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2日目
ぺろぺろ
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ぷはぁ、と息を吐き出す。
長いキスが終わった。舌の上にはまだベタベタと甘い蜜が張り付いてるようだった。翔はなんだかその感覚が気になってしまって、自分の舌をくるりと丸めて、舌で口内を舐めた。
お兄さんは翔の体にまだ残っているはちみつをまた舐めとり始めた。
ちろちろ、と全てを舐め終わると、お兄さんは自分の唇を舐めて終わらせた。まるで何も残すまいとするようだった。
「翔はここもう舐めるの嫌?」
お兄さんが指を指すのは、お兄さんのペニスだ。
いつの間にか大きく、反り上がっていて、血管まで見えそうだ。
前に覚えた吐き気を思い出す。
翔は絶対にもう嫌だと思い、急いで顔を勢いよくブンブンと縦に振った。
「んー」
お兄さんはどうしよっかな、という顔をした。
「嫌だっていうんならおしおきでもしようか」
翔はあっ、と思った。さっきは何も考えずに、お兄さんの言うことを拒否してしまった。何となくお兄さんがなんでも受け入れてくれるような気分になっていた。
翔はしまった、と思った。
翔はベッドに行くように促された。
「ダメだよ、そこから動いたら」
お兄さんはそう言って、また収納の方から何かを取り出してくる。翔は動けなかった。
今度取り出してきたのは縄だった。
「翔、お利口にしろよ~」
ふんふーんと鼻歌を歌いながらお兄さんが縄を持って近づいてくる。
強くて良くしなりそうな縄を見て、翔はすごく怖いと思った。
「や!やっぱり舐める!!」
え?とお兄さんが言う。翔はすぐにお兄さんの大きく反り勃ったペニスの根本を両手で握って、先端に自分の舌を当てた。
ぺろっ。
もう一度、ぺろ、と舐めて、上を向いてお兄さんの機嫌を確認する。
お兄さんは興奮した表情をしていた。
「いいこだね」
そう言って、お兄さんは、ペニスの先端をぺろぺろとぎこちなく舐める翔の頭をぽんぽんと撫でて、いい子いい子する。
翔は、ペニスはおしっこをするためについているものだと認識していたので、他人のそれを自分から舐めるのは汚いと思ったが、そんなことを気にしている暇は無かった。一生懸命に舐める。
あまりペニスをまじかに見るのに慣れていない翔は、目をぎゅっとつぶり、眉間に皺を寄せていた。
それを見ながら、お兄さんはふと気づいて、蜂蜜を自分のペニスに垂らし始める。
「これ、翔の分のデザートだから、ちゃんと全部舐めとって」
上から垂らされた蜂蜜はペニスの裏筋を伝って、下の睾丸の所まで垂れた。
「ほら、下に垂れちゃうよ」
お兄さんは翔の頭を持って、自分のペニスの付け根、睾丸があるところに翔の顔を押し当てた。
汗っぽい匂いと、甘い蜂蜜の匂いが鼻につく。翔は恐る恐る舌を出して、柔らかい睾丸を舐める。
「そのまま全部舐めて」
言われたままに、翔は蜂蜜が垂れたところを舐めようとする。ペニスの裏側を必死に舐めようとするが、顔の角度が難しくて、翔は不器用にちろちろと舐める。
「おいしい?」
お兄さんがそう聞いてくる。蜂蜜は甘いはずだが、美味しさなど味わう余裕は無かった。血管が浮き上がった、このでっかいブツに立ち向かうのに必死だった。
翔が口もごると、お兄さんは翔のほっぺをつかみ、顔をあげさせた。翔の口に手を入れて、舌を手に取る。
親指でその舌をすりすりと触る。
「おいしいね」
そう言うと、手をベロから離し、お兄さんは自分の舌で翔のベロを舐めた。柔らかい感覚が気持ちいい。
「お、おいしい…」
お兄さんの機嫌を伺って、言っておいた方がいいのかと判断した翔は、お兄さんの顔を見あげながら、そう呟いた。
お兄さんは満足そうにした。
長いキスが終わった。舌の上にはまだベタベタと甘い蜜が張り付いてるようだった。翔はなんだかその感覚が気になってしまって、自分の舌をくるりと丸めて、舌で口内を舐めた。
お兄さんは翔の体にまだ残っているはちみつをまた舐めとり始めた。
ちろちろ、と全てを舐め終わると、お兄さんは自分の唇を舐めて終わらせた。まるで何も残すまいとするようだった。
「翔はここもう舐めるの嫌?」
お兄さんが指を指すのは、お兄さんのペニスだ。
いつの間にか大きく、反り上がっていて、血管まで見えそうだ。
前に覚えた吐き気を思い出す。
翔は絶対にもう嫌だと思い、急いで顔を勢いよくブンブンと縦に振った。
「んー」
お兄さんはどうしよっかな、という顔をした。
「嫌だっていうんならおしおきでもしようか」
翔はあっ、と思った。さっきは何も考えずに、お兄さんの言うことを拒否してしまった。何となくお兄さんがなんでも受け入れてくれるような気分になっていた。
翔はしまった、と思った。
翔はベッドに行くように促された。
「ダメだよ、そこから動いたら」
お兄さんはそう言って、また収納の方から何かを取り出してくる。翔は動けなかった。
今度取り出してきたのは縄だった。
「翔、お利口にしろよ~」
ふんふーんと鼻歌を歌いながらお兄さんが縄を持って近づいてくる。
強くて良くしなりそうな縄を見て、翔はすごく怖いと思った。
「や!やっぱり舐める!!」
え?とお兄さんが言う。翔はすぐにお兄さんの大きく反り勃ったペニスの根本を両手で握って、先端に自分の舌を当てた。
ぺろっ。
もう一度、ぺろ、と舐めて、上を向いてお兄さんの機嫌を確認する。
お兄さんは興奮した表情をしていた。
「いいこだね」
そう言って、お兄さんは、ペニスの先端をぺろぺろとぎこちなく舐める翔の頭をぽんぽんと撫でて、いい子いい子する。
翔は、ペニスはおしっこをするためについているものだと認識していたので、他人のそれを自分から舐めるのは汚いと思ったが、そんなことを気にしている暇は無かった。一生懸命に舐める。
あまりペニスをまじかに見るのに慣れていない翔は、目をぎゅっとつぶり、眉間に皺を寄せていた。
それを見ながら、お兄さんはふと気づいて、蜂蜜を自分のペニスに垂らし始める。
「これ、翔の分のデザートだから、ちゃんと全部舐めとって」
上から垂らされた蜂蜜はペニスの裏筋を伝って、下の睾丸の所まで垂れた。
「ほら、下に垂れちゃうよ」
お兄さんは翔の頭を持って、自分のペニスの付け根、睾丸があるところに翔の顔を押し当てた。
汗っぽい匂いと、甘い蜂蜜の匂いが鼻につく。翔は恐る恐る舌を出して、柔らかい睾丸を舐める。
「そのまま全部舐めて」
言われたままに、翔は蜂蜜が垂れたところを舐めようとする。ペニスの裏側を必死に舐めようとするが、顔の角度が難しくて、翔は不器用にちろちろと舐める。
「おいしい?」
お兄さんがそう聞いてくる。蜂蜜は甘いはずだが、美味しさなど味わう余裕は無かった。血管が浮き上がった、このでっかいブツに立ち向かうのに必死だった。
翔が口もごると、お兄さんは翔のほっぺをつかみ、顔をあげさせた。翔の口に手を入れて、舌を手に取る。
親指でその舌をすりすりと触る。
「おいしいね」
そう言うと、手をベロから離し、お兄さんは自分の舌で翔のベロを舐めた。柔らかい感覚が気持ちいい。
「お、おいしい…」
お兄さんの機嫌を伺って、言っておいた方がいいのかと判断した翔は、お兄さんの顔を見あげながら、そう呟いた。
お兄さんは満足そうにした。
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