女詫び・2

柏餅

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女詫び・水本佐江子・前編

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女詫び・水本佐江子




登場人物

水本佐江子(48才。SAE芸能プロダクションの敏腕社長兼チーフマネージャー。今までに2人のタレント、歌手、女優を世に送り出して成功している。今は期待の大型新人・池内淳平の売り出しに力を入れていた。)

池内淳平(26才。大型新人歌手と称され人気上昇中。甘いマスクと熱唱するスタイルが女性に大人気。その実直なキャラクターで若い女性のみならず幅広い人気を獲得してる。)

豊田誠一(43才。県議会議員。地元の有力者であった父・文雄の威光で政界に進出した。あらゆることに顔が効く裏社会のフィクサーでもある。表と裏の顔の使い分けが上手く心の奥に淫靡な嗜虐性を隠している。)

権藤勇美(66才。地元反社会勢力『宥和会』の会長。自分たちが必要悪であることを自認しており警察とも一線を引いた上で上手く付き合っている。穏やかそうな紳士然とした風貌だがいざという時に見せる鋭い眼光は残忍で威圧的。)

趙さん(50代。日本語が少し辿々しく無口なアジア系のプロの色事師。)

伊東輝雄(65才。自分のことを<テルオちゃん>と名乗る。権藤の配下で一番の古株。Sっ気のある男色。)





女詫び・水本佐江子・前編


宥和会は表向きは金融業を営む。その実は反社会勢力。いわゆる闇金である。繁華街の商店からみかじめ料を徴収もするが困窮した店主には店の維持費を調達してやったり、揉め事を解決してやる等それなりに街の均衡に役立っている。
警察もそこまでは承知で、素人に手を出さない限り宥和会のことはお目溢しをしていた。
また、警察が表立って取り締まれない事案を任せたりもして持ちつ持たれつの関係だった。

今回、宥和会は地元の若き有力政治家・豊田清一の誕生祝賀会の一切を取り仕切ることになった。
豊田の娘・敦子は最近人気急上昇の歌手・池内淳平の大ファン。
宥和会は当然ながら興行を取り仕切るその道のプロでもある。
豊田は祝賀会に宥和会の口利きで淳平を招聘して娘を喜ばせようと思った。
淳平の所属するSAEプロダクションの水本佐江子社長はもともと宥和会や豊田の地元の出身だった。
そもそも中央に進出してプロダクションを設立できたのは豊田の父・文雄の力添えがあってのこと。
SAEプロダクションは淳平の出演依頼を宥和会が表に出ないことを条件に引き受けざるを得なかった。
今回限りの極秘裏営業である。
実情を知るのは宥和会会長・権藤、豊田誠一、そしてSAEプロの社長・水本佐江子だけだった。
表向きは単に地元の有力議員・豊田誠一の誕生祝賀会での営業ということになっている。

ところが・・・
出演当事者・池内淳平が事の裏側を知ってしまう。
公演前日に事務所で社長が電話で話している内容を聞いてしまったのだ。
皮肉にも佐江子は電話口で呉々も秘密が漏洩しないようにと宥和会に念を押しているところだった。
淳平に問い詰められて誤魔化し切れずに事実を白状するしかなかった。
その上で新人の淳平に芸能界の裏事情について本音で丁寧に説明して理解を求めたが…。
5時間にも及ぶ説得も若い正義漢には理解されず、もし自分が芸能界に居場所を失うとしても絶対に出演を断ると言ってきかなかった。
そもそも反社会勢力との関わりで裏営業をするのは御法度である。
SAEプロダクションは今までにその類の仕事をした事は無かった。
佐江子は男勝りの気性ではっきりとものを言い、正義感と責任感の強さで今まで育ててきた自社のタレント達に信頼され慕われていた。
何よりもタレントの立場に立ってその夢の実現に共に頑張ってきたのだ。
淳平の出演拒否に佐江子は困り果てた。
もし出演を断れば今回の状況は主催者側からこちらが一方的に責めを負っても言い逃れのしようがない。
祝賀会前日の夜に一方的に断りの連絡を入れるなどあり得ないことだ。
佐江子は考えた挙句、それでも出演を断ることを決意した。
しかし相手が悪い。
反社会勢力の宥和会にSAEプロダクションはどのような責任をとらされることになるだろう。
ただ僅かな望みは、今回の依頼主が自分を支援してくれた豊田文雄の子息であることだった。
正直に事情を話せば理解してくれるのではないか…。
その上で宥和会との間に入ってくれないか…。





