ご当地ヒーローになった俺が異世界で無双してウハウハな件@DAP

拝 印篭

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4thエピソード 「新たなる旅立ち」

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 翌日、領主様の執務室に顔をだすと、開口一番、

「ゴーリガンのオフィシャルグッズ販売を任せて頂きたいのだけれど、ロイヤリティは如何程かしら?」

 と、領主様。藪から棒だな。
 これは、ヒロシの領分である。デザインも、コンセプトも、奴の作品であるからな。
 ヒロシは、少し、考えると、いつもの通り条件を暗唱する。

「グッズの製作アドバイスまで入るなら51%。これは、負からない。ロゴマークは提供するが、制作、販売まで委託できるなら25%で宜しい。ただし、イメージに相応しくない商品の場合、回収してもらう事になる」

 ふむふむと、条件を確認する。ややあって、

「その条件で了解いたしました。町の救世主ゴーリガンを売り出して町おこしするわよー!」

 早速文官を集めて矢継ぎ早に指示を出す。俺らを指名した本当の理由はこれじゃないだろうな?
 指示を受けた文官達が退室すると、領主様と俺たちだけになる。今までの商人モードから、目つきがかわった。

「さて、ここからが本題ですが、ゴーリガンの中の人、郡役 不可氏ではなく、 
白堡流詭芸術第二十六代宗家 白堡千糸(しらおきせんじ)氏に対して、本当のご依頼をさせていただきます」

 ぴきーん、と空気が緊張する。こいつ、どこまで調べているんだ!? 

「あんたは、俺たちの敵になりたいのか?それとも、味方になりたいのか?」

「それは、正にわたくしの方こそが伺いたいことですわ」

 と、言うとこちらを見回して一言

「わたくしには、現状公にできない敵がいます。一方で、味方、それも、力のある味方は、ほぼ皆無です」

 そこまで言って、紅茶を一口飲む。

「あなた方のような、こちらの世界、ルベル=テッラ の理に支配されていない味方が、わたくしは欲しいのです。そのためなら、どの様な援助も、惜しみません。なんなら、わたくしを抱いてみますか?」

 沈黙の時間が流れる。
 目の前の黒髪の少女を凝視してみる。アルカイック スマイルという奴だろうか、目が笑ってない。

「暴風子爵、ドメーヌ クリフォード様を相手にですか? 恐れ多い」

「あら、昨日の意趣返しですか?」

 けらけらと笑う少女。ドメーヌ クリフォードの名前を思い出したのは、昨夜、床に就いてからだ。



 ドメーヌ クリフォード。昨年起こった「自由都市国家群」への一部神殿騎士団の武力介入を未然に防ぎ人々を守った功績で「聖女認定」された〝偉人〟だ。
 たしか、その時、教皇の一人 ウィノク=サバラン が、粛清された大事件だったな。俺らまだこの世界に居なかったけどな。



「聖女様の言う敵とは、神聖帝国なのですか?」

 なんかびみょーな半笑い顔になった〝聖女様〟は、

「いいえ、違います。先の 〝ウィノク=サバランの変〟 は、彼の独断先行でした。しかし問題は、彼の者の背後に居るある組織が、この世界の支配の本質に深く関わっているという事実です」

 なんか、話が大きくなってきたぞ。

「単刀直入に申し上げますと、あなた方には、わたくしの味方になっていただき、更に、あなた方自身の味方をもっと、もっと、増やしていただきたいのです」

「具体的には?」

「皆様程の一騎当千の#兵_つわもの_#だけでレギオンを組めるぐらい」

 大きく出たな。
 つまり、人材の収集と、人材の育成をアウトソーシングしたい訳か。それも、自分との繋がりを極力隠して。それで、レギオンを作れ、か。
 
 レギオン、つまり戦団ということは、最低でも千人規模の兵力か。先日の〝俺が指揮していれば〟って奴が現実のものになる。受ける、受けないは別として、血が騒ぐ。

 
 白堡流詭芸術(しらおきりゅうきげいじゅつ)というのは、一般には、武芸の一種ということになっているが、その本質は、兵を動かす〝詭道〟 それを〝芸〟 の域まで昇華させた技術だ。戦場において、万対万の戦だろうが、万対一の戦だろうが、生きて帰る為の技術。しかし、平和な俺たちの世界では、実証できない、する必要もない、死んだ技術である。しかし、ここでなら、必要とされている。そう考えると、本当にワクワクしてくる。

