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片思い
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好きな子に誤解されたくないなら私に構わなければいいのに、太陽はそれからも頓着なく話しかけて来た。気軽な挨拶だけでなく、学校に慣れたか、受験勉強で疲れていないかと気遣ってくれたりする。
太陽としてはただのクラスメートとの会話のつもりなのだろうが、太陽が私に話しかけて来るのは決まって周りに知人のいない時である事が、結婚している身でありながら他の女性と交際している父の狡さに似たものを思わせて、悲しくもあり不愉快でもあった。
腹いせにわざとクラス内で堂々と太陽に声をかけてやろうとしたが、何故かそんな時に限って太陽は教室から姿を消していて、授業が始まる寸前に戻って来た。次の休み時間こそと狙っても、授業が終わり振り返った時にはもう姿がない。すでに廊下に出て他のクラスの子らしい男子達とふざけ合っているのを見れば、そこへ割り込んで行く気も萎えた。それなのに太陽が一人でいる時に限って、私は他のクラスメートに話しかけられていたりして、クラス内で太陽に話しかけるタイミングについてはとことん運がなかった。
いや、運がないと言うより縁がない。席の位置も班分けも共通の友人も、何一つ太陽につながるものが私にはなかった。
クラスメートなのだから深く考えず、太陽が私に話しかけてくれた時のように気軽に声をかければいいと思っても、何のきっかけもなく脈絡もなくいきなり自分から彼に話しかけて無視されたら、あるいは僅かでも不愉快な顔をされたらと想像すると、怖くて竦んでしまう。
私はもっと強い人間のはずだった。
誰に言われなくても自分で決めたことはやり通す気概と積極性を持っていたはずだった。
なのに、彼の声が聞こえるとついその方へ視線を向けてしまうくせにその先の行動を起こせない。
同じクラスにいるのに、太陽は果てしなく遠かった。
「高野さん、誰か気になる人でもいる?」
川辺弥生に突然聞かれ、心臓が止まりそうな衝撃を受けた。
いつも私に話しかけてくれる子たちは揃って風邪で休んでいたため、休み時間私は一人で問題集に取り組んでいた。問題を解くために集中していた意識がふと途切れた時に太陽の笑い声が聞こえ、無意識に顔を上げて声のした方へ向いたところへ、弥生にそう問いかけられたのだった。
二月の初めに席替えがあり弥生の席の前になったが、特に親しくなったわけではない。彼女は良く言えばクール、悪く言えば愛想がなく、表情をあまり変えず必要な事を簡潔簡素に話すだけのタイプであまり長くは会話が続かないため、気軽におしゃべりする相手としては不向きだった。
が、彼女の話はその独特の性格から紡ぎだされた他の誰とも似ていない個性があって、内容は記憶に残るものが多かった。
そして時に彼女はこんなふうに驚かされるほどの鋭い勘を発揮することもある。
「え、そんなふうに見える?」
私は平常心を取り戻すための時間稼ぎに、弥生の問いに対して逆に問い返した。
「うん。何だかよくクラスの中を見回してるから」
そこから「誰を見ているのか」と聞かないのが彼女の良さだった。無遠慮に踏み込まない彼女の他人との距離の取り方が私は好きだった。
私はひと通りクラス内を眺めるふりをし、弥生に視線を戻した。
「壁も床も木でできてる教室っていいなと思って見てるだけ。前の学校は全部コンクリートだったから」
周りを見回すだけで精神的に落ち着くのだと言うと、「そう」と彼女はあっさり頷いた。納得したのではなく、特に興味がないのだろう。
「お母さんの具合、どう?」
彼女の会話は脈絡なく飛ぶのが常だった。数学の成績は学年順位で三位以下はないらしい弥生の頭の中では立派に会話がつながる数式が成り立っているのだろうが、私の頭ではそれは解けない。それでも人を傷つけるような不愉快な事を言う人間ではないので、彼女流の会話に慣れてしまえば特に気に触る事もなかった。
「相変わらず。変わりないみたい」
それまでにも何度か母の様子を聞かれ、母は内臓の病気らしいと答えていた。彼女は病名までは聞かないが、容体を気にかけていてくれる。将来は医者になりたいと言う彼女らしい気遣いだが、若干癖のあるこの性格で務まるのか少々心配になる。
「高野さんの試験日はいつ?」
今までの会話の流れで何故そんな話になるのか考えないのが、彼女と話す時のコツだ。
