8 / 11
8話ー力とはー
しおりを挟む
「なんだぁぁぁ!!貴様!」
「あーー!うるさい!」
「アグっ!」
私が投げたナイフがヘンリー王子の肩に突き刺さり
血が飛び散る
これで暫く黙るだろう
「ルーク様…行きましょう、あなたにはまだやっていただく事があります」
「アビゲイル、君は一体…」
「ふふ、貴方が初めて会った時言ったんですよ…好きな人にはそんなの関係ないと」
私の言葉に、ルーク様もニコリと笑う
「その通りだ、君はやっぱり強い人だよ」
お互いが手を握る
だが、当然
目の前の男がそれを許さない
「ま、待てよ!お前たちに何ができる…貴族も民衆も…俺を信用している…国外にでも出ようってか?…馬鹿め!無駄だよ!こんな事したんだ、一生追いかけ」
「はぁ…これ聞いてください」
私はとある機械のスイッチを押す
それは録音機で、今までの内容が鮮明に録音されていた
「あ…は…はぁ?」
わからないか、しょうがない
教えてあげるか
「これを民衆や貴族に聞いていただきます…あなたの今までの悪事の証拠も既に揃えました…おじい様に持っておけと言われましたが役に立ちましたね」
「ふ…ふざけるな!そんなもの意味が無い!!騎士共!!お前たちの仕事の時間だぞ!!」
ぞろぞろと、騎士達が部屋に入ってくる
この王子、思ったよりも用意周到のようだ
「ははは…お前たちがここで死ねば…明るみに出ることはない!そんなもの意味はない」
予想通りの反応だ
ここまで騎士団を手中にしていたとは予想外だったが
「ルーク様、走れますか?城から出れば、私達の勝利です…お覚悟を」
「大丈夫だよアビゲイル、僕は君についていく」
頷き、手を強く握るルーク様に安心した
彼は強い…こんな状況でも希望を持ち
私を信じてくれている
それに答えよう
私は迫りくる騎士達を切り裂きながら部屋を出ていく
赤い閃光が走るように、刹那の瞬きの間に数人の騎士が血を流し、倒れる
「追うんだ!!城内には騎士が大勢いるのだ!!逃げられるものか!!」
私とルーク様は走り続ける
だが、廊下を塞ぐように騎士達が迫りくる、切り裂き、走り抜けるが数が多い
私一人なら何とかなるが、今はルーク様の命が最優先だ
(ヘンリー王子、あなたは一応正解です…私達を殺せば罪が明るみに出ることはない)
走りながら、私は考える
(けど、一つだけ勘違いしていますよ)
私は
レブル家は
一人ではないのだ
大きく息を吸って走りながら叫んだ
「お兄ちゃん!!力貸して!!」
城中に響く声
それと同時に迫りくる騎士達の動きが
まるで、時間が止まったように動かなくなる
「アビゲイル…なにが」
「いいから!行きましょう!ルーク様!!」
走り去るアビゲイル達を騎士達は動けずに見るだけしか出来なかった
「お、お前たち!!なにしている!早く追え!!」
「そ、それが…」「う、動けません」
ヘンリー王子は気付いた
騎士達を、糸がしばっているのだ…無数の糸が後方から
振り返ると、そこには男性がいた
黒い面をつけた異質な雰囲気の男性
ハイド・レブル
糸を使い、彼が騎士達の動きを止めていたのだ
「あまりいじめないでやってくれるか…俺のたった一人の妹なんでね」
「ま、まだいたのか…!!」
ヘンリー王子が縛られている騎士の剣を抜き取り、それを振るうが
カラン、カラン
王子の剣は細切れとなり、ハイドは煌めく糸を巧みに操り
城内にいた、騎士達を次から次へと縛り、動けなくしていく
一切動くこともなく
城の中にいる騎士を全て行動不能にしたのだ
仕事を終えると彼は仮面をずらして煙草を吸いだした
ヘンリー王子は目の前のハイドに抵抗できない…
だが
「ははは…これで勝ったと思うなよ…城内の騎士達を封じても、まだ外には奴がいる」
ヘンリー王子の言葉にハイドはゆっくりと煙を吐きながら答える
「そりゃあ用意周到だな、ヘンリー王子さんよ」
「そうやって余裕があるのも今のうちだ!!外にはもしもの為に現騎士団長のゴレオンがいるのだ!!アイツらもお前も!殺される!!」
「へぇ…そりゃあ楽しみだ」
ハイドはもう一服すると、腕を引く
その瞬間、ヘンリー王子の意識は落ちていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
城の外の広場に大勢の騎士達と
一際大きな男がたたずんでいた
