修行しすぎた俺の旅

RORORON

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異世界転移?

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「ちょ、マジで」

起きたら白い空間にいた。
俺の名前は‥‥やっべ分かんねえ、これ記憶喪失ってやつですかね?
世間一般の話とかは思い出せるけど自分に関することが思い出せないんですけど。

.‥ってなに冷静に解説してるの俺氏。これあかん奴や俺死んだんじゃね‥.。

「おっす」

「ぎゃああああああああああああ びっくりしたー」
(いきなり声掛けるのマジでやめろや)

「こんにちは!僕は神だよ」

目の前には5歳か6歳ぐらいの男の子がソファーに寝っ転がりながらポテチを食べ、
ゲームしながらアニメを見ていた。
(いやいやいや、ここ異世界テンプレでしょ、何でポテチ食った男の子なんだよ誰得だよ。女神来ると思ったのに幻想的な雰囲気なんて欠片もないじゃん)

「今、君女神来ると思ったでしょ ざーんねんでしたーざまぁ」
(こいつイラつくわーまじで)

「さてさて君には異世界に行ってもらいます」
(癪だが一応神みたいだから礼儀正しくしておこう)

「ところで俺って死んだんですか?」

「うん、そうだよ。問題ある?ちなみに言っておくと君はコンビニから帰る道でトラックにはねられて死んだよ」

「なにこの素晴らしいぐらいのテンプレ‥.」

褒めてやりたいところだ‥.おっとあぶねえ某漫画の金髪さんが出てきたぜ。っていうか死んだのは問題ありありでしょ。やっぱ慈悲深い女神様がよかったなー (チラッ)

「いい加減諦めなさい女神は来ないんだよ このタコが!」

「ちぇっ、別にいいだろ異世界転生といえば女神様だろ憧れるだろー普通」

「現実はそんなに甘くないんだよ このちりめんが!」

「ハイハイ、そういうことで剣と魔法の世界に行ってもらうんだけど加護を2つ与えるよ。しっかり考えてね。」

「あっ、言い忘れてたけど反則的なチートは駄目ね。たとえば見ただけ、触れただけでスキル習得とかはダメだよ」

(どうしよっかなーせっかく異世界行くならある程度力をつけて旅したいしなーやっぱここは修行だろ。よしここはあれをするために‥.)

「じゃあ、不老不死でよろしく」

「不老不死の内容によるね」

「寿命が無くなり、殺されない限り生き続けるようにしてくれ」

「OK  次は?」

「時間が止まった別の空間作れる魔法ある?」

「あるよ、時空魔法って言うんだけど時間と空間を操れる的なやつね」

「それより上位の魔法はある?」

「あるよ、神にしか使えないやつね キリッ」

「じゃあ、それ俺にも使えるようにしてくれ キリッ」

「しょうがないなー僕は神だから心が広いのさ キリッ」
(心が広いだと?ならばうまく利用してやろうイヒヒ)

「神様ー僕ーチキンボーイだから異世界でとてもじゃないけど過ごしていけないなーだからー加護増やしてくれたりしないかなーなんて思っちゃったりして」(チラッ)

「増やさないよ!」

「おーねーがーい 慈悲深くて優しくてカッコいい神様ー(ケチな神だぜまったく)」

「だろーやっぱ慈悲深いから神様オーラってゆうかなんというかー デへ」
(なにこの変わりようキモいんだけど)

「しょうがないなーまあ僕神なんで一番偉いんでええよ」

「叶えてやるから早く答えたまえ」

「じゃあ、物事に飽きなくなりずーーっと集中したままやってられるようにしてくれ」

「君、テンプレのあの修行法やるつもりでしょ」

「別にいいだろ!」

「まあいいや、まだある?」

「成長限界がなくなり進化できるようにしてくれ」
このあとも何個か叶えてもらい

「じゃあ異世界行ってらっしゃい」

目の前が白くつつまれた‥‥


白い空間にいる神は‥.

「特別におまけの加護も与えたし、まあ頑張ってほしいね」


その頃主人公はというと‥‥

(これヤバいって、起きたら森の中ってどゆことよ!赤ちゃんだから動けないし、このままじゃ死ぬって餓死るって)

そう、今主人公は自然豊かな森の中1人なのである!あのクソ神がー
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