佐江子は大学時代ミスキャンパスに選ばれ在学中からモデルの仕事をしていた。
大柄で細身、美貌の持ち主はショーモデルとして期待された。
性格も明るく活発で学友や仕事に関わる者たちにも人気があった。
もてはやされる佐江子はモデル同士の妬みから虐められもしたが、それでも争うこと無く上手く切り抜けてきた。
佐江子の気の強さは攻撃的にはならずに打たれても自分の正義感に自信があるので動じないことだった。
しかし卒業すると少し体重が増えて、周囲からは益々色っぽくなったと評されるが、その肉感的な体型はモデルとしては都合が悪かった。
直ぐに自分が表舞台に担ぎ出されるより裏方としてマネージメントや経営に関わる側に居場所を求めるようになる。
面倒を見られるより面倒を見る方が性に合っていると思ったのだ。
その頃に40代の若かりし豊田文雄と出会っていた。誠一の実父である。
起業家の豊田は芸能プロダクションの経営にも携わり、モデルだった佐江子をスタッフとして雇い入れた。
優しく親身になって佐江子の将来を応援してくれた。
豊田には妻子があったが二人の関係が不倫に発展するのに時間はかからなかった。
交際は一年ほど続いたが佐江子が豊田の妻や家族を欺いていることに耐えられなくなって身を引いた。
豊田は離れていく佐江子に独立するには十分の融資をしてやった。
二人の関係は円満に終わり、佐江子は地元を離れ中央に進出して自分のプロダクションを設立するに至ったのだ。
それがSAEプロダクションである。
仕事に邁進するあまり婚期を逃してしまい、気付くと妊娠が難しい年齢になっていたが後悔はしていない。
SAEプロに所属するタレント達が自分の子供のようなものだ。





淳平との長い話し合いの後、佐江子は宥和会に淳平が高熱の為出演が出来なくなったと連絡を入れた。
案の定、会長の権藤は激怒した。
「アンタにはそれなりの落とし前をつけてもらうからな」と恫喝され電話は切られた。
覚悟はしていたつもりだが佐江子は恐怖に身震いした。
気持ちを落ち着けて、豊田誠一にはまず電話で淳平が出演出来なくなったとを知らせ、後日改めてお詫びに参る旨を伝えた。
誠一は冷静に受け止めてくれた様に思えた。





宥和会は誠一の父・文雄の代から秘密裏に関係を築いており裏社会に於いて互いに協力し合う仲だった。
会長の権藤は文雄の運転手から始めて、その男気を認められ公表出来ない汚れ仕事を任されるようになった。
文雄はその見返りとして権藤の組織作りに協力して宥和会は地元一の勢力を築くことになったのである。
その関係は息子・誠一の代になっても続いていた。

誠一は池内淳平が所属するプロダクションの社長・水本佐江子が父の元愛人だということを知っていた。
10年前に父が急逝して、母は今まで秘密にしていた愛人の存在を恨みを持って息子に話した。
母は父の不倫に気付いていたのだ。
佐江子が文雄の援助で中央に進出して芸能プロダクションを成功させていることも知っていた。
今回の祝賀会にSAEプロダクション所属タレントの出演を依頼したことは娘の為とはいえ母の胸中を察すると誠一にとって複雑な思いだった。
そこへ宥和会からSAEプロの一方的な通告で池内淳平が出演出来なくなったと詫びの一報が入った。
誠一は思うところが有る中、それでも娘の為ならと発注した案件なのに裏切られた思いだった。
初めて水本佐江子という父の元愛人に母の恨みを重ねて怒りを感じた。
宥和会からの知らせの直後、佐江子から詫びの電話が入った。
誠一は無表情のまま了解したが、その胸の内には邪悪な思いが渦巻いていた。

祝賀会当日は池内淳平高熱の為出演が不可能になったと公表して事態の真相が表沙汰になることはなかった。
淳平には佐江子が所有する別荘に身を隠しているよう指示した。
宥和会としては組自体にとっても依頼主豊田誠一に対しても面目丸潰れで大恥をかかされたことになる。
これは見過ごす事が出来ない事態であった。





女詫び・・・
それは文字通り女が詫びを入れる儀式のことである。
男なら斬指をして落とし前をつける。
それに代わる女の落とし前のつけ方のことを言うのだが…。
それは女にとってはこれ以上ない程の辱めである。
大勢の組員が集まった組事務所の大広間で女はまず全裸を命じられ、斬指の代わりに大股開きで恥毛を剃られる。
それだけでは終わらず、口淫を強いられゲエゲエ喉を鳴らすまで責められたり、仰向けや四つん這いで淫具を使われて強制的に気を遣らされる。
放尿を命じられることもある。
それらの行為を組員達衆目に晒されるのだ。
最も酷い場合は最後に組員達によって輪姦されてしまう場合もある。
責め手はこの道のプロ、色事師の「趙さん」と呼ばれる日本語が少し辿々しいアジア系の大男だ。
趙の手に掛かって気を遣らなかった女はいない。
女詫びをさせられるのは大抵素人ではなく何らかの形で裏社会に関わりを持つ女が多いが、どんなに気の強い海千山千のアバズレ女でも最後は惨めに泣いて許しを乞うことになる。
このような淫靡で残虐な行為を見世物にすることは関わった者だけの秘密にするというのが裏社会の掟だ。
その秘密を部外者に漏らす者は居ない。
裏社会の掟に反した者がどうなったか、皆知っているからである。
それ故、女詫びをさせられた女はその後、黙して語らず組に従い裏社会で守られ続けるのだ。
しかしそれでも女詫びで受けた屈辱に耐えられず、密かに地元を離れて身を隠してしまう者もいる。