「三月の九日と十日。川辺さんは?」
「私は県立だから十三日と十四日」
私は教室の後ろの黒板に張られた担任の手書きのスローガンに目をやった。
『私たちの春は三月二十一日 全員合格で春を満開に』
その下には各高校の入試の日程が書かれていて、一番下には、折り紙で作った桜の花で飾られた卒業式の日が記されていた。私たちの春の日付けは卒業式の日だった。
「ただ見てるだけの恋って、美しいね」
私は思わず彼女を見た。
「好きになったらすぐ告白だとか、付き合うとか、簡単にする人もいるけど、私はそういう即物的な態度は好きじゃない」
クリスマスに告白し付き合い始めたものの、年明け早々に喧嘩別れしたクラスメートの女子への揶揄だろうか。その話は私も聞いた。彼女が今度は卒業を前に、別の男子との交際を目論んでいる噂も。ドライな心の切り替えが羨ましいと言えば羨ましい。
漫画やテレビドラマでは男女交際している中学生が多いように描かれているが、実際はそんなに多くない。好きになる相手が顔やスタイルの良いみんなに人気の子に集中するのでライバルが多く、恋が成就する確率が低いからだ。うまく恋が実り交際を始めても、思っていた性格と違っていたり、周りのやっかみ半分の冷やかしに嫌気がさしたりしてあっけなく別れてしまう。そんなふうに一部のモテる子や告白できる強い性格の子が短い交際を繰り返すため延べ人数として多いだけで、大抵は告白する勇気もなく片思いに甘んじていた。都会の中学なら実際に多いのかもしれないけれど、いくら情報や文化が平均化した社会だと言っても田舎の小さな中学の生徒は内気で控え目な子の方が多かった。
「簡単なものは脆くて醜い。心に秘めた思いで相手を見守るのって、難しいからこそ美しいと思うんだ」
私を見返す弥生の瞳には、特に何の感情も見えなかった。けれど何故か全てを見抜いているような透明さがあった。
それは誰の話なのか。
聞こうか、聞き流そうか、迷ううちに次の授業の開始を知らせるチャイムが鳴った。
「だから私、向日葵の花が好きなんだ」
呟きながら弥生が太陽の方を見たのは偶然が故意かは分からない。
「咲いてすぐ散る桜なんかより、枯れるまで立ち尽くすところがいい」
「明るい花だから、じゃなくて?」
普通ならそういう理由だろうと問いかけた私に、
「向日葵は一途で寂しい花だよ」
彼女はほんのり笑った。
太陽としてはただのクラスメートとの会話のつもりなのだろうが、太陽が私に話しかけて来るのは決まって周りに知人のいない時である事が、結婚している身でありながら他の女性と交際している父の狡さに似たものを思わせて、悲しくもあり不愉快でもあった。
腹いせにわざとクラス内で堂々と太陽に声をかけてやろうとしたが、何故かそんな時に限って太陽は教室から姿を消していて、授業が始まる寸前に戻って来た。次の休み時間こそと狙っても、授業が終わり振り返った時にはもう姿がない。すでに廊下に出て他のクラスの子らしい男子達とふざけ合っているのを見れば、そこへ割り込んで行く気も萎えた。それなのに太陽が一人でいる時に限って、私は他のクラスメートに話しかけられていたりして、クラス内で太陽に話しかけるタイミングについてはとことん運がなかった。
いや、運がないと言うより縁がない。席の位置も班分けも共通の友人も、何一つ太陽につながるものが私にはなかった。
クラスメートなのだから深く考えず、太陽が私に話しかけてくれた時のように気軽に声をかければいいと思っても、何のきっかけもなく脈絡もなくいきなり自分から彼に話しかけて無視されたら、あるいは僅かでも不愉快な顔をされたらと想像すると、怖くて竦んでしまう。
私はもっと強い人間のはずだった。
誰に言われなくても自分で決めたことはやり通す気概と積極性を持っていたはずだった。
なのに、彼の声が聞こえるとついその方へ視線を向けてしまうくせにその先の行動を起こせない。
同じクラスにいるのに、太陽は果てしなく遠かった。
「高野さん、誰か気になる人でもいる?」
川辺弥生に突然聞かれ、心臓が止まりそうな衝撃を受けた。
いつも私に話しかけてくれる子たちは揃って風邪で休んでいたため、休み時間私は一人で問題集に取り組んでいた。問題を解くために集中していた意識がふと途切れた時に太陽の笑い声が聞こえ、無意識に顔を上げて声のした方へ向いたところへ、弥生にそう問いかけられたのだった。