彼は現騎士団長ゴレオン
2メートルはある大きな斧を持ちながら、城から出てくるネズミを逃がさないように見張っていた
彼は騎士団の中でも最強であり、その力は他国からも恐れられている武力の持ち主である
つまり…ストレングス国の最強の騎士
彼は金に目がくらみ、ヘンリー王子に忠誠を誓った
地位や名誉もヘンリーが王になれば約束されたのだ
「ネズミ一匹逃すな、俺たちの出世のためにもな!」
ゴレオンの掛け声に周りの騎士達も答える
だが、その中の1人が異変に気付いた
「ゴ、ゴレオン様!!後方から人が!」
「なに?」
後ろに振り向くと明らかに異常な男がいた
黒いローブに身を包み、黒い面をつけた男が
杖をついてヨタヨタと歩いてきているのだ
その男はハインリッヒ・レブル
レブル子爵家の当主にして、現レブル家最強の男
その男が、ストレングス国最強の騎士へとゆっくりと歩む
面の下でニヤリと口角を上げながら
「それじゃあ…最後の仕事といこうか…可愛い娘の為にもな」
そう呟いた
「あーー!うるさい!」
「アグっ!」
私が投げたナイフがヘンリー王子の肩に突き刺さり
血が飛び散る
これで暫く黙るだろう
「ルーク様…行きましょう、あなたにはまだやっていただく事があります」
「アビゲイル、君は一体…」
「ふふ、貴方が初めて会った時言ったんですよ…好きな人にはそんなの関係ないと」
私の言葉に、ルーク様もニコリと笑う
「その通りだ、君はやっぱり強い人だよ」
お互いが手を握る
だが、当然
目の前の男がそれを許さない
「ま、待てよ!お前たちに何ができる…貴族も民衆も…俺を信用している…国外にでも出ようってか?…馬鹿め!無駄だよ!こんな事したんだ、一生追いかけ」
「はぁ…これ聞いてください」
私はとある機械のスイッチを押す
それは録音機で、今までの内容が鮮明に録音されていた
「あ…は…はぁ?」
わからないか、しょうがない
教えてあげるか
「これを民衆や貴族に聞いていただきます…あなたの今までの悪事の証拠も既に揃えました…おじい様に持っておけと言われましたが役に立ちましたね」
「ふ…ふざけるな!そんなもの意味が無い!!騎士共!!お前たちの仕事の時間だぞ!!」
ぞろぞろと、騎士達が部屋に入ってくる
この王子、思ったよりも用意周到のようだ
「ははは…お前たちがここで死ねば…明るみに出ることはない!そんなもの意味はない」
予想通りの反応だ
ここまで騎士団を手中にしていたとは予想外だったが
「ルーク様、走れますか?城から出れば、私達の勝利です…お覚悟を」
「大丈夫だよアビゲイル、僕は君についていく」
頷き、手を強く握るルーク様に安心した
彼は強い…こんな状況でも希望を持ち
私を信じてくれている
それに答えよう
私は迫りくる騎士達を切り裂きながら部屋を出ていく
赤い閃光が走るように、刹那の瞬きの間に数人の騎士が血を流し、倒れる
「追うんだ!!城内には騎士が大勢いるのだ!!逃げられるものか!!」
私とルーク様は走り続ける
だが、廊下を塞ぐように騎士達が迫りくる、切り裂き、走り抜けるが数が多い
私一人なら何とかなるが、今はルーク様の命が最優先だ
(ヘンリー王子、あなたは一応正解です…私達を殺せば罪が明るみに出ることはない)
走りながら、私は考える
(けど、一つだけ勘違いしていますよ)
私は
レブル家は
一人ではないのだ
大きく息を吸って走りながら叫んだ
「お兄ちゃん!!力貸して!!」
城中に響く声
それと同時に迫りくる騎士達の動きが
まるで、時間が止まったように動かなくなる
「アビゲイル…なにが」
「いいから!行きましょう!ルーク様!!」
走り去るアビゲイル達を騎士達は動けずに見るだけしか出来なかった
「お、お前たち!!なにしている!早く追え!!」
「そ、それが…」「う、動けません」
ヘンリー王子は気付いた
騎士達を、糸がしばっているのだ…無数の糸が後方から
振り返ると、そこには男性がいた
黒い面をつけた異質な雰囲気の男性
ハイド・レブル
糸を使い、彼が騎士達の動きを止めていたのだ
「あまりいじめないでやってくれるか…俺のたった一人の妹なんでね」
「ま、まだいたのか…!!」
ヘンリー王子が縛られている騎士の剣を抜き取り、それを振るうが
カラン、カラン
王子の剣は細切れとなり、ハイドは煌めく糸を巧みに操り