尚子は佐江子の小中学校時代の幼友達だ。
彼女は同性愛者、レズビアンである。
中学生の時に佐江子とキスをした事があった。
佐江子は思春期の好奇心で戯の様なつもりだったが尚子はその頃から自分の性に目覚めていた。
佐江子に対して恋心を持ちながらも二人は仲の良い友達として交際が続いた。
大人になってからも時々連絡を取り合っていた。
尚子が地元にスナックを開業したときはSAEプロの新人歌手を連れて祝いに駆けつけた。
尚子にとって人生で一番輝いた日になった。
後に尚子は女詫びを経験することになる。
弟が宥和会の構成員で、みかじめ料として徴収した金に長期に渡り手をつけていたことが発覚して斬指だけでは済まない程の制裁を受ける羽目になった。
尚子はなんとか命だけは助けてもらおうと身代わりに女詫びを申し出たのだ。
女詫びの後、地元を離れて知り合いの居ない遠い街に移り住み、税理事務所に勤め一人暮らしの生計を立てている。

浅沼綾子(旧姓・木嶋)は高校の後輩でテニスサークルで共に汗を流し「あやちゃん」「さえ姉」と呼び合う仲良しだった。
共に正義感が強く何かあるごとにいつも共感していた。
活発で頑張り屋の二人はダブルスのペアーを組み県大会まで勝ち抜いたこともあった。
卒業後は警察官の父の影響で警察学校へ。
見事に地元の警察官になって交通課の課長にまで昇進した。
年下の夫も警察官だった。
5年ほど前に彼女も女詫びを経験させられた。
隣町の反社会勢力・菊遂会と手打ち儀式の最中に、見逃す密約を結んでいた菊遂会の10数台にも及ぶ駐車違反を新人警官が取り締まってしまったのだ。
菊遂会の連中に宥和会は地元警察も操れないのかと散々馬鹿にされ大恥をかかされた。
そして街の均衡を保つ為に警察も黙認していた手打ちはご破産になってしまった。
宥和会と密約を交わしていた警察も知らんぷりでは通らない。
綾子は交通課課長として責任を取らされたのだ。
彼女の場合、女詫びに警察署長、警察官の夫まで巻き込まれる羽目になった。
警察署長は夫婦の仲人をした恩人であり、家族付き合いをしている仲だった。
女詫びの後、夫婦は離婚して署長の配慮でそれぞれが違う赴任地に配属された。

佐江子は裏社会と関係を持つ様な仕事の仕方はしていないが、それでも芸能プロダクションを20年以上も続けていれば色々な情報は入ってくる。
幼友達の女詫びの話を聞いたときはショックだった。
そもそも女詫びのことは裏社会の掟としてそういうお仕置きの儀式があるということは知っていた。
しかし実際に自分の友達が二人もそれをさせられるとは…。
尚子は地元を離れる前に佐江子を訪れて女詫びのことを話した。
当時二人は30代半ばを過ぎた年頃で佐江子はプロダクション経営に成功していた。
反社会勢力の恐ろしさを身をもって体験してしまった尚子は芸能界と反社会勢力の結び付きを心配したのだ。
「佐江子はそんなことにはならないと思うけど、もし女詫びさせられる事態になったら豊田さんの息子の誠一という議員を頼りなさい。助けてくれる訳じゃないけど、組事務所で大勢の組員達に晒されずには済むわ。」
尚子は佐江子と豊田文雄の関係を知っていた。
その息子を頼って、自分の女詫びは数名の関係者だけで済ませてもらえたと伝えた。
しかし隠した事実もあった。
かつて佐江子に恋心を抱いた尚子にとって、自分が受けた辱めを全て打ち明けることは出来なかったのだ。
それは…。
豊田誠一と宥和会の関係は僅かなスタッフと宥和会の幹部のみが知る。
表の顔に傷がつくのを恐れ誠一本人が組事務所に行くことはなかった。
しかし誠一は陰険なサディストで女詫びを見たがっている。
時々権藤会長に頼み込み自分と宥和会の関係を知る数名の幹部だけで女詫びを見学していた。
それは豊田家所有の料亭の離れで密かに行われる。
権藤は誠一が好みそうな堅気の素人女性、しかも弟を救う為に自ら女詫びを申し出た尚子の女詫びを見せてやろうと企てた。
尚子に大勢の組員の前で晒し者にされたくなければ豊田議員に自分の女詫びを見て欲しいと頼めば良いと教えたのだ。
女詫びの恐怖に縮み上がっていた尚子は藁をも縋る気持ちで豊田誠一の元を訪ねた。
尚子も子供ではない。
誠一に抱かれる覚悟をして頼みに行った。
しかしただ抱かれるだけでは済まなかった。
誠一は女が羞恥に苛まれ身悶えして辛さを堪える様子を見るのが好きなのだ。
明るい部屋で全裸を命じられ、言われるがままにあらゆる恥ずかしいポーズを取らされ視姦された。
そして尚子の女詫びは宥和会幹部数名の立ち会いの下、誠一も同席して料亭の離れで行われた。
尚子は女の生き恥晒しの地獄を味合わされた。
到底我慢出来るようなお仕置きではなかった。
全裸を手でかばうことも許されず、泣きながら羞恥に震える両足を開いて恥部を見せて剃毛された。
そして恥毛を失った陰部を拡げて放尿まで見られた。
その後激しい口淫でゲエゲエと喉を突かれ、淫具で何度も気を遣るまで散々に責められ、泣いて許しを乞うしかなかった。
一番辛かったのは女詫びの席に弟が同席させられ、全てを見られたことだった。
姉弟にとってなんとも酷い仕置きであった。
尚子はこの様な女詫びで自分が受けた辱めの全てを佐江子には話せなかった。
ただ自分が身代わりになって女詫びをさせられた事を知る弟にもう会うことも出来ないと言って佐江子の元を去って行った。





