うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

文字の大きさ
上 下
125 / 267

128 ぼくのアイコン描いてとはなんぞや

しおりを挟む

 はいこんにちは~。
 今回もまた唐突に……っていつもやったわ、わははは。すんません!

 いわゆるお盆休みでしたね。大雨で各地大変なことになっておりますが、みなさま大丈夫でしょうか。我が家の近辺は幸い水害などの危険区域ではなく、ずっと家族みんなして家にこもっておりました。
 みなさまのところに大きな被害がありませんよう、遠くからですがお祈りしております。ともかく安全第一でお過ごしくださいね。

 で。
 せっかくの夏休みなので、久しぶりに液晶タブレットをひっぱりだしてきてお絵かきをしていた私。あ、私はいつもリビングで、膝に液タブを置いて描いているのですけども。
 ダンナは隣でパソコンを開き、例の艦隊の美少女ゲームなんかをやりつつ、車関係のテレビ番組をみておりました。
 そのとき私が描いていたのは自作小説のキャラクターたちだったので、いわゆるイケメンやら美少年やら……だったのですが、唐突に隣から声が。

「ぼくのアイコン描いて」
「はへ?」

 なんやねんいきなり。
 なんの前フリもなく何を言いだす。
 いやまあだからって「言うで言うで言うで……」って前フリされんのも不気味やけども!

 ご存じの方も多いかと思うのですが、某SNSをやっている関係で私は自分のアイコンは自分で描いて使っております。ムスメも絵を描く人間なので、自分のアイコンはちゃんと自分の絵を使っています。
 まあ他人の描いた絵やら、アニメや俳優の写真などを許可ももらわずに勝手に使うと著作権侵害になりますんでね。厳しいことを言えば、二次創作として描いた絵も本来はダメやろうなと思います。いまは見逃されてるけどもね。
 結局、自作の絵や写真を使うんがいちばん安全ってことで。

 でもダンナはデザイン関係の仕事ではありながら、自分で絵を描く人ではありません。
 そんなわけで、長いことダンナのアイコンだけがいつまでも例の人型の灰色シルエットのまんまでした。あ、家族でやりとりしているのはLI○Eのほうですが。
 で、さっきの会話にもどる。

「アイコンて……LI○Eとかで使うやつ?」
「そう」
「ふーん。どんなんがええの」
「どんなんでも。君がよく『ぽっちゃり』で描いてるアレ、あんなカンジのがええな~」
「ふーむ」

 仕方なく、いま描いてる絵を保存して新規の絵をセッティング。アイコン用だから正方形の形に設定する。
 てけとーにざざーっと下絵を描いて見せる。

「こんな感じ?」
「ぐー!」
 
 ダンナ、親指を立てる。
 線画ができたところで肌の部分だけ先に色をつけ、また質問。

「シャツの色は?」
「黄色」
「ふむ。(ちょっと入れてみて)こんな感じ? ほかのがええ?」
「んーと、ヒマワリ」

 あーヒマワリの色ね、なるほど。
 ほんならこんな感じか。

「背景はいる?」
「うん、ちょっとだけ」
「何色がええの」
「ピンク」

 とかとか、いろいろ聞きつつとっとと描きました。
 作業時間はたぶん全部で30分ぐらいかな?
 いちいちメールで「どうですか」ってきいたりしなくてええんで、そういう意味ではめっちゃ楽。隣におる人に、画面見せて確認するだけやもんね。

 で、できたんがこんな感じです。


 



 めっさテキトー(笑)。
 あ、ほんでも眉毛と目は曲線ブラシ使ってみました!
 線がブレなくてええよね、これ。

 というわけで、今回はそんだけのお話でした!
 おおお、内容がねえ! いつもやけども! すんません!

 ダンナ、アイコンはL○NEでしか使わへんらしいので、まず身バレはせんと思いますが……ほぼ家族内でしかやってないし。
 また、バレたところでどうということもない気もする(笑)。

 ではでは、みなさんくれぐれも災害そのほかにはお気をつけて~!

しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜

珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。 2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。 毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

地獄の業火に焚べるのは……

緑谷めい
恋愛
 伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。  やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。  ※ 全5話完結予定  

セレナの居場所 ~下賜された側妃~

緑谷めい
恋愛
 後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

運営に【通報】したけどスルーされてしまった件

蒼 飛雲
エッセイ・ノンフィクション
運営に不正を「通報」すれども、しかしそれを取り合ってもらえない底辺作者の悲哀と歯ぎしり。 このままだと、ほんとヤバいんだけど。

後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~

菱沼あゆ
キャラ文芸
 突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。  洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。  天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。  洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。  中華後宮ラブコメディ。

処理中です...