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三千世界・時諦(6)
第五話 「賢者の聖杯」
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ドイツ区・レジスタンスヤード
メディカルパレートから離れ、フォルメタリア鋼製の鉄柵を越えると、そこに装甲車が置いてあった。
「グラナディア、これをやる」
ランスロットは鍵を渡す。
「イグニッションキーか。レトロだね」
グラナディアが鍵を受けとり、一行は装甲車に乗る。そしてエンジンをかけ、発進させる。
車道
グラナディアが運転し、千早が助手席に座り、アルバが後部座席に、ストラトスとシエルが荷台に乗っていた。
「こんなもん付いてるけどさあ、普通に考えて役に立たねえよな」
ストラトスは荷台の最後尾に備え付けられた機銃を見て呟く。
「目眩ましくらいにはなるでしょ。それこそ、ロータとかルクレツィアみたいな達人には少しのダメージも入らないでしょうけどね」
「だよなあ……普通に金剛とかヴリエーミァとかに会ったら効かねえよな」
「ある程度生体要素が大きいやつには効くかもね」
「ところでよ、シエル」
「何かしら」
ストラトスが懐から何かを差し出す。
「これは……指輪?」
「そうだ。レジスタンスヤードの店で買ったんだよ。一応同じやつなんだぜ?ほら」
ストラトスが自分の右手をシエルへ見せる。
「あ、ありがと……」
ぼそっとシエルが呟くと、ストラトスは笑顔で頷く。
「みんなにも同じやつを買って渡したんだけど、流れ的にシエルが最後になっちまった、悪ぃ」
照れ隠しにストラトスが頭を掻き、そこへ、窓を開けたグラナディアが叫ぶ。
「おっとお二人さん!イチャイチャしてるところ悪いけど、敵が来たみたいだよ!」
路地からわらわらと金剛が現れ、バルカンを連射しながら接近してくる。シエルは手短に右手に指輪を嵌め、二人は立ち上がる。
「揺れるけど落ちないでくれよ!」
グラナディアがそう言うと、前方からも来る金剛の群れを避けるために凄まじく荒い運転をかます。立ち上がった二人はすぐにしゃがんで側面に備え付けられた棒を掴んで耐え、千早は大喜びで笑う。装甲車は金剛の群れを抜け、後方から大量の金剛が追ってくる。
「どこにこれだけの金剛が……」
「頭部はフォルメタリア超合金で覆われてるけど、足は確かただの人工筋肉だったはず……ストラトス、最接近してくる金剛は足を機銃で狙えば倒れるはずよ!」
「よっしゃ、任せとけ」
ストラトスは機銃を持ち、金剛の足目掛けて撃つ。シエルは流体金属の槍を産み出し、ストラトスが討ち漏らした金剛の足を貫く。しばらくその攻防が続いたのち、遠くから金剛の群れを蹴散らしながら近づいてくる何かが見えた。装甲車よりも早く走り寄ってくるそれは、地下鉄で出会った怪物だった。
「ちっ、鵺にこれが通じると思うか!?」
ストラトスが叫ぶ。
「顔を狙って撃てば少しは牽制になるんじゃないの!?」
シエルが槍を放ちつつ答える。機銃の放つ大口径の銃弾は怪物の顔面にフルヒットするが、少しも速度が落ちる気配は無い。怪物は尾を使って金剛の死体を投げつけ、進路を妨害する。その度にグラナディアが回避のために無茶な運転をし、荷台の二人はしゃがんでこらえる。
「まあまあ早いじゃないか……千早、運転代わってもらえるかい?」
グラナディアはバックミラーで怪物を見る。千早は頷き、グラナディアは窓から荷台に移り、千早がハンドルを握る。グラナディアが機銃の銃身を握る。
「さあストラトス、銃を撃ってくれ」
「ええ!?んなことしたらグラナディアさんの手が……」
「まあまあ。気にせず撃ちたまえ」