祝賀会の翌日、佐江子は誠一の事務所を訪れた。
奥の応接室に通されて来客用のソファセットに対座する。
佐江子は深々と頭を下げ、先代の文雄に世話になった事への感謝を述べ、今回の不祥事を誠心誠意詫びた。
詫びながらも心のどこかで父親に後押しされた自分への理解を願った。
しかしそれは的外れの望みだった。
「あなたのことは存じ上げていますよ。あなたの存在が母をどれだけ苦しめているかご存知ですか?」
誠一の言葉に佐江子は驚愕して目を見開いたまま言葉を失った。
「、、、、、」
「それでも私は娘の望みを叶えようと池内淳平君の出演依頼を宥和会を通してあなたにお願いしたんです。それなのに、、娘もがっかりしています。」
「本当に申し訳ございません。池内が回復した折には必ずお嬢様に直にお詫びに伺わせますので、どうかお許しください、、。」
佐江子は平身低頭で謝罪した。
催しがどうであれファンの気持ちに応えるのはタレントの役目である。
池内淳平をなんとしても誠一の娘に合わせると約束した。
「まあ娘はそれで気が済むかもしれませんが、、大人の世界はそうは行かないでしょう。宥和会の権藤会長、顔を潰されたって酷くお怒りでしたからねえ。」
宥和会にはこの後謝罪に行くつもりだった。
謝罪を受け入れてもらう代わりにどの様なことを要求されるのか怯える気持ちは抑えられなかったが逃げる訳にはいかない。
「はい、、。宥和会様にもこれから謝罪に参るつもりでございます。」
誠一は佐江子には気取られぬ様ニヤっと陰険な笑みを浮かべた。
「水本さん、あんたも芸能プロを20年以上続けてこられたベテランだ。裏社会の事情もご存知でしょう?」
「はい?」
「こういう掟破りの不祥事を詫びる儀式があるの、知ってますよね?」
恐れていた展開をまさか誠一に告げられるとは…。
「権藤さん、あんたに私の前で女詫びをさせるって、それで今回の不手際を許してくれって、私に頭を下げてきましたよ。」
佐江子は二の句を告げられないでいる。
「まあ、権藤さんに頭下げられたら私も了解するしかないですよ。何せ父の代からの深い仲ですからねえ。」
誠一から目を逸らし俯いてじっとしたまま動けない。
…どれほど時間が経ったのだろう…。
心の内はなんとか女詫びを許してもらう方策は無いかと足掻いていた。
しかし…どのように考えてもこれは逃れる道など無いと分かっていることだ。
「、、、本当に申し訳ございませんでした。」
佐江子はソファに姿勢を正し両手を膝の上に揃え深々と頭を下げた。
女詫びをさせられることに覚悟を決めた礼だった。
「まあこうなった以上、あんたもしっかり詫びて見せるしか無いですよね。私の方からせめて内うちでやってくれと口添えはしましたけどね。亡くなった父も元愛人が事務所で大勢の組員達の晒し者にされるのは望まないでしょう。」
佐江子は誠一の言葉で救われた気持ちにはならなかったが尚子の話を思い出していた。
自分は頼んだわけでは無いが結果的に大勢の前で晒し者にされずに済むのか…。
「それでね、口添えしてあげたんだから、ちょっとここで私に楽しませてもらえませんか。あんたがちゃんと女詫びをする覚悟があるのか、確かめたいんですよ。」
誠一の言っている意味がわからなかったが、もう逆らうことは出来ないと悟っていた。
「、、、確かめる、、のですか?、、どうすれば?、、」
怪訝な顔で訊ねる。
「そのパンツスーツの上から股に触らせてもらえますか?」
一瞬訳がわからなかったが、その言葉を理解するとカーッと頭に血が上り顔が真っ赤に火照った。
しかし逆らえない。
「ど、どうすれば、良いでしょう?」
オドオドと小声で聞く。
「立ち上がって、私の前に来て下さい。」
「、、はい、、。」
佐江子は言われた通り立ち上がり誠一の前へ歩み出る。
誠一はソファに深々と身を沈めた姿勢から少し身を起こす。
その目の前に立つよう命じられると佐江子の股間はちょうど誠一の視線の位置にある。
誠一はぴったりとしたパンツが張り付いたように恥丘の盛り上がりを見せる部分に無遠慮な視線を向ける。
「ほお、水本さんはけっこう土手高なのかな?良い盛り具合じゃ無いですか。」
「えぇ、、っ、、。」
誠一の想いもよらぬ言葉に照れ笑いのような笑みを浮かべて恥ずかしさを誤魔化そうとした。
佐江子は大学生の頃、一度だけ水着メーカーからモデルを依頼されたことがある。
しかしカメラテストで佐江子の水着姿が少し卑猥な感じがしてしまうと落とされたのだ。
後で理由を聞くと…恥丘の盛り上がり具合が目立ってしまうからだと言われた。
今それをまた、しかも明らかに卑猥な目で見て指摘された。
両手でパンツの前を隠したかった。
「さあ、それでは、ちょっと触らせてもらいますよ、、。」
「はい、、。」
小声で返事をして身構えた。
誠一は目の前の股間に手を伸ばし、恥丘の盛り上がり具合を確かめるように念入りに撫でる。
佐江子は触れられてピクッと反応して思わず腰を引きそうになるが堪えた。
「女詫びは知ってますよね?ここの毛をみんなの前で剃られるんですよ。それだけじゃ無い、、ここも、、。」
誠一は閉じ合わされた太腿の間に指を差し入れ左右の大陰唇の合わさり目を探るように押し付ける。
「あっ」
佐江子は思わず声を漏らした。
「こんな風に弄られたり、、もっと酷いことも、、辛いですよ?、、ちゃんと女詫びして見せられますか?」
「はい、、っ、、きちんと、お詫びさせて、頂きます、、。」
佐江子は股間の刺激に時折身体をひくつかせながら小声で答えた。
誠一は姿勢を崩さぬように立ち続けて逆らおうとしない佐江子に気を良くして股間を触り続けた。
柔らかく盛り上がった恥丘に刻まれた陰裂を探り当て指先を這わせる。
「んんっ、、」
佐江子は身体に力を込めて刺激に耐えている。
「ふふふ、、きちんと女詫びの覚悟をしたようですね。権藤さんにあんまり酷いことはしないで許してやってくれと口添えしておきますよ。だから、、もう少し良いかな?」
「はいっ、、んん、、お口添えに感謝します、、んんっ、、はっ、、」
佐江子はクリトリスを探り当てられ、既に勃起したそれをコリコリと揉まれると体の痙攣も声も抑えられなくなりそうだった。
しかしそれでも乱れぬように我慢して腰を引いて逃げたり逆らう素振りは見せなかった。
こんな風に男性に玩具のように扱われたのは生まれて初めてのことだ。
誠一の父親・文雄は優しく紳士であった。
女詫びはこんなもんじゃ無いですよと立ったまま着衣の上から散々弄ばれてやっと解放された。
股間から手を離されて一瞬身体が反応して「はぅっ」と大きく吐息を漏らし痙攣してしまう。
誠一はそんな佐江子を見逃さずニヤリと陰険な笑みを浮かべた。

