を教えてくださり、参考になります( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
そのような形で権威を得る手段もあるのですね🌼*・
私も色々と調べてみます(*´罒`*)
ありがとうございます!!
パンパンバンダ様
ご感想ありがとうございます🌼*・
失われた王家、伝承では立派な経歴が残っているようですが、滅んでしまった末路は必ず理由があるはずですね(*´罒`*)
少なくともミラは現状、治世を乱すだけの存在としか貴族家からは認識されていないようです(≧∇≦)
読んでくださってありがとうございます!
🐱猫3号様
ご感想ありがとうございます(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
おっしゃる通り、セリムという泥船に乗ってしまった時点で沈みゆくだけですね:( ´꒳`):
ミラの二度目という言葉の意味と、セリムの傍にいる理由(∩∀<`。)
ぜひ、お楽しみください(*'▽'*)♪
naimed様
ご感想ありがとうございます🌼*・
ラテシアが反旗を翻せば、あっさりとセリムの立場は崩れだしましたね(*´罒`*)
本来なら政敵にもならぬセリムでは、役不足です(≧∇≦)
まさに、セリムは自らの才能に悲観するのではなく、優秀な人に恵まれた環境を利用する知恵を付ければ良かったのですが( ⌯᷄௰⌯᷅ )
救ってくれたミラに絆され、その判断は消えてしまいましたね……
そしてタグ、二度目の意味はミラにありました(◦ˉ ˘ ˉ◦)
主人公でなく、相手側の二度目。
楽しみにしてくださり、嬉しいです😊
ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
みけの様
ご感想ありがとうございます(*´罒`*)
本当に……勘違いも甚だしいですね:( ´꒳`):
そしておっしゃる通り、セリムは長年比べられてきたことで父やラテシアにコンプレックスを抱えておりました。
王として認められたい、その欲求のみが高まっていた時にミラに救われたのでしょう。
だがそこで、救ってくれたミラを立てるために、目に見えぬ支えをしてくれていたラテシアに後ろ足をかけてしまったのですね(∩∀<`。)
既に高位貴族からはスカンされた彼の行く末、どこまで落ちていくのか( ⌯᷄௰⌯᷅ )
ミラの二度目の意味も、徐々に明らかにしていきます🍀*゜
続きを楽しみにしてくださり、励みになります!😊
マリオ様
ご感想ありがとうございます🌼*・
おっしゃる通り、既に王としては落ちぶれていると言われても仕方ないですね:( ´꒳`):
現在の王政、求心力はすごく下がっております(´;ω;`)
セリムのプライドの高さでは、間違いに気付くのもできなさそうです💦
主人公かっこいいと言って貰えて嬉しいです!
読んでくださってありがとうございます😊
monomona様
ご感想ありがとうございます(≧∇≦)
セリムの回想から、ミラのヤバそうな雰囲気が伝わってきましたね:( ´꒳`):
優しさだけで王妃は務まらぬはずなのに( ⌯᷄௰⌯᷅ )
セリムは気付かぬまま、落ちていきそうです🍀*゜
楽しみにしてくださり、ありがとうございます!
ひまわり様
ご感想ありがとうございます(*´罒`*)
確かにw
失われた王家を受け入れた末に、失われそうな王家になっておりますね(∩∀<`。)
これからどんどん、ラテシアは加速していきます🍀*゜
現王政も、ひょっとすると潰すのかもしれません( ̄▽ ̄)ニヤリッ
ぜひ、続きをお待ちください😊
kaz様
ご感想ありがとうございます(≧∇≦)
ここからはラテシアが攻めて行きます✌️
これからどんどん彼女の政略が始まっていき、セリムの右往左往がさらに見れるはずです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
楽しみにしてくださって嬉しいです✨
こいぬ様
ご感想ありがとうございます😊
おっしゃる通り、失われた王家の血筋は現王家にとっては利点はあっても、本来の貴族家からすれば反感を買いかねないものですね:( ´꒳`):
セリムは様々な手順を間違えており、失われた王家が戻ったと民の衆目を集めて、一時の支持を得ると思っているようです(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
ですが今回、ラテシアへの不義理で彼女に見放されてしまいました。
彼女が公爵家を代表して、様々な策を講じるはずです( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
なっち様
ご感想ありがとうございます(≧∇≦)
私も強い女性、主人公が大好きで書いていて楽しいです(◦ˉ ˘ ˉ◦)
おっしゃる通り、このままで永遠と手伝え合戦がきそうですね(*´`*)
しかし、ラテシアも当然ながら先んじて色々と動き出していくはずです(*´罒`*)
楽しみにしてくださって嬉しいです!!
ありがとうございます!
こいぬ様
ご感想ありがとうございます(*'▽'*)♪
おっしゃる通り、本来ならば公爵家が激怒すべきときですね。
ですが、ラテシアの父は現在意識不明となっており、抗議するにも、主導する領主がいない状況のようです:( ´꒳`):
この中でラテシアがどのように動くのか、ぜひ続きをお待ちください☺️
hiyo様
ご感想ありがとうございます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
続きを楽しみにしてくださって嬉しいです〜!!
ラテシアはこれから、側妃という立場ゆえの自由さでどんどん活躍していきます🍀*゜
ぜひ、続きをお待ちください(*´罒`*)
hira様
ご感想ありがとうございます🍀*゜
おっしゃる通り、セリムがあてにしていた政務擦り付けは完全失敗となりました(≧∇≦)
彼にとっては予想外のラテシアの反発。
強い主人公で、政の渦中で生きてきた彼女という政敵を相手にするのは、彼にとっての最大の失策です(◦ˉ ˘ ˉ◦)
続きを楽しみにしてくださり、嬉しいです😊
みけの様
ご感想ありがとうございます(*'▽'*)♪
ラテシアは幼き頃から王妃として揉まれており、政の渦中におりましたからね(≧∇≦)
セリムでは相手として役不足です:( ´꒳`):
セリムといえば、自らの立場を利用しただけの怒声のみであり、どちらが政の中で生きていけるのかはれっきとした差がついておりますね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
これからラテシアがどんどん活躍していきますので、楽しみにしてください😊
お父さんについては気にしないでください(◦ˉ ˘ ˉ◦)
設定読み違えなどは、私も読んでいる時によくあります(*´罒`*)
ぜひぜひ、気にせずお楽しみくださいね☺️
読んでくださってありがとうございます!😊
もやし様
ご感想ありがとうございます(*´罒`*)
初めてのコメント、嬉しいです✨
主人公がかっこいいと言ってくださり、とても嬉しいです!!
誇り高い女性の魅力を書くのは楽しいです☺️
立場を利用してどんどん活躍してもらいます🍀*゜
セリムの今後がどうなっていくのか、ぜひ続きをお待ちください⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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