うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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220 アンギラスやないでとはなんぞや

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 はいこんにちは~。
 なんというか、ようやく秋らしい気温になりつつありますね。でも、まだまだ残暑が続くのかなあ……勘弁してほしいもんですねえ。

 さてさて。
 今回のお話はこちら。
 最近ニュースで、「糖尿病」という病名は実態に即していない、ちょっと不潔なニュアンスがある……というので呼び方を変えよう、という動きがあるという話を聞きまして。
 ダンナも最近その仲間入りを果たしてもーたんで、ちょいと気になって覚えとったんですが、夜になってふとそのことを思い出しました。

 なんやその日はもう疲れとったんで、えらい早くベッドに入ってたら、「ええっ、●さんもう寝るん? ボクを置いてもう寝るん??」と言いながらダンナがすーぐにやってきた。
 ま、それはいつものことやからエエねんけども。

「そーいえば、なんやったっけ。糖尿病の名前が変わるたらなんたら、ニュースで言うとったねえ」と私。
「ああ。そうやったねえ」とダンナ。

「なんやったっけ……アンギラス? いやそれは怪獣か」
「あ、アンギラス……」
 ダンナ大ウケである。

「せやなくてえーと、キングギドラ? ってどんどん離れてくなあ」
「めっちゃ遠くなった!」

 さらにダンナ、ウケる。

「でもそんな名前やったやーん」
「せやねえ」

 その夜はそこまでで、すぐにすやすや寝てもーた。
 翌朝。
 昨夜と同じニュースを流しているテレビを見て、「あ、せやった」と手を打つわたくし。

 そう、その名は……その名は……なんやっけ。もう忘れたわ。
 ちょっと調べました。
 そもそも糖尿病は、紀元2世紀にカッパドキアの医師アレタイオスが「ダイアビーティス」と命名したことから始まっておるそうな。へー。
 ほんで、いま「日本糖尿病協会」などで提案されている名称が「ダイアベティス」なんやそうな。
 ほー。ひとつ賢くなった。

 とりあえず怪獣の名前ではないようや(笑)。
 ちゃんちゃん!
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