城内にいた、騎士達を次から次へと縛り、動けなくしていく
一切動くこともなく
城の中にいる騎士を全て行動不能にしたのだ
仕事を終えると彼は仮面をずらして煙草を吸いだした
ヘンリー王子は目の前のハイドに抵抗できない…
だが
「ははは…これで勝ったと思うなよ…城内の騎士達を封じても、まだ外には奴がいる」
ヘンリー王子の言葉にハイドはゆっくりと煙を吐きながら答える
「そりゃあ用意周到だな、ヘンリー王子さんよ」
「そうやって余裕があるのも今のうちだ!!外にはもしもの為に現騎士団長のゴレオンがいるのだ!!アイツらもお前も!殺される!!」
「へぇ…そりゃあ楽しみだ」
ハイドはもう一服すると、腕を引く
その瞬間、ヘンリー王子の意識は落ちていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
城の外の広場に大勢の騎士達と
一際大きな男がたたずんでいた
彼は現騎士団長ゴレオン
2メートルはある大きな斧を持ちながら、城から出てくるネズミを逃がさないように見張っていた
彼は騎士団の中でも最強であり、その力は他国からも恐れられている武力の持ち主である
つまり…ストレングス国の最強の騎士
彼は金に目がくらみ、ヘンリー王子に忠誠を誓った
地位や名誉もヘンリーが王になれば約束されたのだ
「ネズミ一匹逃すな、俺たちの出世のためにもな!」
ゴレオンの掛け声に周りの騎士達も答える
だが、その中の1人が異変に気付いた
「ゴ、ゴレオン様!!後方から人が!」
「なに?」
後ろに振り向くと明らかに異常な男がいた
黒いローブに身を包み、黒い面をつけた男が
杖をついてヨタヨタと歩いてきているのだ
その男はハインリッヒ・レブル
レブル子爵家の当主にして、現レブル家最強の男
その男が、ストレングス国最強の騎士へとゆっくりと歩む
面の下でニヤリと口角を上げながら
「それじゃあ…最後の仕事といこうか…可愛い娘の為にもな」
そう呟いた
178
お気に入りに追加
1,142
あなたにおすすめの小説
釣り合わないと言われても、婚約者と別れる予定はありません
しろねこ。
恋愛
幼馴染と婚約を結んでいるラズリーは、学園に入学してから他の令嬢達によく絡まれていた。
曰く、婚約者と釣り合っていない、身分不相応だと。
ラズリーの婚約者であるファルク=トワレ伯爵令息は、第二王子の側近で、将来護衛騎士予定の有望株だ。背も高く、見目も良いと言う事で注目を浴びている。
対してラズリー=コランダム子爵令嬢は薬草学を専攻していて、外に出る事も少なく地味な見た目で華々しさもない。
そんな二人を周囲は好奇の目で見ており、時にはラズリーから婚約者を奪おうとするものも出てくる。
おっとり令嬢ラズリーはそんな周囲の圧力に屈することはない。
「釣り合わない? そうですか。でも彼は私が良いって言ってますし」
時に優しく、時に豪胆なラズリー、平穏な日々はいつ来るやら。
ハッピーエンド、両思い、ご都合主義なストーリーです。
ゆっくり更新予定です(*´ω`*)
小説家になろうさん、カクヨムさんでも投稿中。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
乳だけ立派なバカ女に婚約者の王太子を奪われました。別にそんなバカ男はいらないから復讐するつもりは無かったけど……
三葉 空
恋愛
「ごめん、シアラ。婚約破棄ってことで良いかな?」
ヘラヘラと情けない顔で言われる私は、公爵令嬢のシアラ・マークレイと申します。そして、私に婚約破棄を言い渡すのはこの国の王太子、ホリミック・ストラティス様です。
何でも話を聞く所によると、伯爵令嬢のマミ・ミューズレイに首ったけになってしまったそうな。お気持ちは分かります。あの女の乳のデカさは有名ですから。
えっ? もう既に男女の事を終えて、子供も出来てしまったと? 本当は後で国王と王妃が直々に詫びに来てくれるのだけど、手っ取り早く自分の口から伝えてしまいたかったですって? 本当に、自分勝手、ワガママなお方ですね。
正直、そちらから頼んで来ておいて、そんな一方的に婚約破棄を言い渡されたこと自体は腹が立ちますが、あなたという男に一切の未練はありません。なぜなら、あまりにもバカだから。