ストラトスは機銃を怪物目掛けて乱射する。銃弾が怨愛の炎を纏い、怪物へ突き刺さる。怪物は怯み、唸り、速度を落とす。その瞬間、装甲車は強烈な加速をする。しばらくして怪物は見えなくなった。
「ふう。ひとまずは振り切った――」
グラナディアがそう言おうとした瞬間、倒壊した建物の二階から怪物が現れ、装甲車を吹き飛ばす。三人は荷台から吹き飛ばされ、噴水を中央に据えた芝生の上に転がる。装甲車は横転し、千早がアルバを抱えて出てくる。怪物は空中で人の姿となり、一行の前に立つ。青い髪に、赤を基調としたメイド服、そして異形と化した右腕を携えたそれは――
「トラツグミ……」
グラナディアがそう言うと、青髪の女は頷く。
「捕縛兵器、アイスヴァルバロイド三号機、トラツグミでございます」
一行は立ち上がり、トラツグミと相対する。
「一体あんたは何が目的なんだ。杉原はもうこの世にいないぞ」
ストラトスの言葉に、トラツグミは悲愴に満ちた表情をする。
「その通り。既に私の生きる意味はどこにもありません。全てに終わりは与えられず、それなのに明人様は消え、それでいて私は消えていない」
トラツグミの右腕は山刀のようなものが納められており、更に盾のように翼状のパーツが生えている。
「私を縛り、屈服させるのは明人様ただ一人。ならば……明人様の願いを叶えるのが私の使命」
トラツグミは両手を横に上げる。
「この世を安定などさせない。全てに混沌をもたらし、終わりなき戦乱をもたらす、それが私に出来る最大限の奉仕」
そして、力なく手を下ろす。
「そのためには、レイヴンの残り滓を集めねばならない。そして、その覚醒の器を」
「覚醒の器……?」
シエルを含め、一行は疑問を感じる。トラツグミはゆっくりと左手を上げ、人差し指を突き出す。
「え……私……?」
その指はアルバを指していた。
「破壊の魂と虚鴉の力の結晶、それこそが滅びと戦乱、そして混沌をもたらす核となる」
「どういうことだよ、それ……」
ストラトスの問いに、トラツグミはため息をついて首を振る。
「今言った通りのことです。わかる人間にだけ伝わればいい」
「誰もわからねえから聞いてるんだろうが」
「ふむ……」
トラツグミは左手を顎に添える。
「竜が狐に化かされるとは、滑稽ですね。それほどに無知では、悪辣な獣に丸め込まれて、緩やかに死ぬだけだと言うのに」
「回りくどい言葉使ってはぐらかすな!」
「ふう。あなたは会話すると疲れますね」
ストラトスから視線を外し、トラツグミはシエルを見る。
「あなたならわかるでしょうか」
シエルは生唾を飲む。
「つまり、私たちの中にストラトスを利用しているやつがいるってことを言いたいのよね……」
ストラトスがその言葉に驚き、トラツグミに敵意を向ける。
「何をでたらめ言ってやがる、てめえ!」
その浅薄な言葉に、トラツグミは更に深くため息をつく。
「死ね」
トラツグミは右腕で地面を掴むと、そのまま岩盤を持ち上げて一行へ投げつける。シエルが鋼の盾で防ぎ、その隙に四人が抜け出し、ストラトスが岩盤を切り裂いてシエルも脱する。トラツグミは右腕を盾にしつつ一行へ急接近し、グラナディアと打ち合う。グラナディアはトラツグミにパワーで勝てないと悟り、すぐに受け流す。そこへシエルが至近距離で両足で蹴り上げる。トラツグミは防御するも、空中に打ち上げられる。アルバが鎖を発射してトラツグミの行動範囲を狭め、グラナディアが放った爆炎でトラツグミは吹き飛ばされる。そこに装甲車が現れ、千早が運転席から叫ぶ。
「行きましょう!」
一行は荷台に乗り、装甲車は急発進する。怨愛の炎で焼け爛れたトラツグミが起き上がると、メイド服が焦げ落ち、異形の表皮が露になる。
「やはり私では力不足ですか……」
そして懐から血が梱包された氷塊を取り出す。
「明人様が追い続けた、あの女の幻影が世界を満たす前に、時間が全てを安定させる前に、何としてでも世界に混沌をもたらさなければ……」
