うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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177 スライム●さんとはなんぞや

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 こんにちは~。
 朝晩寒くなりましたね……ってこれ前回も言いましたっけ?
 こらすんません(笑)。

 このところ、受験生でありながらバイトも始めたうちのムスメ。
 夕飯までにおなかがすいて耐えられんらしく、スーパーまで行ってお小遣いでポテチなど買ってきてしまうようです。
 先日の朝、ムスメが登校してからダンナがその袋を発見。「なんやこれ」と苦笑しておりました。
 まあそれでもまったく太らないムスメ、個人的には羨ましい。

「これは完全に○さんの遺伝やね~」
 と言うたらダンナ、
「せやなあ。38キロやったもんなあ」やって!
「くっそう、うらやましい!」

 そんな体重、たぶん子どものころにしか経験しとらへんわ私なんか。ダンナの38キロいうのは、もちろん高校生とか、大人になってからのことです。うきーっ!
 そんなことをあーだこーだ言いつつ仕事に出かかったところで、玄関先まで見送りに来たダンナが言いました。あ、ダンナはリモートワークなんでね。

「太くても細くてもいいよ。●さんが一番かわいいよ!」
「……さいですか。アリガトウ」
 私、半目である。
「どんなに大きくてもスライムになっても●さんが一番よ!」
「…………」
 
 それはどうなんや。スライムて!
 どんどん言うことが極端になっとるなー。

「そうかあ、ありがとう。でもそーなったら大変やで! スライムの私は○さんをいま以上にモミモミしまくるし」
「うっ」
「もはや、穴という穴に入り込むで?? それでええの?」
「うひいっ」

 と言いつつダンナどことなく嬉しそうである。変態である。
 もはや変態の私に合わせるためには変態に進化するしかないのである。
 証明終わり。

「そうなったらもう、違うジャンルの映画になってまうなあ。ほなねー、行ってきます」
「行ってらっしゃい」

 ええと、つまりですよ?
 うちの玄関出たとこでこんな会話をしとったわけですな、わたくしたち(笑)。
 まあいつものことや。

 ところでスライムになったヨメがダンナの穴という穴に入り込む映画はなんのジャンルになるんやろ……? 
 まー超イロモノなんは間違いないわな(笑)

 ではでは~!
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