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最終話ー共依存ー
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きっかけは母だった
僕の母親は心不全で突然死亡した
病弱な僕につきっきりで…僕の大好きな母は最後の言葉もなく旅立った
そこから、おかしくなっていった
僕が、いや……僕らストレングス国の三人兄弟全員が
母は病弱な僕にかかりっきりでろくにライアン兄さんに相手できなかった
その反動で、ライアン兄さんは愛に飢えて性欲のタガが外れた
ヘンリー兄さんはそんなライアン兄さんの抑圧に耐え切れずに権力を求めた
そして、僕はヘンリー兄さんによって悪魔と呼ばれた
地獄の日々だった、母もいなくなり…味方もいない
顔を合わせる貴族達は僕を蔑み、誰も、誰もいない
けど、唯一の僕の支えに猫がいた
子供の頃から一緒だった
だが、その猫も病気で苦しんだ…血を流し、苦しみ悶えて
その姿がかわいそうで、早く楽にしてあげたくて…気づけば猫の首をしめていた
唯一の支えを殺したんだよ…けど、僕はその事実に高揚していた
少しずつ冷たくなっていく猫に、死に…言いようのない神秘を感じた
貴族達の言っていたことは間違っていなかった
僕の心は紛れもなく悪魔だったんだよ
事実を隠したくて、この気持ちを隠したくて、僕は雨の降る中で体調も気にせずに猫を埋めた
早く埋めて忘れていまいたい…この気持ちは忘れないといけない
あの夜
君に出会った日に、僕は心の底から憧れた
返り血に染まる君が本当に綺麗で…心の底から好きになった
正に、僕の理想だったよ…
君のようになりたい
君の隣にいたい
君とずっと一緒にいたい
だから
だから僕が悪魔になればいいんだ
なのに
なんで
「なんで…そんな奴をかばうんだ!アビゲイル!」
ルークの振り下ろしたナイフをアビゲイルが受け止めた
刃は手のひらを貫通し、血が流れる…その切っ先はギリギリでヘンリー王子の目の前で止まっていた
「くっ……私とルーク様は似ていますね…人を殺そうとした時…気分が高揚する…」
「ち、違う…君は乗り越えたんだ」
「いえ、同じですルーク様、私は今もクズは死ぬべきだと殺したいと思っています…けど殺したらダメなんです…一度そちらに落ちれば…後は転がるように戻れなくなる」
アビゲイルはそっと、ルークのほほに血まみれの手を当てる
「ルーク様は…私にそうなってほしいですか?」
「ぼ、僕は………君に落ちてほしくない…」
「私も同じ気持ちです……貴方は確かにこの殺意を持っている…だけどそれと同時に優しさも持ってる、あの日……雨の日に泣いていた貴方はウソではないはずです」
「………………僕は………どうすれば…」
「強く…生きていてください…その殺意に反逆して…私と同じように強く…」
ルークは涙を流した、それと同時にアビゲイルの瞳からも同じく流れる
「離れたくない…君と一緒がいいんだアビゲイル…」
「ルーク様、信じてください…きっと…きっといつか会えます、だから強く生きてください本当の悪魔にならないで」
「アビゲイル…」
「私は…優しいあなたが好きです…」
「僕も…強い…君が大好きだ…ずっと君を待ってる…」
「ありがとう、ルーク様…また……あの月夜の晩に会いましょう」
「あぁ…持っている僕はずっとこの殺意に耐えて…まっているから」
アビゲイルはルークの元を離れていく
その手を、ハイドがすぐさま治療する
「無茶しやがって…」
「…ありがとう…お兄ちゃん」
「ちっ……お前は昔っから手がかかるよ」
遠ざかる二人を見つめるルークの下に、ハインリッヒがやって来る
「僕の娘はいい子だろ?」
「はい…」
「君が暴走することは少しだけ感じていた…心が不安定だったからね…けどもう大丈夫だ」
「…僕はこの殺意に反逆してみせます、アビゲイルのように…止めてくれた彼女のためにも」
「それでいいさ、きっとあの子もそれを望んでいる…君が王となり…貴族達が僕らを忘れた頃に戻ってくるさ」
「!………では、それまでにきっとこの国を平和にします」
「不可能さ、悪はどこにでもいる君の心の中でもね、だから忘れるな、我々は影…君が道を間違えばその時は」
「もう間違えません…アビゲイルが教えてくれたから」
「そうか…」
ハインリッヒはそう呟いた瞬間、その場から消えていた
既にアビゲイルやハイドの姿もない
ルークはただ一人
彼女の血塗れのナイフを握り締めて立っていた
「あたた…お父さんは腰が痛いよアビゲイル…」
「父様、今日は私がマッサージします、お礼です」
「おぉ…お父さんは頑張って良かったよ」
「大袈裟…」
「アビー、俺も頼むぞ」
「お兄様は腰痛くないでしょ!」
アビゲイルとハインリッヒ、そしてハイドは馬車に乗る
暫くストレングス国を離れるためだ
けど
きっと
「戻ってきますよ…悪を罰するために」
私達は反逆者
悪を決して許さない
影である私達は必ず光の元へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6年後
ストレングス国の国王はルーク王となり大きな発展を遂げた
富の独占を避けた政策により民は平和を享受した
また、ルーク王の蓄えられた知恵により、他国との争いはなくなっていく
悪徳な貴族への処罰を重くし、貴族達の不正を抑制した
が
それでも貴族達は暗躍し、ルーク王は悩み続けていた
月夜の晩
ルーク王は窓を開ける
爽やかな風がほほを撫でる
この国を平和にするためには貴族達の不正を止めなければならない
だが、それは彼の知恵では難しかった
頭を悩ませ、大きなため息をルーク王は吐く
「あら?なにかお悩みですか…ルーク様…」
聞き覚えのある声に顔を上げる
そこには黒い面をつけた彼女が屋根に座っていた
あの時のように
「アビゲイル……おかえり……ずっと待ってたよ」
「ルーク様、私もあなたに会いたくて戻ってきました」
月明かりの中で二人は手を繋いで唇を合わせた
再び出会えた事を喜びあうように
殺したがりの二人は殺意に反逆する
彼らは決して道を外さないように、2人で進んでいくのだろう
共に、永遠に
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーク王は新たにルビーと名乗る女性と結婚をした
出自不明の謎の多い彼女だが
不思議なことに彼女が国に来てからは。貴族達の悪事は激減したという
その素顔はルーク王しか知らなかった
彼らは決して離れる事はなかった
僕の母親は心不全で突然死亡した
病弱な僕につきっきりで…僕の大好きな母は最後の言葉もなく旅立った
そこから、おかしくなっていった
僕が、いや……僕らストレングス国の三人兄弟全員が
母は病弱な僕にかかりっきりでろくにライアン兄さんに相手できなかった
その反動で、ライアン兄さんは愛に飢えて性欲のタガが外れた
ヘンリー兄さんはそんなライアン兄さんの抑圧に耐え切れずに権力を求めた
そして、僕はヘンリー兄さんによって悪魔と呼ばれた
地獄の日々だった、母もいなくなり…味方もいない
顔を合わせる貴族達は僕を蔑み、誰も、誰もいない
けど、唯一の僕の支えに猫がいた
子供の頃から一緒だった
だが、その猫も病気で苦しんだ…血を流し、苦しみ悶えて
その姿がかわいそうで、早く楽にしてあげたくて…気づけば猫の首をしめていた
唯一の支えを殺したんだよ…けど、僕はその事実に高揚していた
少しずつ冷たくなっていく猫に、死に…言いようのない神秘を感じた
貴族達の言っていたことは間違っていなかった
僕の心は紛れもなく悪魔だったんだよ
事実を隠したくて、この気持ちを隠したくて、僕は雨の降る中で体調も気にせずに猫を埋めた
早く埋めて忘れていまいたい…この気持ちは忘れないといけない
あの夜
君に出会った日に、僕は心の底から憧れた
返り血に染まる君が本当に綺麗で…心の底から好きになった
正に、僕の理想だったよ…
君のようになりたい
君の隣にいたい
君とずっと一緒にいたい
だから
だから僕が悪魔になればいいんだ
なのに
なんで
「なんで…そんな奴をかばうんだ!アビゲイル!」
ルークの振り下ろしたナイフをアビゲイルが受け止めた
刃は手のひらを貫通し、血が流れる…その切っ先はギリギリでヘンリー王子の目の前で止まっていた
「くっ……私とルーク様は似ていますね…人を殺そうとした時…気分が高揚する…」
「ち、違う…君は乗り越えたんだ」
「いえ、同じですルーク様、私は今もクズは死ぬべきだと殺したいと思っています…けど殺したらダメなんです…一度そちらに落ちれば…後は転がるように戻れなくなる」
