女詫び

女詫び・浅沼綾子編（6）

女詫び・浅沼綾子（6）


広間からは綾子がペニス竹刀や電マで責められ身悶えて漏らす喘ぎや呻き声ではなく、吐きそうになって喉を鳴らす声しか聞こえてこない。
輝雄は明らかに綾子が口を犯されていると見抜いた。
しかし誰が？
権藤はこのような場合でも人前で自分が女を責めることはしない。
武田だ。署長にやらせているのだ。
輝雄は確信した。


ーーー大広間ーーー

綾子は四つん這いで尻を突き出し、後ろから張にペニス竹刀を膣に挿入されたままクリトリスに電マを当てられている。
張ならではの後方からの２点責めである。
そして起き上がった上半身の目の前にはズボンを降して膝立ちで剥き出しになった武田の勃起したペニスがそびえている。
綾子は膣に挿入されたペニス竹刀とクリトリスに当てられた電マの振動で体を痙攣させながら喘いでいた。
時折漏れてしまう呻き声を懸命に堪え、目を閉じ、顔をしかめて耐えている。
権藤は綾子に口を開くように命じて…後頭部に手をやってまるで道具の様に武田の勃起したペニスに顔を押し付けた。
真っ直ぐに、いきなり喉の奥まで達したペニスに突かれ嘔吐しそうな呻きを漏らす。

権藤の邪悪な辱めの最後は…武田が果てたら全て終了としてやる…というものだった。
権藤の命令で武田は自分の手で綾子の頭を掴み、前後に揺すって喉の奥を突かねばならない。
そして白濁を綾子の口内に放出して全て飲み込ませた時点で女詫びの終了としてやる…ということだった。
武田は少しでも早く綾子を解放してやろうと激しく喉の奥を突いた。
その度に綾子は嘔吐しそうになって喉を鳴らす…。

ーーー隣室・控えの間ーーー

庸一はまるで事態を把握することができなかった。
それでも綾子が苦しそうに喉を鳴らす呻き声に欲情は収まらず股間を扱き続けている。
もう思考は全く停止してしまったのだろう。

男色の輝雄は武田のペニスを綾子に奪われたような気持ちになり、それならば綾子の夫のペニスは自分が奪ってやる…と普通では理解不能な嫉妬心に駆られていた。
そして事態を全く理解していない庸一に輝雄は腹が立ってきた。

「あんた、まだイってないの？もう！ぐずぐずして、はっきりしなさいよ！あんたの奥さん、どんな目に遭ってるかわかってんの？お天道様の下を歩けなくなるくらい恥ずかしい思いをさせられてんだよ！あんたも少しは人に言えない恥ずかしい仕打ちを受けてみなさい！」

そう言うと輝雄は庸一の前に座り込み、驚くほどの力であっという間に庸一の下半身を剥き出しにしてしまう。
庸一は呆気にとられて抵抗する間も無く、勃起したペニスを輝雄の口に含まれた。
「あうっ！」
悲鳴をあげたが抵抗は出来ず、じっとして下半身に力が入る。
「あぁっ、、」
輝雄の舌技は絶妙だった。
隣室からは綾子の吐きそうになって苦しげにげえっげえっと喉を鳴らす声と、張に責められる膣とクリトリスの刺激に耐えられず時々ペニスから口を逃して、呻く声が聞き取れる。
輝雄は舌技の力加減をして綾子が武田を果てさせるタイミングと合わせようとした。

そしてついに武田が果てる声を上げた瞬間、輝雄も庸一のペニスに吸い付いて激しく口全体で扱き、果てさせた。
口内に放たれた白濁を飲み込んで、舌を絡めて庸一のペニスを舐め回して、やっと口から離す。
庸一は「あぅ、、んんっ、」と快感に顔をしかめ身を震わせた。

「どお？気持ちよかったでしょ？あんた男の私にフェラされて果てたんだからね。こんなこと人に言える？」

庸一はやっと欲情から解放されて、起こった事態の異様な結果にショックを受けた。

「奥さんはもっと人に言えないような目に遭わされたんだよ。これで少しは奥さんの気持ちもわかるでしょ。」

庸一は今日綾子と自分の身に起こったことを咀嚼し切れなかった。
ただ綾子の悲鳴や呻き声、泣き声が耳に残っており痛ましい思いで一杯だった。
自分がそんな綾子の様子に欲情してしまったことが今は悪夢としか思えなかった。

「あっちも終わったようだよ。あたしたちは会長室で待ちましょう。」

そう言われて立ち上がろうとすると自分の下半身が剥き出しになっている事に初めて気づく。
今まで朦朧として悪夢の世界で起こったことのように感じていたことが現実だとを思い知らされた。
慌てて身支度を整えて輝雄の後をついて会長室に向かった。

綾子、武田、権藤はまだ会長室にはいなかった。
だいぶ時間が経ってから３人は戻ってきた。

武田と権藤の後ろに隠れるようにして入ってきた綾子は泣きはらした顔をして悲しげに庸一を見た…。




女詫び・浅沼綾子編・終わり

後日談は改めて…。