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二章 城跡戦
第5話 城跡・戦夜~壱
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「前回と同じ配置ッスね」
茂みに身をひそめ呟く私。
「あの忍者は?」
「本丸の西側に隠れているッス。そこが初期位置みたいッスね。他には居ないッス」
私の左肩近くで浮遊しながら訊く文姫さんに答えながら、改めて周囲を確認。
────イブさんヤエさんが居る館で試射をした翌日。
夜の八時くらい。
私たちは世界夜にある城跡、二ノ丸の場所に来てるッス。
目の前には本丸へ通じる赤い木製の橋があるッス。
そんで、私の足元にはジュマが待機。
前回は、本丸の区画まで入っていったッスが、今回は手前の区画。
そして左側の髪にはウサギのアクセサリーが留めてあるッス。
このピンクのウサギさんは、本体が十センチくらいの大きさッスが、耳は三十センチ近くもあって私の頭上を揺れているッス。
アニメ調のデザインで、凶悪な顔つきが気に入っているッス。
しかもこのウサギさん、ただのアクセサリーではなく、索敵能力があって私の視覚に直接、情報を伝えてくれるッスよ。
これに魔導具のロックグラスを併用すると夜獣さんに加え、暗くて見えないはずの木々や記念碑、東屋までバッチリ見えるってわけッス。
文姫さんが都市神から借りてきたピンクのウサギさん。
かつて夜獣さんと戦っていた先輩のものらしいッスが、使えるものは何でも使うッス。
ちなみに今夜の私は、黒のロンパースに黒のサマーシューズって格好ッスよ。
上は胸元まで、下は足首から太股まで肌を出しているんで、オジサンは大喜びッスね。
ジュマは、まんま犬なのは変わらないし、文姫さんも着物姿ッス。
「────では、作戦どおりいくッスよ」
私の声に頷いて答えるジュマ。
すると私の左手に新スピール、ハローが現れ、それを握る。
いつものパイソンではなく魔法を使うことに特化したスピール。
文姫さんのご厚意で、今回のために用意してくれたものであり、きっちり試し撃ちしたやつッス。
場面に応じて切り替えられるッスが、いまは強射に設定。
さらにサプレッサーを思わせる、呪文が刻まれた拡張魔導具を銃口部分に装着して、魔法の威力を上げて六倍増ッス。
やることは狙撃。
それは前回と同じッスが、このままだとサルの夜獣さん、私の殺気を感じて仕留めにくるッスからね。
ターゲットとサルの夜獣さんの位置が変わっていないのを改めて確認。
一気に構え、殺気より早く引き金を引くッス!
茂みに身をひそめ呟く私。
「あの忍者は?」
「本丸の西側に隠れているッス。そこが初期位置みたいッスね。他には居ないッス」
私の左肩近くで浮遊しながら訊く文姫さんに答えながら、改めて周囲を確認。
────イブさんヤエさんが居る館で試射をした翌日。
夜の八時くらい。
私たちは世界夜にある城跡、二ノ丸の場所に来てるッス。
目の前には本丸へ通じる赤い木製の橋があるッス。
そんで、私の足元にはジュマが待機。
前回は、本丸の区画まで入っていったッスが、今回は手前の区画。
そして左側の髪にはウサギのアクセサリーが留めてあるッス。
このピンクのウサギさんは、本体が十センチくらいの大きさッスが、耳は三十センチ近くもあって私の頭上を揺れているッス。
アニメ調のデザインで、凶悪な顔つきが気に入っているッス。
しかもこのウサギさん、ただのアクセサリーではなく、索敵能力があって私の視覚に直接、情報を伝えてくれるッスよ。
これに魔導具のロックグラスを併用すると夜獣さんに加え、暗くて見えないはずの木々や記念碑、東屋までバッチリ見えるってわけッス。
文姫さんが都市神から借りてきたピンクのウサギさん。
かつて夜獣さんと戦っていた先輩のものらしいッスが、使えるものは何でも使うッス。
ちなみに今夜の私は、黒のロンパースに黒のサマーシューズって格好ッスよ。
上は胸元まで、下は足首から太股まで肌を出しているんで、オジサンは大喜びッスね。
ジュマは、まんま犬なのは変わらないし、文姫さんも着物姿ッス。
「────では、作戦どおりいくッスよ」
私の声に頷いて答えるジュマ。
すると私の左手に新スピール、ハローが現れ、それを握る。
いつものパイソンではなく魔法を使うことに特化したスピール。
文姫さんのご厚意で、今回のために用意してくれたものであり、きっちり試し撃ちしたやつッス。
場面に応じて切り替えられるッスが、いまは強射に設定。
さらにサプレッサーを思わせる、呪文が刻まれた拡張魔導具を銃口部分に装着して、魔法の威力を上げて六倍増ッス。
やることは狙撃。
それは前回と同じッスが、このままだとサルの夜獣さん、私の殺気を感じて仕留めにくるッスからね。
ターゲットとサルの夜獣さんの位置が変わっていないのを改めて確認。
一気に構え、殺気より早く引き金を引くッス!
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