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第二章 ~ 捻じ曲げられた神話体系 ~

第十六話 《神は神でも、邪神なので…。》

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真実は、何時も残酷で…。
如何足掻いても、其の運命さだめからは逃れられ無い…。


「下ら無い…人間染みた行動しやがって…」

「カハッ☆王様キングは、今日も絶好調!!ヒハハ♪」

「や…止めて…お兄ちゃん…ぼく、お姉ちゃんを追い詰めるの辛いよ…」


自らの肉体カラダは、神で在る男に創り出され、支配されて居る…。


「ハッ…良い子振りやがって…本当は、御前も美琴を苦しめて、気持ち良いんだろう?」

「うぅ…でも…」


だから、僕は…。
自らの意思とは、反対の行動を起こしてしまう…。


「ったく、無為に理性が有ると下ら無い事しか、言わねぇなぁ?」

「ごめんなさい…」


僕を創り上げた神は、僕を含めて多数の人形を操って居る…。


王様キング~、此奴、サッサと始末するからぁ~、御褒美をくれよぉ~!!」

「んっ!?ンッ…」


僕は、如何して…何も、出来無いのだろう…。


「おい…頭の中が、イカれポンチのゴミ屑神様よぉ~、貴様を成敗しに来てやったぜ?」

「ふふふ…神だろうが、何だろうが、み~~んな僕がグチャグチャに解体してあげる~~♪」

「敵は、三人でしょうか?もっと、沢山居ると思って居ましたが…まぁ、少なくて良かったです…」


何か、可笑しな人達が来ました…。


「何だ…美琴の信者か…」

「ヒヒッ♪殺す、コロスぅ~~!!」

「あぁ…ゴメンなさい…」


美琴…信者…。
戦いたく無い…。
神は神でも、邪神なので…。
寧ろ、早く殺して下さい…。
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