二月の初めに席替えがあり弥生の席の前になったが、特に親しくなったわけではない。彼女は良く言えばクール、悪く言えば愛想がなく、表情をあまり変えず必要な事を簡潔簡素に話すだけのタイプであまり長くは会話が続かないため、気軽におしゃべりする相手としては不向きだった。
が、彼女の話はその独特の性格から紡ぎだされた他の誰とも似ていない個性があって、内容は記憶に残るものが多かった。
そして時に彼女はこんなふうに驚かされるほどの鋭い勘を発揮することもある。
「え、そんなふうに見える?」
私は平常心を取り戻すための時間稼ぎに、弥生の問いに対して逆に問い返した。
「うん。何だかよくクラスの中を見回してるから」
そこから「誰を見ているのか」と聞かないのが彼女の良さだった。無遠慮に踏み込まない彼女の他人との距離の取り方が私は好きだった。
私はひと通りクラス内を眺めるふりをし、弥生に視線を戻した。
「壁も床も木でできてる教室っていいなと思って見てるだけ。前の学校は全部コンクリートだったから」
周りを見回すだけで精神的に落ち着くのだと言うと、「そう」と彼女はあっさり頷いた。納得したのではなく、特に興味がないのだろう。
「お母さんの具合、どう?」
彼女の会話は脈絡なく飛ぶのが常だった。数学の成績は学年順位で三位以下はないらしい弥生の頭の中では立派に会話がつながる数式が成り立っているのだろうが、私の頭ではそれは解けない。それでも人を傷つけるような不愉快な事を言う人間ではないので、彼女流の会話に慣れてしまえば特に気に触る事もなかった。
「相変わらず。変わりないみたい」
それまでにも何度か母の様子を聞かれ、母は内臓の病気らしいと答えていた。彼女は病名までは聞かないが、容体を気にかけていてくれる。将来は医者になりたいと言う彼女らしい気遣いだが、若干癖のあるこの性格で務まるのか少々心配になる。
「高野さんの試験日はいつ?」
今までの会話の流れで何故そんな話になるのか考えないのが、彼女と話す時のコツだ。
「三月の九日と十日。川辺さんは?」
「私は県立だから十三日と十四日」
私は教室の後ろの黒板に張られた担任の手書きのスローガンに目をやった。
『私たちの春は三月二十一日 全員合格で春を満開に』
その下には各高校の入試の日程が書かれていて、一番下には、折り紙で作った桜の花で飾られた卒業式の日が記されていた。私たちの春の日付けは卒業式の日だった。
「ただ見てるだけの恋って、美しいね」
私は思わず彼女を見た。
「好きになったらすぐ告白だとか、付き合うとか、簡単にする人もいるけど、私はそういう即物的な態度は好きじゃない」
クリスマスに告白し付き合い始めたものの、年明け早々に喧嘩別れしたクラスメートの女子への揶揄だろうか。その話は私も聞いた。彼女が今度は卒業を前に、別の男子との交際を目論んでいる噂も。ドライな心の切り替えが羨ましいと言えば羨ましい。
漫画やテレビドラマでは男女交際している中学生が多いように描かれているが、実際はそんなに多くない。好きになる相手が顔やスタイルの良いみんなに人気の子に集中するのでライバルが多く、恋が成就する確率が低いからだ。うまく恋が実り交際を始めても、思っていた性格と違っていたり、周りのやっかみ半分の冷やかしに嫌気がさしたりしてあっけなく別れてしまう。そんなふうに一部のモテる子や告白できる強い性格の子が短い交際を繰り返すため延べ人数として多いだけで、大抵は告白する勇気もなく片思いに甘んじていた。都会の中学なら実際に多いのかもしれないけれど、いくら情報や文化が平均化した社会だと言っても田舎の小さな中学の生徒は内気で控え目な子の方が多かった。
「簡単なものは脆くて醜い。心に秘めた思いで相手を見守るのって、難しいからこそ美しいと思うんだ」
私を見返す弥生の瞳には、特に何の感情も見えなかった。けれど何故か全てを見抜いているような透明さがあった。
それは誰の話なのか。
聞こうか、聞き流そうか、迷ううちに次の授業の開始を知らせるチャイムが鳴った。
「だから私、向日葵の花が好きなんだ」
呟きながら弥生が太陽の方を見たのは偶然が故意かは分からない。
「咲いてすぐ散る桜なんかより、枯れるまで立ち尽くすところがいい」
「明るい花だから、じゃなくて?」
普通ならそういう理由だろうと問いかけた私に、
「向日葵は一途で寂しい花だよ」
彼女はほんのり笑った。
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