 はっきり言って、〝やりたい〟 しかし、

 俺は、アコとヒロシを見やる。俺がやりたいといえば反対はしないだろう。いや、喜んでついて来てくれるはずだ。しかし、こいつらと一緒に帰るという使命もあるんだよなぁ。
 ほら、生暖かい目で頷いてくれてるよ。
『いいのかよ』『いいに決まってるねぇ。どうせ、今更名古屋市公認は不可能だと思ってたし』『わたしは仲間が増えるなら大歓迎だよ』
 一瞬会議は決着した。ホントにいいのか? コレ。 

 それでも、やや迷ってから、結論を告げる。

「わかりました。お引き受けします」

 すると、ようやく安心したのか、穏やかな表情で、

「ありがとうございます。 今後は、お互いに同志です。ぜひ、わたくしのことは、ドメーヌとお呼び下さい。わたくしも、公の場ではフカ殿とお呼びしますが、二人きりの時は、センジ様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」

 どどどどどっ! と顔を近づけてくる。近い近い近い。

「近い近い近い。もっとはなれてよー!」

 アコが俺とドメーヌの間に立って守ろうとする。筋肉おっぱいが固いよー!



「さて、当面の課題は、資金面でしょうね」

 ハグろうとしたことを無視して会議を進める。アコは、まだがるるるる! と威嚇してる。

「当座の資金を作るためにも、一度聖王都に行ってみようと思うのですが」

「そういう事でしたら、聖王都に納税の為に行く文官たちの護衛として皆様を雇いたいのてすが、いかがでしょうか?」

 予想して、答えを用意してあったな。

「それは願ってもない。移動の費用が出るなら、ぜひそれで」

 と、お願いすると、ドメーヌは、秘書を呼び、誰かを呼び出させた。
 ややあって、扉がノックされると、

「「失礼します。お呼びとのこと、馳せ参じました」」

 と、二人の人物が入室してきた。どちらも旧知である。
 一人は、アヤメだ。昨日の忍者刀を既に腰に差している。
 今一人は、やはり昨日知り合った「薄紅色のドレスの君」

「たった今、諸君らを聖王都まで護衛する冒険者が決まった。プロジェクトGの皆さんだ」

 と、領主様モードに変換したドメーヌに改めて紹介された。
 すると、にぱぁっ!と満面の笑顔で、「薄紅色のドレスの君」が、とてとてと近づいてきた。

「御機嫌よう、勇者さま。一等書記官の スカーレット ディガー 十三歳です。どうぞ、スーとお呼び下さい!」

「彼女は、この歳で一等書記官の登用試験に合格した才媛でね。本来、首都への納税などの仕事は年配の者への論功行賞として割り振られるものだが、我が領地では、官僚もみな若いものが多く、ならいっそ、一番若い者に経験を積ませる為にこの機会を利用しようというわけだ」

 と、領主様。

「勇者さまとご一緒に旅ができるなんて、とっても光栄ですわ。きっと、旅先であんなことや、そんなこと、ぽっ。 あぁ、素敵すぎますわー」

 ど、どうやら恋愛脳をこじらせてしまったようだ。スルーして、アヤメの方に向き直ると、

「根来忍軍のアヤメであります。昨日は、素晴らしい業物を拝領させていただきありがとうございます。
この刀共々、皆様のお役に立てるよう、全身全霊をもって任務を遂行いたします所存であります」

 ……こっちはこっちで固すぎだろう。

 ともあれ、こうして、次の行き先が決まった。
 三日後の出発となることで、早速準備を開始する。

 そうそう、例の手形であるが、商工会議所を通じて聖王都で受け取れることになった。うまくすると、二か月程早く現金化できる。これは、助かった。

 あとは、裏の仕事の件だ。人材のスカウトを含め、換金して以降の課題だろう。 行き当たりばったりだか、何とかなるだろうなと、楽天的に構えている。

「よかったね! あんなかわいいおにゃのこが付いてきてくれて」

「勘違いするなよ。付いてきてくれるんじゃなくて、連れていく、のが仕事だからな」

 わーってる、と背中で語りながら買い物に行くアコ。女子率が増えて、あいつの出番が増えるかな?