どうぞ、バカ同士でせいぜい幸せになって下さい。私は特に復讐するつもりはありませんから……と思っていたら、元王太子で、そのバカ王太子よりも有能なお兄様がご帰還されて、私を気に入って下さって……何だか、復讐できちゃいそうなんですけど?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
(完結)その女は誰ですか?ーーあなたの婚約者はこの私ですが・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はシーグ侯爵家のイルヤ。ビドは私の婚約者でとても真面目で純粋な人よ。でも、隣国に留学している彼に会いに行った私はそこで思いがけない光景に出くわす。
なんとそこには私を名乗る女がいたの。これってどういうこと?
婚約者の裏切りにざまぁします。コメディ風味。
※この小説は独自の世界観で書いておりますので一切史実には基づきません。
※ゆるふわ設定のご都合主義です。
※元サヤはありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
悪役令嬢の涙
拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。
どうして別れるのかと聞かれても。お気の毒な旦那さま、まさかとは思いますが、あなたのようなクズが女性に愛されると信じていらっしゃるのですか?
石河 翠
恋愛
主人公のモニカは、既婚者にばかり声をかけるはしたない女性として有名だ。愛人稼業をしているだとか、天然の毒婦だとか、聞こえてくるのは下品な噂ばかり。社交界での評判も地に落ちている。
ある日モニカは、溺愛のあまり茶会や夜会に妻を一切参加させないことで有名な愛妻家の男性に声をかける。おしどり夫婦の愛の巣に押しかけたモニカは、そこで虐げられている女性を発見する。
彼女が愛妻家として評判の男性の奥方だと気がついたモニカは、彼女を毎日お茶に誘うようになり……。
八方塞がりな状況で抵抗する力を失っていた孤独なヒロインと、彼女に手を差し伸べ広い世界に連れ出したしたたかな年下ヒーローのお話。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID24694748)をお借りしています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】婚約破棄した王子と男爵令嬢のその後……は幸せ?……な訳ない!
たろ
恋愛
「エリザベス、君との婚約を破棄する」
「どうしてそんな事を言うのですか?わたしが何をしたと言うのでしょう」
「君は僕の愛するイライザに対して嫌がらせをしただろう、そんな意地の悪い君のことは愛せないし結婚など出来ない」
「……愛せない……わかりました。殿下……の言葉を……受け入れます」
なんで君がそんな悲しそうな顔をするんだ?
この話は婚約破棄をして、父親である陛下に嘘で固めて公爵令嬢のエリザベスを貶めたと怒られて
「そんなにその男爵令嬢が好きなら王族をやめて男爵に婿に行け」と言われ、廃嫡される王子のその後のお話です。
頭脳明晰、眉目秀麗、みんなが振り向くかっこいい殿下……なのにエリザベスの前では残念な男。
★軽い感じのお話です
そして、殿下がひたすら残念です
広ーい気持ちで読んでいただけたらと思います
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
侍女から第2夫人、そして……
しゃーりん
恋愛
公爵家の2歳のお嬢様の侍女をしているルイーズは、酔って夢だと思い込んでお嬢様の父親であるガレントと関係を持ってしまう。
翌朝、現実だったと知った2人は親たちの話し合いの結果、ガレントの第2夫人になることに決まった。
ガレントの正妻セルフィが病弱でもう子供を望めないからだった。
一日で侍女から第2夫人になってしまったルイーズ。
正妻セルフィからは、娘を義母として可愛がり、夫を好きになってほしいと頼まれる。
セルフィの残り時間は少なく、ルイーズがやがて正妻になるというお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる