142 / 267
145 ボクは乙女とはなんぞや
しおりを挟むはいこんにちは~。
いやあ年末ですねえ。今年のクリスマスはいかがだったでしょうか。
我が家はいつもどおり、毎年同じお店のチョコレートケーキを注文して家族三人でお祝いしておりました。
ってもアレ、ほんとは別にイエス・キリストの誕生日とはなんの関係もない日付なんですけどもね~。あの方はもともと秋ぐらいにお生まれらしいんで。
そうとわかってても楽しいからクリスマスやっちゃう、これぞ日本人!
ってな話はどうでもエエねん。
このところ、なんや言うたらお風呂と輪っかで体を鍛えるゲームの話ばかりしておりますが、今回もなんやそんな感じ。
わたくしお風呂に入ると、先にはいっているダンナのお腹あたりのぜい肉をほぼ百パーセントもみもみして確認するのが日課なのですが。
今回もそんなんで、「うほほ~い。もみもみ~」ってやっておりました。
もうダンナは慣れたもんで「はいはい」みたいな顔で自由にもませてくれております。
ほんでもちょっと呆れた顔をするもんで、私は言った。
「いやあ、ゴメンねえ。中身おっさんで」
「ううん」
「おっさん同士で結婚してもたねえ! あっははは!」
「いや。ボクは乙女やから大丈夫」
「ブッフォオ!」
なんやそれ。
みずから「乙女やから」って言っていくスタイルか、新しいな!
「そ、そうか……。乙女とおっさんの結婚やから問題ない……ってちゃうやろがーい!」
ってもちろんツッコミましたとも、ええ。
ところでダンナ、例のゲームでかなりおなか周りの肉が落ちてきたというお話はしましたが。
「そのまま頑張って『ぽっちゃり』やなくなったら、『ぽっちゃり男子』もいよいよ最終回かいなあ」
「えーっ。そんなあ!」
「ほんで『うちのダンナはもとぽっちゃり男子』が爆誕すんねんな」
「あ、なるほど……」
いやいや。
すべては冗談ですけども!
っていうかこのエッセイ、ほんっとーーにいつまで続くのん? ってだれに聞いてんねんな私も。
もともと「十話かそこらで完結させよ~」って言ってたのどこのだれやねん。
気が付いたらもう150話が目前なんですが、これどうなっとんの。
というか、ここまでお付き合いくださっている読者のみなさんこそが凄いのですよね、ありがとうございます。
ということで、ちょいと早めではありますが、ここで年末のご挨拶をば。
今年も大変お世話になりました。
みなさま、どうぞご健勝でよいお年をお迎えくださいませ~!
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。
2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。
毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)

地獄の業火に焚べるのは……
緑谷めい
恋愛
伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。
やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。
※ 全5話完結予定

セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる