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第3章 底にあるもの
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「……。ん……、あ、ああっ!?」
翌日――昼過ぎまで眠っていた少女は、目ににじんだ光に寝坊をしたことに気付き、慌てて飛び起きた。
「あ、起きた? おはよう姉ちゃん」
「わ、童――わたし、また寝坊しちゃった……怒られるかな? 禊は?」
「ううん、今日だけは仕方ないからいいって一ノ兄が。そのかわり、明日からはもう容赦なく叩き起こされると思うけど」
「え……なんで?」
とりあえず少女は蚊帳から這い出し、食事の代わりに冷たいものをねだって、汗を流しに湯殿にも行った。そしてもうそれが当然のことであるかのように、禊と童に体を預け脱衣から着付けまですべてを任す。
「――ねえ禊……、昨日の夜、何か変なことなかった?」
「特にはございませんでしたが」
「……そう。――ほんとに?」
「本当です」
その間に昨夜のことを禊に問うてみるが、禊の答えは揺らがない。半分以上を眠りの世界で過ごしていた少女は、何だかいろいろなことが――夢だったのか現実だったのか曖昧で、変な心地に陥っていた。まるで狐につままれたような――、それでも禊は本当に何事もなかったかのように、言葉を続ける。
「そういえば――奥社をお下りになった後の住まいが決まって参りました。湯浴みがお好きなようなので、露天のあるものを選ばせていただきましたが」
「え、すごい……! 外にお風呂があるの……あれ?」
が、そこで少女は童の並べる衣が昨日と異なることに気付いて目をしばたたかせた。丈の長い草木模様の布や、翠や白の玉が連なる首飾りや白い貝の耳飾りと、今までなかった装飾品まで用意されている。
「今日からこちらの巫女の衣装をお召しになっていただきます」
「巫女って……いつの間に決まったの? やっぱり昨日?」
「お知りにならない方がよろしいかと存じます。洞主様もすでにご承知ですので、どうぞこちらのお姿で」
「……」
少女はやはり腑に落ちなかったが、昨日見た――多分、夢を思い出して口をつぐんだ。とても淫靡な夢。それに禊は自分に不利益になることは絶対に言わないだろうと、大人しく衣を着せられることにした。
「一ノ兄、紐や帯もうちょっと可愛く結んでやれよ。そういうとこはホント堅物だよなあ」
「……奥社にいる間くらいは形式張れ」
「可愛くできるの?」
「できません」
「童……わたし、何か心が痛い」
「もう十分可愛いって」
「……一ノ弟」
そうして姿見の中の少女はみるみるその形を変えていく。
自然のままの生成の衣と裳をふわりと揺らし、腹の上で結ばれ長く垂らされる紺色の帯。帯は染めの深さが異なる複数の素材で織られているのか、その差だけで模様のようになっている。そしてあの丈の長い布は襷であったらしく、それを斜に掛けられた。最後に、とりわけ丁寧に付けられる耳飾りや首飾り――。
「――終わり?」
「はい。季節によってはまた衣も増えますし、神事など特別なときはまた違った衣装や髪結い、冠の準備もいたしますが」
「今は必要ないんだね」
少女は一度くるりと回り、自分の姿を確認する。装束はどれもたっぷりと布地を余らせており、袖や裾が空気を孕んで軽やかに浮かんだ。手首や足首まで長い布は自分には少し不便そうで、どこかに引っかけたり踏んづけて転ばないように気をつけようと心に留めた。
そして禊に感想を求めることは不毛だとすでに学んでいたので、童にそれを問えば満面の笑みで似合うと太鼓判を押してくれる。
「この帯、不思議な布だね」
「おそらく今は、淡島の中でも珍しいものかと……倭文布というもので、赤や青のものが巫女や覡の装束に用いられていたのですが、近頃はもっと華やかな色柄の綾や錦の方が好まれているかもしれません。身に着けてはならない模様や色もありますが、現在は巫女にもある程度の自由が認められますので、お好みに合わせることもできますが」
「うーん……でもわたしじゃまだよくわからないし。あなたが選んだものなら、きっとこれが一番いいんだと思う。――この襷は何のためにあるの?」
「古来よりの巫女装束の一部ですので、そういうものですとしか。発祥は猿彦様の奥方様がお召しになっていたものらしいですが」
「ええっ!? 猿彦さんの奥さん!?」
そして何気なく聞いたことに、予想だにしなかった答えが返ってきて少女は飛び上がらんばかりに驚いた。それに禊と童は一瞬呆気に取られたような顔をして、それから禊は呆れがちに一つ息を吐き、童は苦笑しながら少女に語る。
「姉ちゃんそれ失礼だって。驚き過ぎ。――俺は見たことないけど、舞とか楽、演劇の神様ですっげえ美人なんだってさ。巫女は祭祀で舞もするから、それにあやかってじゃないかな」
「そ、そうなんだ……」
と、少女はふとあることに思い到って黙り込む。
(……あれ?)
