世界異世界転移

多門@21

文字の大きさ
上 下
17 / 43
バステリア編

この世界とは

しおりを挟む
ムー共和国海軍の潜水艦が国連軍基地に入港してから一週間後、貨物船でバステリア北方海域を遊弋していたムー共和国の外交官達は、国連軍新世界基地に上陸したのだった。
シャレル・ゴーラル技術官(24)彼は、外交官と共に専門家の目で相手の軍事力技術力を図る為に派遣されたのだ。
見た目は、青白く、短く切りそろえられた金髪、丸メガネといかにも部屋に篭ってそうな風体だ。そして、そんな彼は、技術者だからこそ基地に足を踏み入れてからは1人興奮気味だった。
「レナールさん!見て下さい。ジェット機ですよジェット機!」興奮しているシャレルの相手をしているのは、レナール・マクサー外交官、今回の使節団の責任者だった。彼は根っこからの文系なので、全くついて行けない。
「その、ジェットエンジンのどこが凄いのかね?我が国にも世界に誇るR-112戦闘機がいるではないか?あれは、翼竜などと比べ物にならないほど速いではないか」
理解してもらえないらしい...
「共和国でも、ジェットエンジンの実用化はまだまだ厳しいってレベルですよ!もし、実現すれば音速を超える事だって可能なんですよ!それだけでなく.....」
シャレルは一度語り出すとどうしても止まらない。どうやらオタク気質のようだ。
「分かったから、もう君は本当に兵器が好きだな。もう直ぐ向こうの外交担当者との会談か始まるから大人しくしていなさい」そう、彼らはこれからこの基地の総司令部の建物で距離的に一番近い在日大使館から急遽派遣された日独米英仏の外交官外務省職員達と会談するのだ。
一行は基地の中心にある、一際大きな建物に入れられた。
(これが前線基地って言うんだからびっくりだ)
レナールも文系とはいえこの規模の大きさには驚かされた。
40人ほどを収容出来そうな会議室に通された。一行は10人と小規模な使節団である為十分な広さだ。既に会議室には西側の参戦国の外務省職員達10名と仏英語の通訳、そして参加国の将官達5名が待っていた。
係の者に促されるまま、彼らと部屋の対にある席に座ると会談が始まった。
まず、、『United States 』と書かれた札のある席に座っていた国務省職員が話始めた。
「遠路はるばるご苦労様です。ムー共和国の皆さん。我々はこの新世界に飛ばされてから初めて対話ができるまともな国に出会い貴国にとても期待を寄せています。では、まず貴国の位置ですがこちらで間違い無いですか?」
そ言うと一枚の資料が配られた。それには見慣れたムー共和国と見慣れない5つの大陸と多数の島が書き込まれた正確な地図...と言うより寧ろ写真がカラーで映されていた。  
「なっ!?」隣で声をあげたのはやはりシャレル技官だ。目を見開いて、その資料に食いいいるその手は震えていた。 そして、国連側の顔を見ると予想通りと言う反応だ。
「おい、シャレル君何がそんなに凄いのかね?」静かに耳打ちをする。
「これ多分航空写真ですよ、ムー共和国の軍事施設の場所が全部筒抜けになっていますよ」
へ?.....頭が真っ白になった。