誠一の事務所を後にしたその足で佐江子は宥和会へと向かった。
頭の中は女詫びのことが渦巻いて視野が遠のくような感覚に襲われている。
先程誠一にパンツの上からとはいえ陰部を刺激され、その疼きも宿したままだった。
宥和会の事務所に着くと応接室に通され権藤の登場を待たされた
どんな恐ろしい恫喝が待っているかとビクビクしていたが、現れた権藤は意外と穏やかな様子だった。
「この都度は私共の都合で大変なご迷惑となる不祥事を起こしてしまい誠に申し訳ございませんでした。」
佐江子はソファから立ち上がって深々と頭を下げた。
「まったく困ったことになったねえ。うちらも豊田先生に面目が立たないって事態なんだよ。」
ぞんざいな口の利き方ではあるが恫喝ではなかった。
「それでね、豊田先生にはあんたに女詫びをさせるってことで許してもらったんだよ。良いな?女詫び、わかるよな?」
権藤は女詫びが普通に詫びることのように言う。
佐江子も普通に詫びれば済むことのように錯覚しそうだった。
しかしそんな訳はなかった。
「あんた下の毛は処理してないよな?最初からツルツルじゃ困るんだよ。まあ、その時はもうちょっとキツイお仕置きもあるんだがね、、。土手の根性焼きは痛えからなあ、跡も残るし。」
いきなり女詫びの現実を突きつけられた。
「は、はい、、その、、処理はしていません、、。」
「よしよし。それじゃ女詫びで剃られるまで、まあせいぜい大事にな。」
あたかも当然のことのように権藤の口から語られる女詫びの事実。
佐江子にはどこか現実の事とは思えない。
しかしこれは紛れもなくこれから自分の身に起きる現実なのだ。
権藤は女詫びの仔細を説明した。
場所は豊田家所有の料亭の二の間続きの離れ。
仕置き人はプロの色事師。
証人となるのは権藤と宥和会幹部5人、そして謝罪されるべき当事者・豊田誠一。
今回は誠一の口添えで同席するのは仕置き人を含め8人だけ。
権藤の説明を聞いても佐江子にはまだ女詫びの状況が想像出来なかった。
女詫びで裸にされることは知っている。
8人もの男の前で裸にならなければならない。
それでも組事務所でもっと大勢の組員たちの見世物にされるよりはましだという。
そして恥毛を剃られる。
いったいどんな格好でされるのか…。
「剃毛の後も頑張ってな。逆らうと痛い目に合うよ。」
剃毛の後?さっき誠一が言っていたように体を弄られて玩具にされるのだろうか。
「あんた、感じやすい方かい?イキやすい?」
「それは、、普通だと思います、、。」
「オナニーはするかい?」
「、、あまりしないです、、。」
権藤の話に圧倒されて通常では考えられない不躾な質問にも答えてしまう。
「そうかい。することはするんだな。」
そう言ってニヤリと卑猥な笑みを見せた権藤に鳥肌が立った。
「それじゃイクまでたっぷり楽しませてもらえそうだな。なあに、素直に気を遣って良いからよ、我慢することはねえ。」
気を遣る?それは…絶頂を迎えさせられるということか…。
そんなはしたないところまで晒されるのか。
佐江子は目眩がする想いだった。
最後に明後日に実行するから必ず来いと命じられ、逃げようとしても無駄だと念を押された。





放心状態でホテルに帰り着いた時にはもう日が暮れて暗くなっていた。
部屋の明かりも点けぬままぐったりとベッドに横たわった。
今日の出来事が走馬灯のように頭を廻る。
誠一は味方になってくれるかもしれないと少しでも期待した自分の愚かさを呪った。
事務所で言われるがままじっと我慢してパンツの上から股間に触らせたこと…。
思わず疼く感覚を呼び起こされてしまったことも。
あの時は女詫びを言い渡されたショックで拒むことも出来なかった。
宥和会では権藤に女詫びの恐怖と羞恥を煽られて卑猥な質問にも正直に答えてしまった。
そんなことを思い返していると何故か淫に身体が疼いてしまうのを感じた。
佐江子は性欲には淡白な方で自ら求めて淫に乱れたことなど無かった。
自分を慰める行為もほとんどしない。
しかしこの時は何かから逃れるようにパンツの中に手を差し入れて自慰をした。
そのまま眠り込んでしまった。

深夜に電話が鳴って目が覚めた。
淳平がいつまで姿を隠していれば良いか聞いてきたのだ。
佐江子は後1週間は隠れていなさいと伝える。
誠一や権藤に淳平は高熱が続き詫びの挨拶に連れてくることも出来ないと言い訳していたのだ。