氷塊を注射器に装填し、首筋に打ち込む。トラツグミは悶え、そして――
メディカルパレートから離れ、フォルメタリア鋼製の鉄柵を越えると、そこに装甲車が置いてあった。
「グラナディア、これをやる」
ランスロットは鍵を渡す。
「イグニッションキーか。レトロだね」
グラナディアが鍵を受けとり、一行は装甲車に乗る。そしてエンジンをかけ、発進させる。
車道
グラナディアが運転し、千早が助手席に座り、アルバが後部座席に、ストラトスとシエルが荷台に乗っていた。
「こんなもん付いてるけどさあ、普通に考えて役に立たねえよな」
ストラトスは荷台の最後尾に備え付けられた機銃を見て呟く。
「目眩ましくらいにはなるでしょ。それこそ、ロータとかルクレツィアみたいな達人には少しのダメージも入らないでしょうけどね」
「だよなあ……普通に金剛とかヴリエーミァとかに会ったら効かねえよな」
「ある程度生体要素が大きいやつには効くかもね」
「ところでよ、シエル」
「何かしら」
ストラトスが懐から何かを差し出す。
「これは……指輪?」
「そうだ。レジスタンスヤードの店で買ったんだよ。一応同じやつなんだぜ?ほら」
ストラトスが自分の右手をシエルへ見せる。
「あ、ありがと……」
ぼそっとシエルが呟くと、ストラトスは笑顔で頷く。
「みんなにも同じやつを買って渡したんだけど、流れ的にシエルが最後になっちまった、悪ぃ」
照れ隠しにストラトスが頭を掻き、そこへ、窓を開けたグラナディアが叫ぶ。
「おっとお二人さん!イチャイチャしてるところ悪いけど、敵が来たみたいだよ!」
路地からわらわらと金剛が現れ、バルカンを連射しながら接近してくる。シエルは手短に右手に指輪を嵌め、二人は立ち上がる。
「揺れるけど落ちないでくれよ!」
グラナディアがそう言うと、前方からも来る金剛の群れを避けるために凄まじく荒い運転をかます。立ち上がった二人はすぐにしゃがんで側面に備え付けられた棒を掴んで耐え、千早は大喜びで笑う。装甲車は金剛の群れを抜け、後方から大量の金剛が追ってくる。
「どこにこれだけの金剛が……」
「頭部はフォルメタリア超合金で覆われてるけど、足は確かただの人工筋肉だったはず……ストラトス、最接近してくる金剛は足を機銃で狙えば倒れるはずよ!」
「よっしゃ、任せとけ」
ストラトスは機銃を持ち、金剛の足目掛けて撃つ。シエルは流体金属の槍を産み出し、ストラトスが討ち漏らした金剛の足を貫く。しばらくその攻防が続いたのち、遠くから金剛の群れを蹴散らしながら近づいてくる何かが見えた。装甲車よりも早く走り寄ってくるそれは、地下鉄で出会った怪物だった。
「ちっ、鵺にこれが通じると思うか!?」
ストラトスが叫ぶ。
「顔を狙って撃てば少しは牽制になるんじゃないの!?」
シエルが槍を放ちつつ答える。機銃の放つ大口径の銃弾は怪物の顔面にフルヒットするが、少しも速度が落ちる気配は無い。怪物は尾を使って金剛の死体を投げつけ、進路を妨害する。その度にグラナディアが回避のために無茶な運転をし、荷台の二人はしゃがんでこらえる。
「まあまあ早いじゃないか……千早、運転代わってもらえるかい?」
グラナディアはバックミラーで怪物を見る。千早は頷き、グラナディアは窓から荷台に移り、千早がハンドルを握る。グラナディアが機銃の銃身を握る。
「さあストラトス、銃を撃ってくれ」
「ええ!?んなことしたらグラナディアさんの手が……」
「まあまあ。気にせず撃ちたまえ」
ストラトスは機銃を怪物目掛けて乱射する。銃弾が怨愛の炎を纏い、怪物へ突き刺さる。怪物は怯み、唸り、速度を落とす。その瞬間、装甲車は強烈な加速をする。しばらくして怪物は見えなくなった。
「ふう。ひとまずは振り切った――」
