うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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185 ちっともかぶってへんとはなんぞや

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 あけましておめでとうございます~。
 本年もよろしかったらご贔屓いただけましたら幸甚ですう。

 みなさま今年のお正月はどのようにお過ごしだったでしょうか。
 我が家は相変わらずの年末年始。
 基本的にダンナのお雑煮をいただき、ダンナの茶わん蒸しとおぜんざいをいただき、すき焼きをいただき……って単にダンナの手料理を食べてのんびりしとっただけか~い!(いつもと一緒?)
 本来は主婦が休む日らしいのにごめんよ……いやダンナは主夫やけどもさ(笑)。

 あとはそうそう、私はこの年末年始、個人的に東映特撮ファンクラブのサイトで「仮面ラ○ダービルド」のイッキ見とかやってまして少々寝不足ぎみでした。
 めっちゃよかった、泣けた……(だれも聞いてねえ)。
 続けて平成ライダーのジェネレーションズっていうのもふたつ観た。よかった……。

 やなくて!
 まーたすぐに脱線するう。
 ええとですね。前にもお話ししたかと思うんですが、ダンナはよく私が前に飼ってたネコの生まれかわりであると、しばしば勝手に僭称せんしょうします(笑)。

 ネコはウメといいましたので、
「だってウメの生まれかわりやもん!」とのたまう。
「んなわけないやん! 完全に生きてた年数かぶっとるっちゅうに!」
 これもいつもの私の返し。

 ウメは私が実家にいたころから飼っていたネコで、ひとり暮らしになるときも結婚するときもついてきてくれた子です。ムスメが生まれて少ししてからついにお空へ。結局、二十四年生きてくれました。
 せやからダンナとはミリもかぶってへん。
 ちゅうか生きてる時間がぜんぶドかぶりしとる。
 まさに「僭称」!

 ほんでですな。
 ここんとこコタツでぐうたらやっとって、食べたお皿を大抵、お尻の軽いダンナがササッと片付けてっくれてたんですが。
 先日、私の空いた皿を見たまま「ん」と言う。

「ん」っちゅうか「ふん」っちゅうか曖昧なとこ。
 まあ意味はわかるよ。
「それ取ってこっちに寄越して」っちゅう意図やっちゅうのはね。

「いや『ん』やないから。ちゃんと『その皿とって』って言いなはれ!『にゃお』とか『うにゃん』とかウメやないねんから」
「いや、ウメやもん」
「ちゃうし!」

 ていうか私が皿ぐらい運べっちゅう話やねすんません!
 いかんいかん、ほんま正月太りがあぶないわ。せいぜいフィッ●ボクシング頑張るう。
 ちゃんちゃん。
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