 ともあれ、出立まであと二日。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

「それにしても、上手く誘導できましたわ。ええ、彼らなら、わたくしの希望通りの人材を育てていただけると思いますわ。ええ、ええ、御指示の通り勇者様には、わたくしの腹心を押し込み、身内になってもらいますわ。え? 足りませんか?
それなら、こんな娘たちもいるので、追加いたしましょう。それと、彼らの仲間の神官さまにも協力してもらえれば……」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 どうしてこうなった。
 スカーレット ディガー 十三歳 は、頭を抱えていた。
 勇者さまと、お近づきになり、領主様の御高配により、まさか旅のお供に選ばれるなんて。
 あの子たち、私と共にご紹介された良家の子女のみんなや、ダニエラ姉様にさえ、出し抜けたと思っていたのに。受験勉強、つらかったなぁ。これで報われる。そう思っていた時期が、わたしにもありました。
 なのに、私の随員でみんなついてくるって、どーしてこーなったのぉぉっ!

 出発前日の顔合わせの際にその事実を知らされて、領主様を恨みました。
 領主様は、
「この旅の最中に勇者 フカ=コオリヤク の関心を買い、既成事実を作って、あわよくば、子供の一人や二人、こさえてしまいなさい」
 そう、わたしに特命を与えてくれましたが、きっと、他の子にも、同じ事を言っていることでしょう。
 いえ、きっと、護衛のアヤメさんも同じ事を命令されているはず。神官様のガードも硬そうだし、絶対絶命。どうしたらいいのよぉぉぉぉぉぉっ!? 



 どうしてこうなった。
 俺、郡役 不可 十九歳は、頭を抱えていた。
 明日からいよいよ新しい旅のスタートという日になって、スカーレット嬢の部下として、随員が増えるとか、しかも、みんな女の子。アヤメやアコも含めて、総勢八人の少女。男は、俺と我関せずを決め込んでいたヒロシのみ。
「漢の甲斐性というものだよねぇ。僕には関係ないけどさ」とか、くっそう!
 しかし、この世に悪の栄えた試しなし。最後になって、ヒロシにも随員ができた。
ちっちゃな女の子だ。技術将校とのことで、ヒロシ付きでお世話するらしい。ざまぁ。とか、言ってらんないんだよ。また増えた。奴も諦めて面倒見ることにしたらしいが、白い軍服のロリ技術将校って、どこまでニッチなんだよ。責任者出てこーい! いや、責任者自ら、
「みんな、勇者さまのことをお慕いしていますので、どんどん孕ませてあげてください💛」

 とか言いやがって、どうすんだ! どうする、どうなる、どうしよう……。



 城塞都市「アルカン」を出立して、約二時間。現在レンジローバーの車内にいるのは四人。
 ハンドルを握るのは、ヒロシだ。運転中は、集中してるから懸念を忘れられるそうで、運転を買って出た。しかし、隣を見るごとに現実を思い出し深いため息をついている。

 助手席の少女が、件のロリ将校。アイナ=フォウリー 十二歳。ツルペタ、軍服、サスペンダー、無口と、どうやらヒロシの大好物を組み立てて作られた決戦用萌兵器であるらしい。今は、カーナビをいじって遊んでいる。おー、とか小声で言っているぞ。姦しくないだけ救いがあるな、この子。
 この辺の情報をドメーヌに御注進したのが、アヤメ達、根来忍軍らしい。どんだけ優秀なんだよ、根来忍軍。
「へーっくちょん」
 屋根の上からくしゃみが聞こえる。アヤメは外のデッキに座り、索敵中である。寒いだろうに。

 そして、後席左側に、薄紅色のドレスの君こと、スカーレット嬢。どうやら、白く燃え尽きているようだ。口からは、なにか残念なものが湧き出している。なにかの正体は、エクストプラズム。