とくん、と胸が鳴って、何だかものすごく落ち着かない――モヤモヤとした気持ちになる。頭の中が白くなって、その芯がぎゅうっと痛むようにさえ感じた。
こんなのは嫌なのに、それはどうしても収まらない。
そして、
「……猿彦さんに奥さんがいるってことは……日嗣様にも、いるの?」
禊と童、少女は自分でもどちらに問うたのかもわからないまま、その言葉を口にした。
〝――…日嗣様……っ!!〟
その瞬間、禊の頭の中に昨晩少女が漏らした甘酸っぱい声が甦り、その一瞬を答えあぐねる。逆にその数秒を気にも止めず、主に忠実に応えたのが童だった。
「――いるよ。あ、でも何て言っていいかわかんない。いた、の方が正しいかもしれないけど……だけど淡島ではこういう話、基本的に禁句だから。特にあのお方の話はみんなしない。――しちゃいけないんだ」
「……それって……」
どういうこと?
「…………」
少女は他に言葉を何も浮かべることができないまま、姿見に映る自分の顔を見遣る。可愛くない。
ただ心の中には、一つ一つを拾うのが難しいくらいに混ざり合った、たくさんの感情が渦を巻いているような気がした。それが色をなくして、頭の中を埋め尽くして、だから言葉が出てこない。
――あの黄金の瞳に映された女性は、一体どんな女性だったのだろう?
――あの凜とした声が囁く甘い言葉は、その女性をどれだけ虜にしたのだろう?
――あの優しい指先はきっと、さらに優しく、自分とは比べ物にならないくらい、その女性を慈しんだのだろう……。
そう考えれば考えるほど、頭の中は真っ白になっていく。
ただ少女はその感情を表に出してはいけないもののように感じて……自身が心安らぐ従者たちに嫌われたくない想いから、何事もなかったかのように笑った。
「……そうだよね。事情はよくわかんないけど、日嗣様と猿彦さんはすごく良い神様たちだったもの――きっと、奥さんだってそうだよね」
「まあ猿彦様はな。豊葦原じゃ、奥方様と並んで縁結びの神様としてもお祭りされてるみたいだし」
「へえ……そうなんだ」
まだ心のわだかまりは消えなかったが、それでも少女はようやく発することができた声と変わらぬ童の態度に安心する。
しかし――禊にだけはそれが見抜かれているような気がして窺うように見上げれば、やはり彼は自分をじっと見つめていた。
物言いたげな少女に、禊は適当な用事を童に言いつけ離れさせる。
「……禊。わたし、……やっぱり変?」
「……いえ」
そして二人きりになった空間で少女が呟くように問えば、禊は一旦は短く答え、それから――
「ただ貴女は――まだ幼くて。やはり……可愛らしいものなのだと存じます」
少しだけ視線を反らし、いつものように続けた。
少女はそれにくすりと笑い、たくさんの気持ちをまとめて、ありがとう、とだけ返す。
翌日――昼過ぎまで眠っていた少女は、目ににじんだ光に寝坊をしたことに気付き、慌てて飛び起きた。
「あ、起きた? おはよう姉ちゃん」
「わ、童――わたし、また寝坊しちゃった……怒られるかな? 禊は?」
「ううん、今日だけは仕方ないからいいって一ノ兄が。そのかわり、明日からはもう容赦なく叩き起こされると思うけど」
「え……なんで?」
とりあえず少女は蚊帳から這い出し、食事の代わりに冷たいものをねだって、汗を流しに湯殿にも行った。そしてもうそれが当然のことであるかのように、禊と童に体を預け脱衣から着付けまですべてを任す。
「――ねえ禊……、昨日の夜、何か変なことなかった?」
「特にはございませんでしたが」
「……そう。――ほんとに?」
「本当です」
その間に昨夜のことを禊に問うてみるが、禊の答えは揺らがない。半分以上を眠りの世界で過ごしていた少女は、何だかいろいろなことが――夢だったのか現実だったのか曖昧で、変な心地に陥っていた。まるで狐につままれたような――、それでも禊は本当に何事もなかったかのように、言葉を続ける。
「そういえば――奥社をお下りになった後の住まいが決まって参りました。湯浴みがお好きなようなので、露天のあるものを選ばせていただきましたが」
「え、すごい……! 外にお風呂があるの……あれ?」
が、そこで少女は童の並べる衣が昨日と異なることに気付いて目をしばたたかせた。丈の長い草木模様の布や、翠や白の玉が連なる首飾りや白い貝の耳飾りと、今までなかった装飾品まで用意されている。
「今日からこちらの巫女の衣装をお召しになっていただきます」
「巫女って……いつの間に決まったの? やっぱり昨日?」
「お知りにならない方がよろしいかと存じます。洞主様もすでにご承知ですので、どうぞこちらのお姿で」
「……」
少女はやはり腑に落ちなかったが、昨日見た――多分、夢を思い出して口をつぐんだ。とても淫靡な夢。それに禊は自分に不利益になることは絶対に言わないだろうと、大人しく衣を着せられることにした。
「一ノ兄、紐や帯もうちょっと可愛く結んでやれよ。そういうとこはホント堅物だよなあ」
「……奥社にいる間くらいは形式張れ」
「可愛くできるの?」
「できません」
「童……わたし、何か心が痛い」
「もう十分可愛いって」
「……一ノ弟」
そうして姿見の中の少女はみるみるその形を変えていく。
自然のままの生成の衣と裳をふわりと揺らし、腹の上で結ばれ長く垂らされる紺色の帯。帯は染めの深さが異なる複数の素材で織られているのか、その差だけで模様のようになっている。そしてあの丈の長い布は襷であったらしく、それを斜に掛けられた。最後に、とりわけ丁寧に付けられる耳飾りや首飾り――。
「――終わり?」
「はい。季節によってはまた衣も増えますし、神事など特別なときはまた違った衣装や髪結い、冠の準備もいたしますが」
「今は必要ないんだね」
少女は一度くるりと回り、自分の姿を確認する。装束はどれもたっぷりと布地を余らせており、袖や裾が空気を孕んで軽やかに浮かんだ。手首や足首まで長い布は自分には少し不便そうで、どこかに引っかけたり踏んづけて転ばないように気をつけようと心に留めた。
そして禊に感想を求めることは不毛だとすでに学んでいたので、童にそれを問えば満面の笑みで似合うと太鼓判を押してくれる。
「この帯、不思議な布だね」
「おそらく今は、淡島の中でも珍しいものかと……倭文布というもので、赤や青のものが巫女や覡の装束に用いられていたのですが、近頃はもっと華やかな色柄の綾や錦の方が好まれているかもしれません。身に着けてはならない模様や色もありますが、現在は巫女にもある程度の自由が認められますので、お好みに合わせることもできますが」
「うーん……でもわたしじゃまだよくわからないし。あなたが選んだものなら、きっとこれが一番いいんだと思う。――この襷は何のためにあるの?」
「古来よりの巫女装束の一部ですので、そういうものですとしか。発祥は猿彦様の奥方様がお召しになっていたものらしいですが」
「ええっ!? 猿彦さんの奥さん!?」
そして何気なく聞いたことに、予想だにしなかった答えが返ってきて少女は飛び上がらんばかりに驚いた。それに禊と童は一瞬呆気に取られたような顔をして、それから禊は呆れがちに一つ息を吐き、童は苦笑しながら少女に語る。
「姉ちゃんそれ失礼だって。驚き過ぎ。――俺は見たことないけど、舞とか楽、演劇の神様ですっげえ美人なんだってさ。巫女は祭祀で舞もするから、それにあやかってじゃないかな」
「そ、そうなんだ……」
と、少女はふとあることに思い到って黙り込む。
(……あれ?)
