うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち

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49 シックスパックとはなんぞや

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 こんにちは。
 秋も深まる今日このごろ、みなさま変わりなくお過ごしでしょうか。我が家はまあまあ、いつも通りです~。

 さて、シックスパック。
 シックスパックっちゅうと、言わずと知れたあれですな。私の大好物である、筋肉系男子の腹の部位の形状ですわな。
 あ、でも昔、弓道をやってた女の友達も「最近、腹割れてきた」とか言うてましたんで、別に男子の専売特許っちゅうわけでもないのでしょうが。

 前にも少し申しましたが、ダンナと私は一緒にお風呂に入ります。
 ムスメが小さかったころは三人でしたが、さすがに今はもう彼女もお年頃のため一人で入りますもんで、夫婦二人で入るように。

 んで、問題のシックスパック。
 いやもう「そんなぽっちゃりボディの、どこがシックスパックやねん!」というお声が聞こえてきそうなのですが、まあちょっと待って。
 先日お風呂に入っておりまして、わたくしふと思って言うたのです。

「〇さんがシックスパックになったら、どんな感じなんやろ。いっぺん見てみたい気もすんな~」って。
「えー」ってダンナは苦笑い。

 しかし。
 そこで、はたと気づく私。

「ん? いや、待て。いち、にい、さん……。なんや、ソレはちゃーんとシックスパックになってるやん!」
「ええっ?」

 まず、ぽよんぽよんの
 私がよく「おおっ、父のチチ!」ってアホなこと言いながら日々もんでいるアレですな。これでふたつ。
 その下に、ほんの指二本ぶんぐらいのてよっとしたお肉があって、これでまたふたつ。
 その下は、へそのついてるぽっちゃりおなか部分。
 さらにその下、ベルトの位置から足の付け根までのところに、ちょうど百科事典一冊分ぐらいの、浮き輪のようなお肉がぐるっと!
 ほらほらほら!
 ちゃんと六つあるじゃん!

 まあ、筋肉のパックやのうて、ぜい肉のパックっちゅうとこは泣けますが。これも一応シックスパックやという素晴らしい(?)事実に気付いた、そんな秋の夜でございました。
 いやー、長生きってしてみるもんですね。
 こんな長いこと連れ添ってるダンナの身体(しかも日々もみまくり、あらぬ場所まで触りまくっている)にも、まだいろいろな発見があるもんです。

 さてさて、イラストの入れられないサイトの読者さまには申し訳ないのんですが、以下にはめっちゃ肌色の多いイラストも入れておきましたんで、どうぞご参考に~。
 ちゃんちゃん。

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