グラナディアがそう言おうとした瞬間、倒壊した建物の二階から怪物が現れ、装甲車を吹き飛ばす。三人は荷台から吹き飛ばされ、噴水を中央に据えた芝生の上に転がる。装甲車は横転し、千早がアルバを抱えて出てくる。怪物は空中で人の姿となり、一行の前に立つ。青い髪に、赤を基調としたメイド服、そして異形と化した右腕を携えたそれは――
「トラツグミ……」
グラナディアがそう言うと、青髪の女は頷く。
「捕縛兵器、アイスヴァルバロイド三号機、トラツグミでございます」
一行は立ち上がり、トラツグミと相対する。
「一体あんたは何が目的なんだ。杉原はもうこの世にいないぞ」
ストラトスの言葉に、トラツグミは悲愴に満ちた表情をする。
「その通り。既に私の生きる意味はどこにもありません。全てに終わりは与えられず、それなのに明人様は消え、それでいて私は消えていない」
トラツグミの右腕は山刀のようなものが納められており、更に盾のように翼状のパーツが生えている。
「私を縛り、屈服させるのは明人様ただ一人。ならば……明人様の願いを叶えるのが私の使命」
トラツグミは両手を横に上げる。
「この世を安定などさせない。全てに混沌をもたらし、終わりなき戦乱をもたらす、それが私に出来る最大限の奉仕」
そして、力なく手を下ろす。
「そのためには、レイヴンの残り滓を集めねばならない。そして、その覚醒の器を」
「覚醒の器……?」
シエルを含め、一行は疑問を感じる。トラツグミはゆっくりと左手を上げ、人差し指を突き出す。
「え……私……?」
その指はアルバを指していた。
「破壊の魂と虚鴉の力の結晶、それこそが滅びと戦乱、そして混沌をもたらす核となる」
「どういうことだよ、それ……」
ストラトスの問いに、トラツグミはため息をついて首を振る。
「今言った通りのことです。わかる人間にだけ伝わればいい」
「誰もわからねえから聞いてるんだろうが」
「ふむ……」
トラツグミは左手を顎に添える。
「竜が狐に化かされるとは、滑稽ですね。それほどに無知では、悪辣な獣に丸め込まれて、緩やかに死ぬだけだと言うのに」
「回りくどい言葉使ってはぐらかすな!」
「ふう。あなたは会話すると疲れますね」
ストラトスから視線を外し、トラツグミはシエルを見る。
「あなたならわかるでしょうか」
シエルは生唾を飲む。
「つまり、私たちの中にストラトスを利用しているやつがいるってことを言いたいのよね……」
ストラトスがその言葉に驚き、トラツグミに敵意を向ける。
「何をでたらめ言ってやがる、てめえ!」
その浅薄な言葉に、トラツグミは更に深くため息をつく。
「死ね」
トラツグミは右腕で地面を掴むと、そのまま岩盤を持ち上げて一行へ投げつける。シエルが鋼の盾で防ぎ、その隙に四人が抜け出し、ストラトスが岩盤を切り裂いてシエルも脱する。トラツグミは右腕を盾にしつつ一行へ急接近し、グラナディアと打ち合う。グラナディアはトラツグミにパワーで勝てないと悟り、すぐに受け流す。そこへシエルが至近距離で両足で蹴り上げる。トラツグミは防御するも、空中に打ち上げられる。アルバが鎖を発射してトラツグミの行動範囲を狭め、グラナディアが放った爆炎でトラツグミは吹き飛ばされる。そこに装甲車が現れ、千早が運転席から叫ぶ。
「行きましょう!」
一行は荷台に乗り、装甲車は急発進する。怨愛の炎で焼け爛れたトラツグミが起き上がると、メイド服が焦げ落ち、異形の表皮が露になる。
「やはり私では力不足ですか……」
そして懐から血が梱包された氷塊を取り出す。
「明人様が追い続けた、あの女の幻影が世界を満たす前に、時間が全てを安定させる前に、何としてでも世界に混沌をもたらさなければ……」
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