【完結】何の仕事の話か分かるかい!?~絶対に読まれるの少ないけど書きたくなった~

かのん

文字の大きさ
1 / 2

 最速の仕事

しおりを挟む

 
 ※何の仕事の話なのか、考えながら読んでみて下さい。
  一瞬で読めるものです。
  答えは最後に。

 早朝。集まったメンバーたちは、それぞれにユニフォームに身を包み、気合を入れて息を吐く。

「集まったか」

「えぇ。今日も行きましょうか」

「そうだな」

「あぁー。今日も頑張りますかぁ・・・」

 腕をだし、時計の時間を合わせる。

 今日の戦いが、今から始まるのだ。

「リーダー。今日も指示だし、よろしくお願いします」

 この仕事で一番のベテランでありリーダーは、眼鏡をくいっと上げながらにやりと笑った。

「了解だ。今日も過酷な任務だが、皆、頼むぞ」

 手袋をはめ直し、空を見上げる。

 今日は青天、任務を果たしやすいと思いながらも、この過酷なご時世、生き残れるか、それぞれがこの戦いで生き残れるのかどうか不安に思っているのは想像に難くない。

 この仕事を始めてから、引き締まった体。

 けれど、仕事を続ければ続けるほどにその過酷さに、何度も足を止めたくなる。

 くじけそうになった事は、何度もある。

 それでも。

「よっし。今日も行くぞ」

「あぁ」

 共に戦う仲間がいる。だからこそ、今日という一日をどうにか戦うことが出来るのだ。

 それぞれの担当エリアに向かって走り出す。

 春の風を感じながらも、桜の蕾の下を走りながらも、そうした情緒を感じる間もなく任務に向かうしかない。

 スマホを確認し、それぞれが担当エリアに到着した知らせを受ける。そして、戦いは始まる。

 鳴り響くアラーム音。

 心臓がバクバクと鳴り始め、そして俺達は戦う。

『通達、東エリアに通信あり!』

「了解! その場所だと俺の方が近い! こっちで対応する!」

『待て! 通信がもう一つ入った! お前はそっちの方を頼む!』

「確認する! 了解!」

 仲間はいるとはいえ、俺たちの戦いは孤独だ。

 体の中に流れる血が燃え上がる。

「行くぞ」

 走れ。走れ。走れ!

 俺達は誰かの為に戦う。

 顔も知らない、誰かの為に。

 顔も知らない、家族の為に。

 顔も知らない、孤独の中、頑張る誰かの為に。

 俺達は、戦い続ける。

 背中に背負う物は、俺達の戦いの証。








★★★★


 答えは何か、分かるでしょうか。
 
 正解 → ウーバーイーツ 仲間を集って本格的にエリアを分けて戦っている職人です。

 つい、気分で書きたくなってしまったものでした。
 ポイント伸びないのも、読む人が、ほとんどいないであろうことも予測できるけれども、書きたくなるものは書きたくなるんですよね。
 読んでくれる人がもし、一人でもいたら感謝。
 ありがとうございました。

 作者 かのん
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

側妃ですか!? ありがとうございます!!

Ryo-k
ファンタジー
『側妃制度』 それは陛下のためにある制度では決してなかった。 ではだれのためにあるのか…… 「――ありがとうございます!!」

処理中です...