上 下
4 / 5
2章 女子大生

1

しおりを挟む
忠は大学に向かう時に、真剣に考えていた。自分の童貞を卒業する相手を自由に選べるのだ。男なら悩んで当然だろう。

忠が悩んでいると後ろから肩を叩かれ、振り返ると晋哉がいた。

河田晋哉「どうした?めちゃくちゃ真剣な顔してるけど」

小山内忠「あ、いや。別に。」

昨日の夢のこと、他の人に言ったらバカにされそうだったので忠は言わないでおいた。

晋「にしても午前から授業ってめんどくさいな」

忠「ああ」

忠と晋哉は授業のある教室に着いた。
2人とも経済学部に所属しており、その必修科目である授業であった。適当な席につき、忠はまた誰にするか考えていた。
すると前方から少し甘めのいい香りが漂ってきた。笹原玲(ささはら れい)だ。

笹原は忠と同じ経済学部であり、なんといっても顔が忠のタイプでかわいい。髪型はセミロングで、スタイルは忠の見た感じの予測だと身長165cm、少し貧乳であるが細身なので貧乳はあまり気にならなかった。
忠は入学当初から目をつけていたが、笹木の見た目がかわいいため、陽のイケイケ男子ばかりが笹原に話しかけているので近寄れないでいた。

晋「また笹原見てんの?」

忠「かわいいよなぁ」

晋「かわいいけど、俺あんま惹かれないんだよな」

忠 (晋哉の異性のタイプがわからない、男なら誰でも笹原さんに憧れるだろ…

あ。笹原さん、いいんじゃないか?別に現実で手を出す訳じゃないし)

夢で会う相手を1人決定した。あと2人だ。
笹原を見ると楽しそうに友達と話していた。笹原といつもいる女が2人いる。
名前はわからんが1人は小柄な割に服の上からでもわかるくらいめちゃめちゃ乳がデカい。髪型はボブ。顔は忠の評価では、中の上ぐらいであった。忠は裏でこの子を巨乳ちゃんと呼んでる。
もう1人は身長は笹原と同じぐらいだがあんまり可愛くないし、胸もそんなない。忠はこの子に何の興味も持ってなかった。

忠 (巨乳ちゃんも入れよう)

忠は特にオナニーのオカズが見つからない時、自分の想像力で笹原さんとのセックスを妄想してシコっていた。たまに巨乳ちゃんも入れて3pの妄想もしてた。
それが今夜、夢でできると思うと少し勃起してしまった。


忠は授業を終え、晋哉と食堂で昼飯を食べていた。食事中もあと1人を誰にするか考えてた。

晋「おい」

忠「...」

晋「おい!」

忠「んあ、ごめん。なに?」

晋「お前、今日ほんと変じゃない?なんかあったなら言えよ」

忠「いやまじでなんもないって。ごめんごめん」

忠は晋哉に『今日夢でヤる相手考えてた』などと言えなかった。

晋「ならいいけど。なあ、俺昨日居酒屋で今はヤりたい欲はないって言ったじゃん?」

忠「ああ、言ってたね」

晋「いたわ。ヤりたい人」

忠「だれ?」

晋「俺の入ってるサークルにさ、三木奏(みき かなで)さんっていう一個上の先輩がいるんだけど、身体が超エロいんだよね」

忠「まじ?見てみたい」

晋哉が自ら女性の話をするのは珍しいため、忠は興味が湧いた。

晋「写真あるから見て」

晋哉は自身のスマホで三木の写真を忠に見せた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

調教専門学校の奴隷…

ノノ
恋愛
調教師を育てるこの学校で、教材の奴隷として売られ、調教師訓練生徒に調教されていくお話

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【18禁】ゴブリンの凌辱子宮転生〜ママが変わる毎にクラスアップ!〜

くらげさん
ファンタジー
【18禁】あいうえおかきくけこ……考え中……考え中。 18歳未満の方は読まないでください。

俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。 聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。 「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」 イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。 「……どうしたんだ、イリス?」 アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。 だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。 そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。 「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」 女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。

【女性向けR18】性なる教師と溺れる

タチバナ
恋愛
教師が性に溺れる物語。 恋愛要素やエロに至るまでの話多めの女性向け官能小説です。 教師がやらしいことをしても罪に問われづらい世界線の話です。 オムニバス形式になると思います。 全て未発表作品です。 エロのお供になりますと幸いです。 しばらく学校に出入りしていないので学校の設定はでたらめです。 完全架空の学校と先生をどうぞ温かく見守りくださいませ。 完全に趣味&自己満小説です。←重要です。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

人妻の日常

Rollman
恋愛
人妻の日常は危険がいっぱい

処理中です...