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第三章
肝試しは吊り橋効果をもたらす②
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「そろそろイッても、いいですよ」
真野が涎を垂らし、両手の動きが更に加速する。
「あ、あ、あぅ!だ、ぁめでふ!」
「はーいシコシコ~きもちいいですねぇ。舐めてあげます」
ギンギンに勃起した男性器を口に含み、じゅぼじゅぼと勢いをつけフェラをする。
その度に木本の体は快感で上下し、ついには叫び声も共に、真野に向かって発射した。
どぴゅどぴゅと、白い白濁液が真野の口にぶちまけられる。
それを掌に吐き出し、微笑みながら見ていた真野だったが、段々と真顔になり「な、なんですか、これ」と催眠状態が解ける。
「い、いや‥げほっ」
すぐに窓際の洗面所で口を濯ぐ。
うぇっ、と咳き込みながら何度も口の中を洗う。
「ど、どういうことですか」
「どうって、真野先生が木本先生をヌイたんですよ」
俺は先ほど撮った動画を真野に見せる。
「こ、こんなの、嘘‥、なんで」
震える声でガタガタと体を震わす。
「これ、婚約者に見せたらどう思われるんですかねぇ」
表情が、まるでこの世の終わりのように、絶望一色に染まる。
「さぁ、汚れたちんぽを、真野先生のお口で綺麗にしてあげてくださいよ」
「な、何言ってるんですか!警察、警察に」
「まぁまぁ、【白衣の乱れ】」
「え、あ」
保健室から出ようとドアに手をかけた状態で止まる。
「真野先生。ほら、木本先生が泣いてますよ?」
俺がそう言うと、ゆっくりとベッドで横たわる木本を見て、「はぁ、はぁ」と顔を紅潮させた。
「ほら、癒してあげないと。汚いままじゃ、かわいそうでしょ」
「あ、はぁ、い」
ふらふらと近づき、木本の男性器をゆっくりと舐めていく。
その度に、木本の目からは涙が溢れる。これも催眠暗示の効果だ。
「レロ、レロ、ちゅ、んちゅ、じゅぼ、じゅぼ」
「いいんですか?婚約者がいるのに」
「じゅぼ‥いいんです。これは、浮気じゃなくて、仕事ですからぁ」
「そうですか。では、続けてください」
丁寧に、ゆっくり舐め続ける。
この、撮った動画を見せるのも面白いかもな。
---
--
-
~保科郁美~
「ねぇ、私達って必要なのかな」
「何言ってるの。私達の役割は重要よ」
隣に座っている由紀ちゃんが、真面目にそう答える。
机に置いてあったペットボトルのキャップを開けてごく、ごくと飲む。
「でも、私、話せるかな‥」
「しっかりしなさい。あなた、将来は真野先生みたいな養護教諭になるんでしょ。生徒を癒す、労う。大切なことよ」
うぅ~。そう言われたら、頑張るしかないけど。
「それか、脅かす側に回りたかったの?」
「それは‥無理‥」
「そうでしょう。会長があなたに与えた役割、しっかりやらないと」
「‥うん」
文化祭当日。
チャイムの音でいよいよ始まる。
あぁ、緊張してきたぁ。
だって、あんまり人と話すの、得意じゃないもん。
チラッと由紀ちゃんを見る。
堂々と座っている私の友達を見て、いいなぁ、なりたいなぁ、と思う。
一度そう言ったことがあったっけ‥。
すると、由紀ちゃんは「あなたには私にない、人を安心させる雰囲気を纏っているじゃない」と言ってくれた。
それが凄く嬉しかった。
あの日から、私は密かに目指していた養護教諭の夢を追うことにした。
キーンコーンカーンコーン。
チャイムが鳴った。
私と由紀ちゃんは目を合わせ、示し合わせたように二人で頷いた。
真野が涎を垂らし、両手の動きが更に加速する。
「あ、あ、あぅ!だ、ぁめでふ!」
「はーいシコシコ~きもちいいですねぇ。舐めてあげます」
ギンギンに勃起した男性器を口に含み、じゅぼじゅぼと勢いをつけフェラをする。
その度に木本の体は快感で上下し、ついには叫び声も共に、真野に向かって発射した。
どぴゅどぴゅと、白い白濁液が真野の口にぶちまけられる。
それを掌に吐き出し、微笑みながら見ていた真野だったが、段々と真顔になり「な、なんですか、これ」と催眠状態が解ける。
「い、いや‥げほっ」
すぐに窓際の洗面所で口を濯ぐ。
うぇっ、と咳き込みながら何度も口の中を洗う。
「ど、どういうことですか」
「どうって、真野先生が木本先生をヌイたんですよ」
俺は先ほど撮った動画を真野に見せる。
「こ、こんなの、嘘‥、なんで」
震える声でガタガタと体を震わす。
「これ、婚約者に見せたらどう思われるんですかねぇ」
表情が、まるでこの世の終わりのように、絶望一色に染まる。
「さぁ、汚れたちんぽを、真野先生のお口で綺麗にしてあげてくださいよ」
「な、何言ってるんですか!警察、警察に」
「まぁまぁ、【白衣の乱れ】」
「え、あ」
保健室から出ようとドアに手をかけた状態で止まる。
「真野先生。ほら、木本先生が泣いてますよ?」
俺がそう言うと、ゆっくりとベッドで横たわる木本を見て、「はぁ、はぁ」と顔を紅潮させた。
「ほら、癒してあげないと。汚いままじゃ、かわいそうでしょ」
「あ、はぁ、い」
ふらふらと近づき、木本の男性器をゆっくりと舐めていく。
その度に、木本の目からは涙が溢れる。これも催眠暗示の効果だ。
「レロ、レロ、ちゅ、んちゅ、じゅぼ、じゅぼ」
「いいんですか?婚約者がいるのに」
「じゅぼ‥いいんです。これは、浮気じゃなくて、仕事ですからぁ」
「そうですか。では、続けてください」
丁寧に、ゆっくり舐め続ける。
この、撮った動画を見せるのも面白いかもな。
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~保科郁美~
「ねぇ、私達って必要なのかな」
「何言ってるの。私達の役割は重要よ」
隣に座っている由紀ちゃんが、真面目にそう答える。
机に置いてあったペットボトルのキャップを開けてごく、ごくと飲む。
「でも、私、話せるかな‥」
「しっかりしなさい。あなた、将来は真野先生みたいな養護教諭になるんでしょ。生徒を癒す、労う。大切なことよ」
うぅ~。そう言われたら、頑張るしかないけど。
「それか、脅かす側に回りたかったの?」
「それは‥無理‥」
「そうでしょう。会長があなたに与えた役割、しっかりやらないと」
「‥うん」
文化祭当日。
チャイムの音でいよいよ始まる。
あぁ、緊張してきたぁ。
だって、あんまり人と話すの、得意じゃないもん。
チラッと由紀ちゃんを見る。
堂々と座っている私の友達を見て、いいなぁ、なりたいなぁ、と思う。
一度そう言ったことがあったっけ‥。
すると、由紀ちゃんは「あなたには私にない、人を安心させる雰囲気を纏っているじゃない」と言ってくれた。
それが凄く嬉しかった。
あの日から、私は密かに目指していた養護教諭の夢を追うことにした。
キーンコーンカーンコーン。
チャイムが鳴った。
私と由紀ちゃんは目を合わせ、示し合わせたように二人で頷いた。
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