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71 「ジガルタンダ」
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はいこんにちは。
いやあやっと観られました!
先に「ジガルタンダXX(ダブルエックス)」を観てしまっていて、どこかで観る機会がないものか……と思っていたところ、例によってあの「塚口サンサン劇場」さまが「ジガルタンダ」と「ジガルタンダXX」を続けて期間限定上映してくださいまして。
すでに観ていたのですが、つづけて「XX」のほうももう一度観てまいりました~。
〇「ジガルタンダ」(原題または英題「Jigarthanda」)
2014年製作
監督・脚本:カールティク・スッバラージ
出演:シッダールト / ボビー・シンハー / カルナーカラン / ナーサル / ラクシュミ・メーノーン / ヴィジャイ・セードゥパティ(特別出演)
インド タミル語 171分 PG12
……見ました? 見えました? そう、最後の「特別出演」の項目をッッ!
じつはそうとは知らずに観ていて、ヴィジャイ・セードゥパティさんが出てきてびっくりしちゃいました(&めっちゃうれしい・笑)。いや出てきておかしくないですけどもね、なにしろ「タミルの至宝」とまで言われている俳優さんなんやから!
まえに「XX」のほうをご紹介したとき、「先に前作の『ジガルタンダ』を観てなくて大丈夫なのかなあ」って不安になったことを書きましたが、結論から言って「問題なし! ただし観ておいた方が関連性をじっくり考えるのにはよき!」みたいなことでした、はい。
共通項はやっぱり「シネマ」。それから「ギャング」(!)。
映画というものにいかに人々を動かす力があるかを、この監督さんは心から信じているんだなあとあらためて思わされました。
さてさて、それでは「ジガルタンダ」の冒頭をちょっとご紹介。
主人公は、チェンナイに住む映画監督を目指している青年、カールティク(シッダールト)。
冒頭のシーンはアマチュア監督コンテスト番組の収録。セミ・ファイナルまで進んだカールティクでしたが、そこで敗退。肩を落とすカールティクに、審査員を務めた大物プロデューサーが長編映画の製作を持ちかけてきます。
「とにかく大衆が喜ぶ、金儲けになる映画を撮れ。そうだギャング映画がいい。本物のギャングの抗争を映画にしろ」と。
あまりの無理難題に頭を抱えるカールティク。
しかし結局、州南部のマドゥライで凄まじい悪名をとどろかせているギャングのボス、セードゥ(ボビー・シンハー)の映画を撮ろうと決意。親友とともにセードゥの情報をあれこれと集め始めるのでしたが、それ自体がもう命がけで、常にドキドキもの。
なぜならセードゥは、自分のことをコソコソと嗅ぎまわっている者の情報にはとても敏感で、記者などもすぐに捕まえて容赦なく殺しまくる男だからです!
……てなわけで、やっぱりギャングを撮る映画が中心にあり、それをめぐって起こる様々な人間ドラマ、ハラハラドキドキ、そしてやっぱり最後は「そこまでいくん?」とびっくりするような流れに……。
これまたぜひぜひ、観てほしいです!
ちなみにその日、私は続けて2回目の「XX」も観たわけですが、なぜか1回目よりもはるかにしんどくて、泣けて泣けて困りました……。「XX」の特に後半はもう、本当にハンカチ必須。映画館の中でも、お客さんの中から鼻をすする音があちこちから聞こえてきていましたもん……。ほんと名作ですよ、まちがいなく。
あ、そうそう。
これは余談なのですが、その日帰宅したところ、やっと発売された日本語版ブルーレイディスク「マスター 先生がくる」が届いており、大喜びでそのまま視聴しましたよわたくし……すべて3時間ほどの映画なので、合計9時間ぶんインド映画にどっぷりの一日になりましたとさ!
ではでは、ドスティ!
いやあやっと観られました!
先に「ジガルタンダXX(ダブルエックス)」を観てしまっていて、どこかで観る機会がないものか……と思っていたところ、例によってあの「塚口サンサン劇場」さまが「ジガルタンダ」と「ジガルタンダXX」を続けて期間限定上映してくださいまして。
すでに観ていたのですが、つづけて「XX」のほうももう一度観てまいりました~。
〇「ジガルタンダ」(原題または英題「Jigarthanda」)
2014年製作
監督・脚本:カールティク・スッバラージ
出演:シッダールト / ボビー・シンハー / カルナーカラン / ナーサル / ラクシュミ・メーノーン / ヴィジャイ・セードゥパティ(特別出演)
インド タミル語 171分 PG12
……見ました? 見えました? そう、最後の「特別出演」の項目をッッ!
じつはそうとは知らずに観ていて、ヴィジャイ・セードゥパティさんが出てきてびっくりしちゃいました(&めっちゃうれしい・笑)。いや出てきておかしくないですけどもね、なにしろ「タミルの至宝」とまで言われている俳優さんなんやから!
まえに「XX」のほうをご紹介したとき、「先に前作の『ジガルタンダ』を観てなくて大丈夫なのかなあ」って不安になったことを書きましたが、結論から言って「問題なし! ただし観ておいた方が関連性をじっくり考えるのにはよき!」みたいなことでした、はい。
共通項はやっぱり「シネマ」。それから「ギャング」(!)。
映画というものにいかに人々を動かす力があるかを、この監督さんは心から信じているんだなあとあらためて思わされました。
さてさて、それでは「ジガルタンダ」の冒頭をちょっとご紹介。
主人公は、チェンナイに住む映画監督を目指している青年、カールティク(シッダールト)。
冒頭のシーンはアマチュア監督コンテスト番組の収録。セミ・ファイナルまで進んだカールティクでしたが、そこで敗退。肩を落とすカールティクに、審査員を務めた大物プロデューサーが長編映画の製作を持ちかけてきます。
「とにかく大衆が喜ぶ、金儲けになる映画を撮れ。そうだギャング映画がいい。本物のギャングの抗争を映画にしろ」と。
あまりの無理難題に頭を抱えるカールティク。
しかし結局、州南部のマドゥライで凄まじい悪名をとどろかせているギャングのボス、セードゥ(ボビー・シンハー)の映画を撮ろうと決意。親友とともにセードゥの情報をあれこれと集め始めるのでしたが、それ自体がもう命がけで、常にドキドキもの。
なぜならセードゥは、自分のことをコソコソと嗅ぎまわっている者の情報にはとても敏感で、記者などもすぐに捕まえて容赦なく殺しまくる男だからです!
……てなわけで、やっぱりギャングを撮る映画が中心にあり、それをめぐって起こる様々な人間ドラマ、ハラハラドキドキ、そしてやっぱり最後は「そこまでいくん?」とびっくりするような流れに……。
これまたぜひぜひ、観てほしいです!
ちなみにその日、私は続けて2回目の「XX」も観たわけですが、なぜか1回目よりもはるかにしんどくて、泣けて泣けて困りました……。「XX」の特に後半はもう、本当にハンカチ必須。映画館の中でも、お客さんの中から鼻をすする音があちこちから聞こえてきていましたもん……。ほんと名作ですよ、まちがいなく。
あ、そうそう。
これは余談なのですが、その日帰宅したところ、やっと発売された日本語版ブルーレイディスク「マスター 先生がくる」が届いており、大喜びでそのまま視聴しましたよわたくし……すべて3時間ほどの映画なので、合計9時間ぶんインド映画にどっぷりの一日になりましたとさ!
ではでは、ドスティ!
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