とくん、と胸が鳴って、何だかものすごく落ち着かない――モヤモヤとした気持ちになる。頭の中が白くなって、その芯がぎゅうっと痛むようにさえ感じた。
こんなのは嫌なのに、それはどうしても収まらない。
そして、
「……猿彦さんに奥さんがいるってことは……日嗣様にも、いるの?」
禊と童、少女は自分でもどちらに問うたのかもわからないまま、その言葉を口にした。
〝――…日嗣様……っ!!〟
その瞬間、禊の頭の中に昨晩少女が漏らした甘酸っぱい声が甦り、その一瞬を答えあぐねる。逆にその数秒を気にも止めず、主に忠実に応えたのが童だった。
「――いるよ。あ、でも何て言っていいかわかんない。いた、の方が正しいかもしれないけど……だけど淡島ではこういう話、基本的に禁句だから。特にあのお方の話はみんなしない。――しちゃいけないんだ」
「……それって……」
どういうこと?
「…………」
少女は他に言葉を何も浮かべることができないまま、姿見に映る自分の顔を見遣る。可愛くない。
ただ心の中には、一つ一つを拾うのが難しいくらいに混ざり合った、たくさんの感情が渦を巻いているような気がした。それが色をなくして、頭の中を埋め尽くして、だから言葉が出てこない。
――あの黄金の瞳に映された女性は、一体どんな女性だったのだろう?
――あの凜とした声が囁く甘い言葉は、その女性をどれだけ虜にしたのだろう?
――あの優しい指先はきっと、さらに優しく、自分とは比べ物にならないくらい、その女性を慈しんだのだろう……。
そう考えれば考えるほど、頭の中は真っ白になっていく。
ただ少女はその感情を表に出してはいけないもののように感じて……自身が心安らぐ従者たちに嫌われたくない想いから、何事もなかったかのように笑った。
「……そうだよね。事情はよくわかんないけど、日嗣様と猿彦さんはすごく良い神様たちだったもの――きっと、奥さんだってそうだよね」
「まあ猿彦様はな。豊葦原じゃ、奥方様と並んで縁結びの神様としてもお祭りされてるみたいだし」
「へえ……そうなんだ」
まだ心のわだかまりは消えなかったが、それでも少女はようやく発することができた声と変わらぬ童の態度に安心する。
しかし――禊にだけはそれが見抜かれているような気がして窺うように見上げれば、やはり彼は自分をじっと見つめていた。
物言いたげな少女に、禊は適当な用事を童に言いつけ離れさせる。
「……禊。わたし、……やっぱり変?」
「……いえ」
そして二人きりになった空間で少女が呟くように問えば、禊は一旦は短く答え、それから――
「ただ貴女は――まだ幼くて。やはり……可愛らしいものなのだと存じます」
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