佐江子は電話を切り、ベッドから起きて部屋の明かりをつけるとやっと我に帰ったように今後のことを冷静に考え始めた。
まず淳平以外のタレントのマネージメントは副社長に任せてあるのでここ1週間は大丈夫だろう。
淳平もこの1週間は新曲のレッスン以外のスケジュールは入れてなかったので他の仕事に穴を開ける心配はなかった。
仕事の段取りに問題は無いと確認すると…。
女詫びのことが再び佐江子に襲いかかってくる。
目が覚めて今日のことは全てが悪夢だったと思いたかった。
しかしこれは現実なのだ。
今日のことを思い返すと顔から火が出るような恥ずかしさと悔しさで涙が零れた。
全てを心から葬り去って無きことにしたかった。
しかし、それらがこれから自分の身に起こることの前段なのだと考えると心が凍る思いだった。
女詫びではいったいどんな羞恥地獄が待ち受けているのだろう。
8人の男の前で全裸、剃毛、気を遣るまで玩具にされる…どれも未だ現実感が無く想像すら出来なかった。
わかっているのはこの現実からはもう逃げられないということだった。

佐江子が女詫びのことを考えているのと同じ頃、誠一は昼間の佐江子の訪問を思い返していた。
パンツの上から股間に触れて、柔らかく盛り上がった恥丘の手触りや、陰裂を探り当て勃起させたクリトリスの感触が指先に残っている。
佐江子が堪えきれずに漏らした声や喘ぎ…。
それでもじっと我慢して逆らわなかったこと。
誠一は年上の女が責められて我慢する姿が特に好きだった。
佐江子はまさに誠一の好みの女である。
女詫びを想像した。
父の元愛人、母が恨む女…佐江子に関しては色々な思いが交錯するが女詫びをさせる事を考えると全てどうでも良くなった。
ミスキャンパス、長身でモデル経験者、プロダクションの敏腕社長、未だ衰えぬ美貌に益々脂が乗った官能的な体系、どこをとっても誠一には堪らなく魅力的な餌食だった。
しっかり者の敏腕経営者で、明るく活発なイメージしか見せない佐江子。
しかし色事師のプロ・趙さんの手にかかればどんなに我慢してもきっと泣くだろう。
そんな佐江子の身悶える姿を想像した。
楽しみで仕方なかった。





指定された女詫びの当日、佐江子は出かける前に湯浴みしていた。
ホテルのバスルームで自分の恥毛を見下ろす。
生えてきたのは中学生の頃。
それ以来お手入れや処理はしたことが無かった。
水着モデルのカメラテストの時でさえ気にならない程度の生え方だったのだ。
今日、生まれて初めて剃り取られる。
しかも8人もの男達が見ている前で。
どんな格好をさせられるんだろう。
きっと全て見られてしまう。
しかも恥毛を失って剥き出しになった様子まで…。
佐江子は自分の女性器を見たことが無かった。
文雄以外に今まで肌を許した3人の男にもあからさまに見られたことは無い。
閨房の営みはいつも暗くしていた。
唯一文雄には見せてくれと請われたことがある。
ホテルの部屋を明るくしてベッドに仰向けになり、両手で顔を隠して羞恥の呻きが漏れないように口を塞いだ。
文雄は佐江子の恥丘を撫で、ふっくらとした大陰唇に刻まれた陰裂を拡げた。
文雄の吐息を露にされた襞に感じると腰を反り返して羞恥を堪える。
文雄は敏感な柔肌に舌を這わせた。
「あっ」と短く声を漏らし腰を震わせて身悶える。
そしてあっという間に絶頂を迎えさせられた。
文雄は佐江子にとって二番目の男だった。
24歳の時である。
佐江子はその時の事を思い出していた。
そして今日は文雄の息子の前で女の生き恥を晒すことになる。
そう思うと何故か身体の芯が疼き陰部に熱い潤いを感じた。
シャワーを浴びて陰裂の内側も丁寧に洗い流そうと触れた瞬間、指が離せなくなった。
佐江子はシャワーを浴びながら立ったまま自慰をした。
こんなことは高校生の時以来だった。
どうしてこのような事態に欲情してしまうのか…。
一昨日の晩、誠一の事務所と宥和会の事務所で謝罪して帰ってきた時も…。
このままではまずい。
女詫びで意思に反して淫な渦に飲み込まれてしまう恐れを感じた。
佐江子は気持ちを引き締めて、どんな辱めを受けようと無様な痴態を晒さないようにと決意を新たにした。
湯浴みを済ませると昨日買ってきた新しい下着を身につけた。
ブラジャーとショーツ上下揃いのレースの無いプレーンな薄布で純白の下着。
男達の目に晒される可能性を考えて出来る限り扇情的にならない地味な下着を選んだ。
佐江子は手際良く身支度を終え、薄化粧をして、ホテルの部屋を後にした。





