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136 お前の○○を数えろとはなんぞや
しおりを挟むはいこんにちは~。
ってか、今回は「こんばんは」が正しいな、うん。
いやええねんけど。お読みになる方はご自分のタイミングで読んでいただいたらええことなんで、ええ。
さてさて。
今回はこんなお話。
別に週末に限らずなんですが、ダンナはとにかく私と一緒にベッドに入りたがります。前にも言いましたが、週末のお昼寝タイムでもそうです。
お昼過ぎになると勝手にイソイソベッドに入っておいて、こっちはまだ小説書いてたり本読んでたりテレビ見てたりするのに、
「●さ~ん……●さ~~ん……」
って今にも死にそうな声で呼びたてるし。なんなら泣きまねもするし(困った男やね)。
「ちょっと待って! ここだけ書いてまうから」
「ヒイイイイイ~(幽霊みたいな声)」
「ええい! ちょっと待てというのに!」
そんなん日常茶飯事。
んで、こないだですな。
平日でしたけども、たまたま夜に同じ時間にベッドに入りまして。んでも私はちょいと読みたい本とかスマホのマンガとかありまして、電気つけてしばらくダンナを構わずにいました。
ほんでもなんや、うつぶせのまま不気味な動きでジタバタしているので(明らかに構ってほしがっている)、片手でテキトーにへらへら体を触ってあげていたのですが。
なんや不満げに「ふん、ふんふん!」と言いながら腰を跳ねさせております。
「どないしたん」
「なに? なんなのその、テキトーな触りかた!」
いきなりクレームが入った(笑)。
「そんな、ぞんざいな……! ヒドイ!」
「って。あのなあ……」
脱力する私。
しょうがないので、今度こそ真面目に向き合うことにしました(笑)。
「まったくこいつは! なにが『テキトーな触りかた』や。そんならこうだ! どうだ! え? どないや!」
「うひゃ~ん!」
ダンナ、大喜び。
脇腹から胸のあたりをほとんど触らないうちに、もう二の腕から腹から、とにかく体じゅう鳥肌たてとるし。
「なにこれ! まだろくに触ってへんのになにこのトリハダ!」
「うひいい!」
「胸までいっぱいやん。もうどれが乳首かわからへん。お前の乳首を数えろ~!」
「ぶっひゃひゃひゃ!」
ダンナ、爆笑。大満足(たぶん)。
と、今回はそんだけのことでした~。
ではでは!
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