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1章 中学1年生
1学期
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入学式の翌日
今日は、校内の見学や自己紹介があった
校内を見て回ったが、やはり小学校よりも大きい、図書館や体育館、初めて見る武道場もあった。
教室に戻ると、坂下先生が
「じゃ、軽く自己紹介してもらおうか
名前と出身校の二つを言ってください」
出席番号順に自己紹介をしていく
自分の番が来たので
「大橋まさとです、北小学校から来ました。」
何となく、他の人よりざわつきがある
多分だが、北小学校から来たのは
クラス40人中3人くらいだからだ
だが、特に気にすることなく座った
しばらくして、
「工藤凪、東小ですよろしく」
何となく聞いたことのある声に目を向けると、昨日廊下に出る時にぶつかった人だった。目があってすぐに目を逸らした。
「よし、じゃあみんな自己紹介してくれてありがとうな、昨日ちょっとだけ紹介したけど、担任の坂下守です。
みんなが、楽しく過ごせるように困ったことがあったら、すぐに相談してください!先生頑張るからな!」
何となく、熱そうな担任だなと感じた。
担任の話が終わるとチャイムが鳴った。
ふと、後ろの方から視線を感じて振り返った。
「お前さ昨日もだけど、何ガン飛ばしてんだよ?」
めんどくさいなと思いながらも
「ごめん、そんなつもりはなくて
たまたま目があったんだ」
これ以上長引くのは本当にだるいなと思ったが
「お前みたいなやつマジで気に入らねーだわ、失せろ」
そのまま返したいが、無視して教室を出た
はぁ、あんなのに絡まれるのは面倒だな
とため息が出た
それを見たのか隣から一輝が手を振ってきた
「な~に、しけた顔してんだよ!2日目だろ~?てか、まさとは部活何にする?
俺は、バスケ!一緒に…」
言い切る前にやらないと発していた。
一輝はどうなのかと聞こうとした時
「一輝、トイレいこーぜ」
知らない顔の子がいた
「おん、良いよ!んじゃ、また時間あったらな!」
そう言われて、僕は1人廊下にいた
やっぱり、一輝はすぐに友達できるよな
予鈴がなって、教室に戻った
この後は各教科のオリエンテーションらしい、各教科、どんな授業をするのかや担当の先生の紹介もあった。
お昼の時、担任が
「せっかくだし、ここと、ここグループで机くっ付けて、食べようか!」
そう言って、6つのグループができた
だが、僕の正面には工藤がいた
目を合わせたくなくて、肘をついて教室を見回した
食べる時は、工藤は特定の女子と会話をし、僕は振られたら回答するくらいだった。
これから、こんなふうにお昼を過ごすことを考えると、少し嫌だなと感じた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気づいたら、帰りの時間になり
「明日提出期限のもの忘れないように!」
と担任から告げられた。
上履きから、外履へと履き替えるところで、一輝が声をかけてきた。
「な、一緒に帰ろ!」
特に断る理由はなかったが
「さっき、一緒にトイレ行った人と帰れば良いじゃん」
そう返していた
「ん?あ~、大河(たいが)の事?
あいつ、帰り道逆だから来ないよ笑」
「ふーん、そうなんだ」
と返した。
そのまま、一緒に一輝と帰っているが
相変わらず歩いた分だけ、喋っている
「なー、バスケ一緒にやろうぜ!」
運動できない自分が入ったところで何になるのかと思い
「ボール準備すら嫌だ」
「ま、他にも部活あるしゆっくり決めようぜ!ゴールデンウィーク前に仮入部らしいし!」
ゴールデンウィーク…明日からでもきて欲しいと思った。
今日は、校内の見学や自己紹介があった
校内を見て回ったが、やはり小学校よりも大きい、図書館や体育館、初めて見る武道場もあった。
教室に戻ると、坂下先生が
「じゃ、軽く自己紹介してもらおうか
名前と出身校の二つを言ってください」
出席番号順に自己紹介をしていく
自分の番が来たので
「大橋まさとです、北小学校から来ました。」
何となく、他の人よりざわつきがある
多分だが、北小学校から来たのは
クラス40人中3人くらいだからだ
だが、特に気にすることなく座った
しばらくして、
「工藤凪、東小ですよろしく」
何となく聞いたことのある声に目を向けると、昨日廊下に出る時にぶつかった人だった。目があってすぐに目を逸らした。
「よし、じゃあみんな自己紹介してくれてありがとうな、昨日ちょっとだけ紹介したけど、担任の坂下守です。
みんなが、楽しく過ごせるように困ったことがあったら、すぐに相談してください!先生頑張るからな!」
何となく、熱そうな担任だなと感じた。
担任の話が終わるとチャイムが鳴った。
ふと、後ろの方から視線を感じて振り返った。
「お前さ昨日もだけど、何ガン飛ばしてんだよ?」
めんどくさいなと思いながらも
「ごめん、そんなつもりはなくて
たまたま目があったんだ」
これ以上長引くのは本当にだるいなと思ったが
「お前みたいなやつマジで気に入らねーだわ、失せろ」
そのまま返したいが、無視して教室を出た
はぁ、あんなのに絡まれるのは面倒だな
とため息が出た
それを見たのか隣から一輝が手を振ってきた
「な~に、しけた顔してんだよ!2日目だろ~?てか、まさとは部活何にする?
俺は、バスケ!一緒に…」
言い切る前にやらないと発していた。
一輝はどうなのかと聞こうとした時
「一輝、トイレいこーぜ」
知らない顔の子がいた
「おん、良いよ!んじゃ、また時間あったらな!」
そう言われて、僕は1人廊下にいた
やっぱり、一輝はすぐに友達できるよな
予鈴がなって、教室に戻った
この後は各教科のオリエンテーションらしい、各教科、どんな授業をするのかや担当の先生の紹介もあった。
お昼の時、担任が
「せっかくだし、ここと、ここグループで机くっ付けて、食べようか!」
そう言って、6つのグループができた
だが、僕の正面には工藤がいた
目を合わせたくなくて、肘をついて教室を見回した
食べる時は、工藤は特定の女子と会話をし、僕は振られたら回答するくらいだった。
これから、こんなふうにお昼を過ごすことを考えると、少し嫌だなと感じた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気づいたら、帰りの時間になり
「明日提出期限のもの忘れないように!」
と担任から告げられた。
上履きから、外履へと履き替えるところで、一輝が声をかけてきた。
「な、一緒に帰ろ!」
特に断る理由はなかったが
「さっき、一緒にトイレ行った人と帰れば良いじゃん」
そう返していた
「ん?あ~、大河(たいが)の事?
あいつ、帰り道逆だから来ないよ笑」
「ふーん、そうなんだ」
と返した。
そのまま、一緒に一輝と帰っているが
相変わらず歩いた分だけ、喋っている
「なー、バスケ一緒にやろうぜ!」
運動できない自分が入ったところで何になるのかと思い
「ボール準備すら嫌だ」
「ま、他にも部活あるしゆっくり決めようぜ!ゴールデンウィーク前に仮入部らしいし!」
ゴールデンウィーク…明日からでもきて欲しいと思った。
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