「どうかなさいました?」国連側の外交官の声で現実に引き戻された。
「いえ、なんでも無いです。場所はそこで合ってますよ。続けてください」その場を繕う。外交屋なら狼狽えた所を見せてはいけない。
「そうですか、では続けます。これは宇宙から撮影した衛星写真です」
ウチュウ?エイセイ?は?
「それでは貴国と我が合衆国では距離は6000キロと言う所でしょか?まぁ、それはそうと、取り敢えず我々の世界について紹介しましょう。それでは資料用の映像を急遽制作致しましたのでご覧ください」
薄い大型のテレビのが運び込まれ、映像が流れ始めた。
地球の歴史から始まった。それは地球の誕生、古代文明の起源そして、歴史史上最多の犠牲者を出した二度の大戦、そして最後には核と言う危ないパンドラの箱を中心とした世界の均衡に至る。
そして次には地球全域の経済活動、産業の発展。最後に軍事力だ。
どの分野を取ってもムー共和国を凌駕している。特に注目すべきは軍事、技術分野だ。この世界においてムー共和国の技術力は抜きに出ている筈だ。少なくとも東洋世界と中央世界での魔術を持たない国ではどの国と比べても圧倒的だ。そして、その圧倒的な技術力で人口の劣勢を埋めていたのだが....彼らの資料によると我々のテクノロジーは80年前の代物か。港に停泊していた巡洋艦もあの小口径の主砲だけが装備じゃ無いという事も頷ける。
そして、再び相手方の声で自分の世界から現実に引き戻された。
「地球...いや、国連加盟国については分かって頂けたでしょうか?こちらはこの世界についての情報が圧倒的に不足してます。ぜひこの世界とムー共和国について教えて頂きたいのですが」
「それなら、ムー共和国については後ほど詳しい資料をお渡ししましょう。そしてこの世界については丁度大学時代に地政学を専攻していた物がいます。シャーロ!君が話しなさい」
シャーロと呼ばれた青年が立ち上がりこの未知の世界について話し始めた。
「それでは、僭越ながら。この世界について話させて頂きます。そもそもですが、我々ムー共和国もこの広すぎる世界全てについては把握しきれてません。まず、この世界の始まりまりを調べるについて、他国の文献を調べました。すると、全ての文献に共通して『転移』と言う記述がありました。現に我がムー共和国も300年前に転移して来ました。この惑星に存在する国は全て転移国家という事になります。なぜ、この様な事が起きているか原因は分かっていませんが。国立科学研究院の研究者が立てている仮説は、この世界自体が次元レベルでの不具合、歪みを吸収する為の空間では無いかという事です。まぁ、その辺は国交が結ばれてから専門家に聞いてください。
そしてこの星についてですが、まず我々が地域が東洋世界、今まで東洋世界はバステリア帝国とムー共和国が覇権を争いそして二国を中心に回っていました。まぁ、そこにいきなり貴方達が現れバステリア帝国はどうなるかはわかりませんが。東洋世界の他には 中央世界、西洋世界、パンゲア超大陸世界、北海世界、南海世界、魔神世界、死界、海中世界が存在します。それぞれの地域にはそれぞれの地域を纏める大国が2つから3つ存在します。   それら列強国は2年に一度世界大会議を開きこの世界のあり方や、支配領域について話し合っています。これに新たに参加する為には他の列強国にこの世界大会議に参加する資格があると認められる必要があります。 そして、この東洋世界にはありませんが、この世界に存在する国家の半分が我々が科学技術を極めている様に、魔術を極めています。」
『魔術』と言う言葉が出た瞬間地球側の人間達がざわついた。
「貴方達の歴史を見る限り魔術と言うものに触れた事が無いようですね。彼ら魔術国家にも様々なレベルがあり、バステリア帝国と同程度の文明の国家からムー共和国と同等の文明レベルまで達している国があります。そして、この世界の住人もまた多種多様でヒト種だけで無く、亜人と呼ばれる何かに特化した民族も多数います。これがこの世界の大まかなところです。基本弱肉強食の世界と思っていただいて構いません。
一つ言い忘れてました。唯一世界全域に支部を置く、世界新聞という組織があります。そこが発行する新聞には世界全域のニュースが載ってますが、数日中に貴方達の国にも支部を置くよう要求してくるでしょう」
『German』と書かれた札がある席に座っている男が立ち上がる。
「なるほど、この星について大まかな事は分かりました。魔術?ですかね。確かに我々からすればおとぎ話の様な話です。この世界における魔術の影響力は如何程なのですか?」
今度は、技官のシャレルが答える。
「そうですね、国にもよりますが、この世界でも最も魔術が発達している。神聖メルト皇国では、ムー共和国が科学技術で作っている物を全て魔術で作り出す事ができます。例えば、飛行機、動力源は言うまでも無く魔素、エンジンの仕組み自体はジェットエンジンに近いですが出力はレシプロエンジンと大差ありません。そして、魔力を感知して追いかける誘導弾、そしてレーダーなども存在します。軍事面だけで無く生活レベルもムー共和国とほぼ同等です」
次は『Japan』と書かれた札がある席に座っている男が立ち上がる。
「先ほどシャーロさんはこの世界は弱肉強食とおっしゃってましたが、ここ以外で今何処かで戦争が行われていたりするのですが?」
「それについては私、レナールがお答えしましょう」世界情勢についてはこの中で一番自分が詳しい。
「今現在交戦中なのは、まず、貴国とバステリア帝国、これが今現在一番大きい規模の戦いです。そして、世界の列強国は常に領土拡大を狙い小国に戦争をふっかけています。小国が一つ滅ぶ程度の戦いは日々何処かで行われていると思って下さい。特に新参の転移国家は狙われ易いです。今も既にバステリア帝国内で多数の諜報員達が貴国の情報を収集して戦争を吹っかけるべきか考えている所だと思います。これが一番不味いのですが、ここ数年列強国同士が直接戦争をしていません、これは唯平和というわけでは無く、魔術サイドと科学サイドの戦争が始まる兆候だと言われています。しかし、これはすぐという事では無く早くて5年後、遅くとも10年後と予想されています。原因はお互いの資源です。科学サイドは、魔術国家の領土に眠る石炭、石油、鉄、銅その他の鉱産資源。魔術サイドは科学技術国家の領土に眠る手付かずの魔素と魔石を欲しています」
「資源を巡っての世界大戦ですか。似た様な話は何処でもあるものですね。しかし、お互いが使わない資源ならば、鉱物を輸出するという手は無いのでしょうか?」
「そう上手くはいかないんですね。なぜなら、それぞれが興味が無い鉱産資源なのです、採取して安全に取り扱う技術がありません。それ故、輸出という事にはならないのです」
「それならば、お互いに企業や技術者を誘致し合うというのは?」
「以前そうした試みはあったのですが、それが侵略戦争のきっかけになった事件があって、それ以来は外部から専門家を呼ぶと言う動きはありませんね。とにかく、貴方方も大戦に巻き込まれる可能性は十分にあります。我々としても貴方達と手を結んで戦いたいですし、総力戦の準備をする事をお勧めしますよ」
「なるほど、それでは話は変わりますが、国交開設について話をしましょう。我々5カ国は現在この世界で国交を開く事に積極的な方針です。上からも可能ならば、国交を開いてこいと言う指示を受けていますので、貴国さえ良ければ今すぐにでも国交開設に向けて動くことが出来ますがいかがしましょう?」
「ムー共和国は我々に全てを一任されていますので、私としても早急に国交を開きたいと思います」
「それでは、1週間後貴国に使節団を派遣したいと思いますがよろしいでしょうか?」
「問題ありません」