 そして、後席右側に、ゴーリガンこと、俺。どうやら、白く燃え尽きているようだ。口からは、なにか残念なものが湧き出している。なにかの正体は、エクストプラズム。と、いうか、さっきから状況説明している俺が、俺がエクストプラズムである。
 大事なことなので二回言いました。

「なあ、スーさんや」 「はいっ、勇者さま」 「スーさんも聞いてなかったんだよな?」 「はい。ひどいですぅ」 「ドメーヌ、あの糞聖女!」 「勇者さま、流石にそれは拙いと……」 「おっと、口チャック!」
 と、取りあえず被害者同盟で会話してみた。エクストプラズム同志で。便利だよ。しゃべらないで済むし、共感覚?みたいなもんが構築されるから、嘘は基本的にないし。ニュータイプになったみたい。

 ちなみに、増員の五名と、アコは、トレーラーハウスの中だ。居住スペースには、基本危ない物は無いと思うが、念のため。アコも危険物といえば危険物ではあるが、あれでも小さい子の面倒見るのは手馴れているんだよな。国の代表者を指して小さい子もないのだろうが。
 この世界では、旅はまだまだ危険がいっぱいだ。一応、全員代表に選ばれた時点で命の覚悟はできているらしい。

~時間は、一日前に遡る~

 領主様に呼び出された俺とスーさんは、
「スカーレット、君の随員が決まったので、顔合わせをと思ってね。ま、いつものメンツなんだけど」
 と、やたら笑顔の領主様に聞かされて、ガビ~んとなって以来白くなっている。

「ブーケ=ジョセフィンです」
「アナスタシア=ボッフォです」
「ジュン=マクガイアで~す」
「チヨ=ブサックで~す」
「三波 春夫でございます」!! 
 びっくりして聞き返す。
「ミナミ=ハラゥオンでございます」
 あせった。どうやら彼女が最年長らしい。
「以上、五名。スカーレット ディガー 一等書記官の補佐役として、誠心誠意職務遂行に尽力することを誓います」
「他に、軍から技術将校一名を追加随員として派遣する。今頃ヒロシ卿の処へ出頭しているはずだ」
 と、言われて焦って、拝命した六人分の物資を慌てて追加調達したのが昨日夕方だった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 その後、緊急会議を開き、対応策を検討したものの、結論にいたらず。
 時間切れとなり、今朝十一名となった一行で出発と相成った。
 見送りに来ていた少女たちの家族がやたら気合い入っていたけどスルーして、逃亡者のように城門前を出発したのが、今朝五時半ごろだった。

 現在、十一時ごろ。
 トレーラーハウスの後ろに、貨物用のキャリアカーを二台連結して、租税の品物を積み、(普段は折りたたんで収納してある)数珠繋ぎになったレンジローバーは、流石にスピードも出せないので、時速四十キロ弱でとろとろ進んでいく。二回の休憩をはさみ、三回目の休憩場で昼食と相成った。

 ここで、俺達はある悪魔の食べ物で彼女らをもてなすことにした。
 ふっふっふ。喰らうがいい。日本人のOMOTENASHIの恐ろしさを……。



「「「「「「「「 ! 」」」」」」」」
 その日、八人の少女たちの人生観が音を立てて崩れ落ちた。
 対美少女迎撃用決戦兵器。その名は「パルフェ」
 デザートとして用意されたその特別な逸品は、新鮮なフルーツ各種と、コーンフレークの上からソフトクリームをこれでもかと流し込み、仕上げにブルーベリーソースとチョコレートでトッピングした、悪魔のコラボレーションである。
 ふっふっふ。これで、籠絡されないおなごなど居ない。

 今後は、従順な我がしもべとして……。

 あれ? 別に籠絡しなくてもよかったような。

 ……。し、しまったぁぁぁぁっ!
 そう、全ては罠。

 罠にはめるつもりではまっていたのは我々男だった。
 恐るべき策士。その名は、アコ。

 そう、奴が好物のパルフェ食べたさに俺達を罠に誘い込んだのだ。
 それが判明したときには、奴はおかわりと称して、俺達の分を平らげた後だった。
 ガッデム!

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