指定された料亭に着いてタクシーを降りると女将らしき女性が出迎えてくれた。
人目を憚るように手引きして玄関には入らず、そのまま庭の通路を通り抜けて離れへ案内された。
その外観は小振りの一軒家ほどもあり和洋折衷の洒落た家屋だ。
「中で皆さんお待ちですので、どうぞ。」
女将はそう言うと佐江子と目を合わせずに母屋の方に戻って行った。
ここで何が行われるか、きっと知っているのだろう。
離れの玄関先で一人にされると緊張で胸が高鳴り息苦しくなった。
これからこの中で裸になって辱められる。
覚悟は出来ているのだと何度も自分に言い聞かせた。
意を決して開戸を開けるといきなり、男達が大きなテーブルを囲んで連座しているのが目に入った。
「よう、水本さんよ、ちゃんと来たな。」
声を掛けてきたのは権藤だ。
「はい。」
返事をしたが男達を見渡すことは出来ずに目を伏せてしまう。
佐江子は既に震えていた。
「さあ、そんなところに居ないで、こっちに来な。」
権藤は立ち上がって佐江子を導き、男達の連座する座敷を通り抜けて奥の間の大きな肘掛け椅子に腰掛けさせた。
佐江子は俯いて目を伏せたままだったが、気圧されていては惨めな結果を招くだけだと顔を上げて前を見た。
男達が佐江子に注目している。
全員の後方に権藤がたち、手前の方に誠一の姿が見えた。
佐江子は立ち上がって姿勢を正す。
「この度のこと、誠に申し訳ありませんでした。本日はきちんとお詫びをさせて頂く為に参りました。」
そう言って体を折って深々と頭を下げた。
男達は押し黙ったまま、佐江子が姿勢を直すまで誰も口を開かなかった。
姿勢を直すと権藤が声を掛けた。
「よしよし、まあ座んなよ。」
「はい。」
佐江子は両足をきちんと揃えて座り直す。
今日はパンツスーツではなく濃紺の膝丈のビジネススーツに身を包んで来た。
パンツスーツで股間を弄られた記憶が佐江子にパンツスーツの着用を避けさせた。
「さて、水本さんよ、本当に詫びる気持ちで来たんだな?」
「はい。」
「そうかい。それじゃ裸の覚悟も良いな?」
いきなり言われて頭にカーッと血が上り怯えた目になったが、気付かれぬように深呼吸をして息を鎮め、頷いて見せる。
「はい。」
返事の声が上ずってしまった。
権藤はそんな佐江子をいやらしい目で見ている。
「よし。それじゃ趙を紹介しよう。こいつが今日あんたにお仕置きをする色事師の趙だ。」
紹介された体格の良い男が座ったまま口を開いた。
「趙です。今日は覚悟してね。辛いよ。我慢してね。」
その言葉に益々動揺したが返事をしない訳にはいかない空気だ。
「はい、、よろしくお願いします、、。」
「豊田先生は知ってるな?あとはうちの幹部連だ。今日あんたがきちんと詫びたことの証人になる。」
幹部連と紹介された男達は黙ったまま陰湿な目で佐江子をじっと眺めている。
「はい、どうぞよろしくお願いいたします。」
佐江子は怯える表情を隠すように深々と頭を下げて挨拶した。
「よし。さあ、それじゃ始めようか。」
権藤の言葉で佐江子は怯えた顔をあげる。
「は、い。」
静かな声で自分に覚悟を促すように頷いてはっきりと返事をした。
「まずあんたの覚悟を確認しておこう。ここではどんな事を命じられても逆らうことは許されない。良いな?」
「はい。」
「それじゃまずそこで座ったまま足を開いてあんたのスカートの中をみんなに見せてみな。」
「え!?」
そう言われて男達を見回すと座敷に連座して佐江子をじっと凝視している。
佐江子は洋室仕立ての次の間で椅子に腰掛けているので男達の視線の高さにぴったり閉じた膝頭がある。
足を開けば自ずとスカートの中は男達の視野に入ってしまう。
…始まったのだ。
もう逃げることも逆らうことも出来ない。
女詫びは目の前の男達に自分が女の生き恥晒しで身悶える様子を見せる儀式だ。
「はい。」と小さく返事をして両手を太腿に置き、顔を横に背けて目を閉じる。
震えそうになる足を意志に反する力を込めてゆっくりと開いていく。
背けた顔は辛そうに眉間に皺を寄せていた。
「ほらほら、あんたの覚悟はそんなもんかい?それじゃこれからの女詫びは務まらないぜ。今日は若い衆がいないからな。あんたには命令に従って自分で身体を開いてもらうことになる。ほら、もっと開きな。まだ裸にもなってねえし、下着もつけてるんだろ?」
権藤が言葉を荒げた。
佐江子は怯えて震え上がる思いだったが「はいっ。」と頷いて遂にスカートが引きつる程に両足を開き切って見せた…。





・・・続く・・・




































































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