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2日目
お兄さんの機嫌
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少し脱力していた後、お兄さんと一緒にシャワーを浴びたところまでは良かったのだが、部屋に戻るとお兄さんの機嫌が変に好調だった。翔はまたさっきのサイズが大きい服を着せられた。
翔が床に座ると、お兄さんが後ろから抱きしめてくる。そして俺の頭に上から顔を近づけて、髪に柔らかいキスをしてきた。
翔はホールドされている状態では何も出来ず、ただお兄さんの好きなようにされる。
お兄さんは翔の頬を右も左も同時に片手でぷにぷにと凹ませる。さっきはお兄さんが自分の性器で翔の口もほっぺの中もこじ開けて苦しい思いをさせたはずなのに、機嫌が直れば痛いことはしてこないみたいだ。
きっとその時はまだ少し機嫌が直りきっていなかったのかもしれない。フェラをした後から、行為が優しくなったのは、機嫌が直ったからだろうか。
そういえば最初にベッドの上でした時も、今回も、翔が逃げようと企んだ後だった。
「しょーう」
お兄さんが話しかけてきた。
「翔のここからまだ白いの出ると思う?」
お兄さんは翔のペニスを、パンツの穿いてない短パンの薄い布一枚越しに触ってきた。
翔は頭をブンブン振って、もう出ない、と答えるがお兄さんは、確かめたいと言っている顔をしている。
翔はもう疲れたので、お兄さんとああやって、セックスをするのは嫌だった。お兄さんの気を逸らしたくて、翔は他のことを口にした。
「そういえば、お兄さんって他の部屋何に使ってんの?」
「興味あるの?」
「い、いや別に?」
何となくツンとして否定してしまったが、翔が知っているこの部屋と、隣の隣の部屋以外は見たことがないので、少し探検してみたいという欲はあった。
逃げようとすると、お兄さんは酷いことをしてくるので、今のところはお兄さんの機嫌を良い状態にしておくために逃げる気はなかった。
しかし放っておくとお兄さんはずっと翔とセックスをしたがりそうなので、他のことをしたいと思ったのだ。
翔が咄嗟に興味が無いように否定してしまったのを少し後悔して黙っていたら、お兄さんは今度は翔の耳をはむ、と甘噛みした。
「ひゃっ、」
翔はびっくりすると同時にソワっとした。これ以上は良くない。
「や、やっぱ他の部屋気になる!!」
「あぁ、そう?」
そう言って翔は何とかお兄さんの欲情をとめた。
「じゃあ、隣の部屋にでも行こうか」
お兄さんの機嫌は良いようだし、何とか平穏にできそうだと思って翔はしめしめと思った。
翔は玄関に置いてあったでっかいサンダルを履くように言われたのでそれを履いて、そのままお兄さんに手を繋がれ、隣の部屋に案内された。
翔が床に座ると、お兄さんが後ろから抱きしめてくる。そして俺の頭に上から顔を近づけて、髪に柔らかいキスをしてきた。
翔はホールドされている状態では何も出来ず、ただお兄さんの好きなようにされる。
お兄さんは翔の頬を右も左も同時に片手でぷにぷにと凹ませる。さっきはお兄さんが自分の性器で翔の口もほっぺの中もこじ開けて苦しい思いをさせたはずなのに、機嫌が直れば痛いことはしてこないみたいだ。
きっとその時はまだ少し機嫌が直りきっていなかったのかもしれない。フェラをした後から、行為が優しくなったのは、機嫌が直ったからだろうか。
そういえば最初にベッドの上でした時も、今回も、翔が逃げようと企んだ後だった。
「しょーう」
お兄さんが話しかけてきた。
「翔のここからまだ白いの出ると思う?」
お兄さんは翔のペニスを、パンツの穿いてない短パンの薄い布一枚越しに触ってきた。
翔は頭をブンブン振って、もう出ない、と答えるがお兄さんは、確かめたいと言っている顔をしている。
翔はもう疲れたので、お兄さんとああやって、セックスをするのは嫌だった。お兄さんの気を逸らしたくて、翔は他のことを口にした。
「そういえば、お兄さんって他の部屋何に使ってんの?」
「興味あるの?」
「い、いや別に?」
何となくツンとして否定してしまったが、翔が知っているこの部屋と、隣の隣の部屋以外は見たことがないので、少し探検してみたいという欲はあった。
逃げようとすると、お兄さんは酷いことをしてくるので、今のところはお兄さんの機嫌を良い状態にしておくために逃げる気はなかった。
しかし放っておくとお兄さんはずっと翔とセックスをしたがりそうなので、他のことをしたいと思ったのだ。
翔が咄嗟に興味が無いように否定してしまったのを少し後悔して黙っていたら、お兄さんは今度は翔の耳をはむ、と甘噛みした。
「ひゃっ、」
翔はびっくりすると同時にソワっとした。これ以上は良くない。
「や、やっぱ他の部屋気になる!!」
「あぁ、そう?」
そう言って翔は何とかお兄さんの欲情をとめた。
「じゃあ、隣の部屋にでも行こうか」
お兄さんの機嫌は良いようだし、何とか平穏にできそうだと思って翔はしめしめと思った。
翔は玄関に置いてあったでっかいサンダルを履くように言われたのでそれを履いて、そのままお兄さんに手を繋がれ、隣の部屋に案内された。
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