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最速の仕事
しおりを挟む※何の仕事の話なのか、考えながら読んでみて下さい。
一瞬で読めるものです。
答えは最後に。
早朝。集まったメンバーたちは、それぞれにユニフォームに身を包み、気合を入れて息を吐く。
「集まったか」
「えぇ。今日も行きましょうか」
「そうだな」
「あぁー。今日も頑張りますかぁ・・・」
腕をだし、時計の時間を合わせる。
今日の戦いが、今から始まるのだ。
「リーダー。今日も指示だし、よろしくお願いします」
この仕事で一番のベテランでありリーダーは、眼鏡をくいっと上げながらにやりと笑った。
「了解だ。今日も過酷な任務だが、皆、頼むぞ」
手袋をはめ直し、空を見上げる。
今日は青天、任務を果たしやすいと思いながらも、この過酷なご時世、生き残れるか、それぞれがこの戦いで生き残れるのかどうか不安に思っているのは想像に難くない。
この仕事を始めてから、引き締まった体。
けれど、仕事を続ければ続けるほどにその過酷さに、何度も足を止めたくなる。
くじけそうになった事は、何度もある。
それでも。
「よっし。今日も行くぞ」
「あぁ」
共に戦う仲間がいる。だからこそ、今日という一日をどうにか戦うことが出来るのだ。
それぞれの担当エリアに向かって走り出す。
春の風を感じながらも、桜の蕾の下を走りながらも、そうした情緒を感じる間もなく任務に向かうしかない。
スマホを確認し、それぞれが担当エリアに到着した知らせを受ける。そして、戦いは始まる。
鳴り響くアラーム音。
心臓がバクバクと鳴り始め、そして俺達は戦う。
『通達、東エリアに通信あり!』
「了解! その場所だと俺の方が近い! こっちで対応する!」
『待て! 通信がもう一つ入った! お前はそっちの方を頼む!』
「確認する! 了解!」
仲間はいるとはいえ、俺たちの戦いは孤独だ。
体の中に流れる血が燃え上がる。
「行くぞ」
走れ。走れ。走れ!
俺達は誰かの為に戦う。
顔も知らない、誰かの為に。
顔も知らない、家族の為に。
顔も知らない、孤独の中、頑張る誰かの為に。
俺達は、戦い続ける。
背中に背負う物は、俺達の戦いの証。
★★★★
答えは何か、分かるでしょうか。
正解 → ウーバーイーツ 仲間を集って本格的にエリアを分けて戦っている職人です。
つい、気分で書きたくなってしまったものでした。
ポイント伸びないのも、読む人が、ほとんどいないであろうことも予測できるけれども、書きたくなるものは書きたくなるんですよね。
読んでくれる人がもし、一人でもいたら感謝。
ありがとうございました。
作者 かのん
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