アビゲイルはそっと、ルークのほほに血まみれの手を当てる
「ルーク様は…私にそうなってほしいですか?」
「ぼ、僕は………君に落ちてほしくない…」
「私も同じ気持ちです……貴方は確かにこの殺意を持っている…だけどそれと同時に優しさも持ってる、あの日……雨の日に泣いていた貴方はウソではないはずです」
「………………僕は………どうすれば…」
「強く…生きていてください…その殺意に反逆して…私と同じように強く…」
ルークは涙を流した、それと同時にアビゲイルの瞳からも同じく流れる
「離れたくない…君と一緒がいいんだアビゲイル…」
「ルーク様、信じてください…きっと…きっといつか会えます、だから強く生きてください本当の悪魔にならないで」
「アビゲイル…」
「私は…優しいあなたが好きです…」
「僕も…強い…君が大好きだ…ずっと君を待ってる…」
「ありがとう、ルーク様…また……あの月夜の晩に会いましょう」
「あぁ…持っている僕はずっとこの殺意に耐えて…まっているから」
アビゲイルはルークの元を離れていく
その手を、ハイドがすぐさま治療する
「無茶しやがって…」
「…ありがとう…お兄ちゃん」
「ちっ……お前は昔っから手がかかるよ」
遠ざかる二人を見つめるルークの下に、ハインリッヒがやって来る
「僕の娘はいい子だろ?」
「はい…」
「君が暴走することは少しだけ感じていた…心が不安定だったからね…けどもう大丈夫だ」
「…僕はこの殺意に反逆してみせます、アビゲイルのように…止めてくれた彼女のためにも」
「それでいいさ、きっとあの子もそれを望んでいる…君が王となり…貴族達が僕らを忘れた頃に戻ってくるさ」
「!………では、それまでにきっとこの国を平和にします」
「不可能さ、悪はどこにでもいる君の心の中でもね、だから忘れるな、我々は影…君が道を間違えばその時は」
「もう間違えません…アビゲイルが教えてくれたから」
「そうか…」
ハインリッヒはそう呟いた瞬間、その場から消えていた
既にアビゲイルやハイドの姿もない
ルークはただ一人
彼女の血塗れのナイフを握り締めて立っていた
「あたた…お父さんは腰が痛いよアビゲイル…」
「父様、今日は私がマッサージします、お礼です」
「おぉ…お父さんは頑張って良かったよ」
「大袈裟…」
「アビー、俺も頼むぞ」
「お兄様は腰痛くないでしょ!」
アビゲイルとハインリッヒ、そしてハイドは馬車に乗る
暫くストレングス国を離れるためだ
けど
きっと
「戻ってきますよ…悪を罰するために」
私達は反逆者
悪を決して許さない
影である私達は必ず光の元へ
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6年後
ストレングス国の国王はルーク王となり大きな発展を遂げた
富の独占を避けた政策により民は平和を享受した
また、ルーク王の蓄えられた知恵により、他国との争いはなくなっていく
悪徳な貴族への処罰を重くし、貴族達の不正を抑制した
が
それでも貴族達は暗躍し、ルーク王は悩み続けていた
月夜の晩
ルーク王は窓を開ける
爽やかな風がほほを撫でる
この国を平和にするためには貴族達の不正を止めなければならない
だが、それは彼の知恵では難しかった
頭を悩ませ、大きなため息をルーク王は吐く
「あら?なにかお悩みですか…ルーク様…」
聞き覚えのある声に顔を上げる
そこには黒い面をつけた彼女が屋根に座っていた
あの時のように
「アビゲイル……おかえり……ずっと待ってたよ」
「ルーク様、私もあなたに会いたくて戻ってきました」
月明かりの中で二人は手を繋いで唇を合わせた
再び出会えた事を喜びあうように
殺したがりの二人は殺意に反逆する
彼らは決して道を外さないように、2人で進んでいくのだろう
共に、永遠に
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーク王は新たにルビーと名乗る女性と結婚をした
出自不明の謎の多い彼女だが
不思議なことに彼女が国に来てからは。貴族達の悪事は激減したという
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( ˃ ⌑ ˂ഃ )
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