世界亜夜～魂の街で夜獣を狩れ！

二章 城跡戦

人物紹介・用語解説 ２

　文姫ふみひめ

　現実世界で城跡を守護する神霊しんれい
　本作で神霊はたくさんの人の想いが一つとなって人格をもち、神と同等の力を持つ存在である。

　身長は十五センチほど。
　三十歳くらいに見える和服美人。

　あくまで守護するだけなので攻撃するような方法を持たない。

　今回、居座る夜獣やじゅうの排除を都市神とししん経由で依頼し、彩が受諾した後、直接現場へ案内したり、必要なものを手配したりと世話役のようなことをした。

　それは本人の性格によるところが大きい。





　甲冑を着た夜獣たち

　通常であれば夜獣は背広姿なのだが、新ウィルスの感染拡大に伴う恐怖と、経済の低迷、イベント中止などで例年どおりの事ができないストレスや不安などにより現れた変異種の夜獣。

　城跡でのイベント中止がきっかけのため、このような格好になった。





　ＳＰＲー８６　ボイスワーク・アクトレス

　文姫が銃神と交渉し、彩に与えたスピール。
　黄色が基調。

　魔法使用限定で、実弾は撃てない。

　単射・連射・強射・散射・線射・三射と、六種に魔法を撃ち分けられるのが特徴。

　それによって呪文代替詠唱・魔法発動音たる銃声が、様々な『声』に聞こえるためこの名がつけられた。

　アクトレスは女優の意味であるのと同時に、女性ユーザー向けであることを示し、よりコンパクトで軽量になっている。