うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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266 なつかし映画デートとはなんぞや

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 はいこんにちは。
 いや~どんどん大晦日が近づいてくるう。

 周囲では、やたらと咳をしている人が多くなってまいりました。みなさんは大丈夫でしょうか? 我が家は幸いにして、今のところは大丈夫です~。

 さてさて。
 ちょっと前から前宣伝を見て気になっていたとある映画。
 その名も「マジンガーZ対暗黒大将軍」!
 いわゆる昔の「東映まんがまつり」で上映された懐かしいロボットアニメ作品ですなあ。

 インド映画のエッセイでは何度かご紹介しておりますが、兵庫県は尼崎市に「塚口サンサン劇場」という小さな映画館がございましてね。
 こちらがほんま、いろんなコアな映画をよく上映されているのです。
 今は確か、「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999」と、フィリピンで製作された「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)レガシー」も上映されているはず!

 「マジンガーZ対暗黒大将軍」は、調べてみますと1974年の「東映まんがまつり」で公開されたものらしい。
 事前にちょろっとダンナにこの情報を漏らしてみたところ、二つ返事で「それは観たいなあ」と言いましたもんで、週末にふたりで出かけました。実は前にも同じ映画館で「太陽の王子ホルスの大冒険」をダンナと観に行ったんですよね。

 映画館の中は、予想通りというのか我々とそんなに年の離れていなさそうなお客さんがいっぱい(笑)。
 なにしろ50分ぐらいの作品なので、あっという間に終わってしまいましたが、いやいや……昔のアニメって、今ほど技術が高くはなかったかもしれないけど、やっぱり「見せる」んですよね~。
 あの独特の熱さ、作った人たちの心意気みたいなものをビシバシ感じる!
 そして我らがアニキ(水木一郎さん)のボーカルによる懐かしい曲の数々!

 一方で「あいやあ、昭和やな~」って思うのがさやかさんのパンチラ(苦笑)。
 めっちゃ短いスカートのさやかさん、それをわざわざローアングルでばっちりパンツ見せんでも……と今の価値観では思いますけども、まあ昔はあんなもんやってんなあとしみじみもする(笑)。
 んで、帰ってからダンナとそんな話をしてまして。

「でもよう考えたら原作は永井豪やもんね。『ハレンチ学園』とか『キューティーハニー』とか『けっこう仮面』とか描いてた先生やねんから、あの程度ならまだだいぶ子ども向けに、マイルドにしたうちなんやろな~」と私。
「『ハレンチ学園』! うわ、なつかし~」

 なつかしがるダンナ。

「あんなんがフツーに少年誌で連載されとったはずやから、すごいわなあ。今やったらめっちゃ怒られるやつや」
「せやね~」

 そんなことを言いあったという、まあそんなお話でしたあ。
 塚口サンサン劇場さんでは、しばしば一週間限定とかでふるーいなつかし作品を上映されております。ちょっと前には「カリオストロの城」とか「パンダコパンダ」とかやってはったし。

 ご興味ありましたらぜひどうぞ~。
 ではでは!
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