こうしてムー共和国と日独米英仏は良好な接触を果たし、国交開設に向けて動き出すのだった。しかし、今回ムー共和国から得た情報は世界(旧地球圏)を大いに揺らす事となる。
とにかく、日独米英仏が一週間後にムー共和国に使節団を派遣することが決まった。
そしてもう一つ決まった事が有る。それはムー共和国が国連軍の対バステリア戦に観戦武官を派遣することにしたのだ。と言っても、今回の使節団に参加した武官を置いて帰るだけなのだが。

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

装甲列車、異世界へ ―陸上自衛隊〝建設隊〟 異界の軌道を行く旅路―

EPIC
ファンタジー
建設隊――陸上自衛隊にて編制運用される、鉄道運用部隊。 そしてその世界の陸上自衛隊 建設隊は、旧式ながらも装甲列車を保有運用していた。 そんな建設隊は、何の因果か巡り合わせか――異世界の地を新たな任務作戦先とすることになる―― 陸上自衛隊が装甲列車で異世界を旅する作戦記録――開始。 注意)「どんと来い超常現象」な方針で、自衛隊側も超技術の恩恵を受けてたり、めっちゃ強い隊員の人とか出てきます。まじめな現代軍隊inファンタジーを期待すると盛大に肩透かしを食らいます。ハジケる覚悟をしろ。 ・「異世界を――装甲列車で冒険したいですッ!」、そんな欲望のままに開始した作品です。 ・現実的な多々の問題点とかぶん投げて、勢いと雰囲気で乗り切ります。 ・作者は鉄道関係に関しては完全な素人です。 ・自衛隊の名称をお借りしていますが、装甲列車が出てくる時点で現実とは異なる組織です。

―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》

EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ―― とある別の歴史を歩んだ世界。 その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。 第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる―― 日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。 歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。 そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。 「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。 そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。 制刻を始めとする異質な隊員等。 そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。 元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。 〇案内と注意 1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。 2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。 3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。 4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。 5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。

ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり

柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日―― 東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。 中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。 彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。 無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。 政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。 「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」 ただ、一人を除いて―― これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、 たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――

EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ―― とある別の歴史を歩んだ世界。 その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。 第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる―― 大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。 そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。 そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。 そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。 そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。 果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。 未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する―― 注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。 注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。 注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。 注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。 注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】

一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。 追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。 無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。 そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード! 異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。 【諸注意】 以前投稿した同名の短編の連載版になります。 連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。 なんでも大丈夫な方向けです。 小説の形をしていないので、読む人を選びます。 以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。 disりに見えてしまう表現があります。 以上の点から気分を害されても責任は負えません。 閲覧は自己責任でお願いします。 小説家になろう、pixivでも投稿しています。

日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。

スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。 地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!? 異世界国家サバイバル、ここに爆誕!

異世界列島

黒酢
ファンタジー
 【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!! ■【毎日投稿】2019.2.27~3.1 毎日投稿ができず申し訳ありません。今日から三日間、大量投稿を致します。 今後の予定(3日間で計14話投稿予定) 2.27 20時、21時、22時、23時 2.28 7時、8時、12時、16時、21時、23時 3.1  7時、12時、16時、21時 ■なろう版とサブタイトルが異なる話もありますが、その内容は同じです。なお、一部修正をしております。また、改稿が前後しており、修正ができていない話も含まれております。ご了承ください。

処理中です...