27 / 309
27 主夫とはなんぞや
しおりを挟むおーい。
いや、ほんま今回、心の底から「おーい」なんですが。
つい先日、「やった、4月からみんなでいっせーのーせで仕事(学校)はじめや~!」とか言うてた、その舌の根も乾かんうちに、コレですがな、奥さん!
あ、いや旦那さんもいらっしゃればシングルさんもおられましょうが(笑)。
なんとダンナ、5月末で失職してしまいました~!
いわゆるプーですう。うはははは。
なんやねんなもう、どないなっとんねん。
まあ詳しいこと書きすぎると色々身バレしますんでここには書けませんが、やっぱりまた、変な社長のいる会社やったみたいです。
ダンナ、会社運ないなあ、ほんま。
なんでそう、変な社長ばっかり引き当てんねん。
まあアレやね。ワンマンな社長さんっちゅうのはとにかく、人の話は聞かんもんやという人間観察はできましたけども。
それで会社が傾きかかっとんのに、それでももう、人の意見を聞くやらなんやらっていうように自分を変えるには年を取りすぎてはると、そんな感じがいたしますねえ。
どうでもええけど、オタクを取り込みたかったら真性ヲタの意見はちゃんと聞いといたほうがええで~、とだけはゆっとこう。ははは!
まじめ一筋のお役所の方なんかは特に、それやっとかんとオタクに足許見られてそっぽ向かれまっせ~。「ここは是非ともオタクを取り込もう!」とか「どうよこれ、お前ら好きやろ?」ってしゃかりきにやりすぎると、かえってそっぽを向く生き物、それがヲタ。
そんなんで私らの税金、ドブに捨てるのんだけは勘弁やわあ、ほんま。
ま、それはそれとして。
ダンナ、私みたいな薄給の人間のとこに、娘と二人して扶養に転がり込むんやめてんかもう。どないやねん。
就職した早々、「ダンナがプーになりまして」って事務の人に電話すんのイヤやっちゅうねん。勘弁して~。
ま、そんなわけで。
ダンナ、いまや名実ともに「我が家の母」になっております。
幸い掃除も洗濯も料理もなんでも来いなわけなんで、家にいるからって「粗大ゴミ」化する人でないのは助かりますが。
そしてたまりまくってるハードディスク内の映像をブルーレイに落としてもらう作業も丸投げする私。ちゅうか最近、ゆっくりテレビも見てないわあ。だからハードディスクの容量がすぐいっぱいになってもうてもう、ワヤやし。
そんなん見てるヒマがあったら小説書きたいし。
仕事上、本もたくさん読まんならんし。
そういえばここんとこ、「RDG」っちゅう小説をばりばり読んでました。ええですねえ日本式ファンタジー。古事記やら日本書紀やら、忍者やら山伏やら陰陽師やらって、そういう萌えはやっぱり日本の作家さんならではですなあ。
あ、この作品、前にアニメにもなりましたな。
その話はまた、別のエッセイにでも書こう。
それにしてもアレですね、毎年選定される課題図書って、なんでああ、ぱっと見おもしろくなさそうなんでしょうか。読んでみれば結構面白かったりするのに、もったいないなあ。
それでも昔のに比べれば、随分とカバーデザインなんかも明るくなって良くなっているとは思うのですが。
中学生のころ、あの課題図書よんで感想文書かされるのがめちゃめちゃ苦痛やったんを思い出しましたわ。なんややたらめったら暗くてまじめな話やったっちゅう記憶しかないし。
ま、それはええねん。
ほんで私はここんとこ、ダンナにお弁当作ってもらって出勤する毎日です。
疲れて帰ると「ゴハンにする? お風呂にする? それともワタシ??」とか言われて砂を吐く。
いや、「お前やあああ!」って叫びながらぷりぷりの腹肉をもみに走る。
わ~、世のお父さんたちの気持ちがわかる~。
……ちがうか。
ああ、でも今日は、「ひとりでゴハン食べるのさびしい」言うてあまりの寂しさに耐えられず、私が帰宅したらひとりで寝床にもぐりこんでおりました。
だからどんなんやねん!
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる