77 / 267
77 赤ちゃんプレイとはなんぞや
しおりを挟むこんにちは。
なんかめっちゃ疲れてると、超どアホウなものを読んだり書いたりしたくなる変態物書き、つづれです。
疲れる言うたら、今はなんと言ってもこのたびの一連の新型コロナウイルス騒ぎですな。もうええ加減にしてほしいですよねえ。
みなさんのとこはいかがでしょうか。
ムスメは絶賛現役の中学生(しかも受験生)ですし、私も学校関係の勤めのため、もろに影響うけまくりです~。
あ、ここいらへんのことがもっと詳しく知りたい方は別エッセイ「つれづれ司書ばなし」をご覧ください、と宣伝してみる(笑)。
まあ、それはそれとして。
実は今日はダンナ、バリウムその他の検査の日でした。普通の健康診断です。
というわけで前夜は早めの夕食をとって、あとは絶食。今朝は朝食も抜きで出かけていきました。
朝食ぬきの人に弁当つくらせるわけには行かないので、今日は私も弁当なし。なんとなく気が向かんかったので、ダンナに合わせて朝食もとらずに出かけました。ま、学校いってからアンパン食べたんやけどね!
で、ダンナ昼の3時から検査なのに、仕事の関係でそこまではずーっと絶食なんやそうで。
「ええーっ。それってつらいなあ。私やったら死んでまう!」
「せやね~ん。ま、しゃあないけど」
ということで、ダンナてくてく出かけて行きました。私もいつものように一緒に出勤。
夕方は私の方が先に帰宅し、ダンナもちょっとしてから帰ってきて、普段着に着替えます。
と、なんやそのままこたつにいた私の横にごそごそとやってくる。
「なんじゃいなあ」と思って見たら、猫かなんかみたいにころんと横になっております。そのまま片腕をまくり上げ、血液検査された場所の小さいばんそうこうをこれ見よがしに見せてくる。
ああ、なるほど。
私はそこをちょっとなでて「あ~、痛かったねえ。がんばったねえ」。
ダンナ、それだけでもうニコニコです。
「うん、がんばったよ!」
「泣かんかった?」
「うん! 泣かなかったよ!」
「よしよし。ええ子やったね~。えらかったねえ」
そのまま小さな子にするみたいにして頭をなでなでしてあげます。
ダンナ、にっこにこでほっくほくです。
こくこくこく、とうなずいて私の腰のあたりに横から抱きついて頭をこすりつけている。
ほんま猫や。
ところでここを書いている時、「泣く」がまずは「啼く」に変換される私はやっぱり生粋のBL書きだと申せましょう(いやどうでもええ)。
と、こたつの向かい側からぼそっとひと言。
「赤ちゃんプレイか」
ええ、もちろんムスメです。
結果はまだ出ていませんが、とりあえず入試が終わって学校も休みで、今日は一日のんびりしていたムスメ。昨日あたりからやっと表情が明るくなってきました。
この一週間、受験直前でめっちゃめちゃ暗かったので、親としてはちょっとほっとしているところです。
ま、結果はまだわからへんけど。
こわい、ほんま結果がこわい。
できたらその日までずーっと寝てたい。
寝たまんま合格発表会場まで連れてってほしい!
……ってなことはまあええねん。
ムスメの鋭いツッコミに対して私。
「ま、ええやん? こうしといたらゴハンでもなんでも、目いっぱいやってくれはんねんから」
「ん。それはそうやな」
しれっと答えるムスメ。
今度は目をぱちっと開けて、こくこくこく、を繰り返すダンナ。
ま、要するにいつものつづれ家でございました~。
ちゃんちゃん。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜
珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。
2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。
毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)


地獄の業火に焚べるのは……
緑谷めい
恋愛
伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。
やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。
※ 全5話完結予定

セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

運営に【通報】したけどスルーされてしまった件
蒼 飛雲
エッセイ・ノンフィクション
運営に不正を「通報」すれども、しかしそれを取り合ってもらえない底辺作者の悲哀と歯ぎしり。
このままだと、ほんとヤバいんだけど。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる